優しかった気持ち

人がつくったものが好きです。AKB48劇場公演。

映画「美男ペコパンと悪魔」、劇団四季「ノートルダムの鐘」の感想(小説『ノートル=ダム・ド・パリ』含め)

※当ブログは作品のネタバレを含む感想を書いておりますので、気にされる方は閲覧注意でお願いいたします。

 

はじめに -2023年6月-

単なる偶然なのですが、完全なヴィクトル・ユゴー週間になった2023年6月。トピックスと目次は以下の通りです。ディズニーのアニメ映画から入った「ノートルダムの鐘」はとんでもなく深い作品でした…。

  • ディズニーでも四季でもなく、AKBメンバーが出演するという繋がりで観てきたユゴー小説原作の映画「美男ペコパンと悪魔」の感想。
  • ペコパンから約1週間後に観劇した劇団四季ノートルダムの鐘」の感想。
  • 2作品を見たモチベでがんばって読み進めて、9月に読了した岩波文庫ノートル=ダム・ド・パリ』を踏まえたのが当記事となっています。

 

映画「美男ペコパンと悪魔」【20230609@イオンシネマ幕張新都心

AKB48の下尾みうさんがヒロインとして出演している映画です。推しメン彩希ちゃんと同じ倉野尾チーム4であり、あやなんが岡部チームAの時に仲良くしていたメンバーさんでもあります。下尾くんのツイートやRTで映画作品に出ていることを知り、そしてその原作者がヴィクトル・ユゴーであることを知って興味を持ちました。

 

でも「美男ペコパンと悪魔」。聞いたこともないタイトル。

調べてると1980年代に和訳本が出版されたっきりの小説のよう*1。というかユゴーといえばレミゼノートルダムが二大巨頭って感じだからほかのタイトル全然わからん…。

ということでペコパンの原作本にあたるのは一旦断念。この映画化(その前に同じキャスト陣で朗読劇をやっていた模様)に関するウェブサイトで概要を知るなどしたレベルの知識で、映画館に行きました。会場は千葉県唯一の上映館、イオンシネマ幕張新都心

 

映画ペコパン

ペコパン/隼人:阿久津仁愛
ボールドゥール/亜美:下尾みう
悪魔アスモデ/露店商:吉田メタル

遠藤健慎、梅宮万紗子、橘ふみ、井阪郁巳、桝田幸希、梅村実礼、希志真ロイ、佐藤考哲、逢澤みちる、岡崎二朗、堀田眞三
監督:松田圭太

is-field.com

あらすじ

隼人と亜美は仲睦まじい高校生カップル。読書好きな彼女の影響で隼人も本を読むようになる。バス停ではいつも文庫を読んでいて、彼との会話で「レミゼ最高。ノートルダムの鐘がおすすめ!」なんて話を繰り広げてくる彼女なんです亜美ちゃんかわいい。

そんな隼人が装丁がかっこいいから図書館で借りて読み始めたというのが『美男ペコパンと悪魔』。見た目から入る&絶対読みにくそうなのを手に取るあたりに、読書ビギナーを感じてちょっと笑ってしまったけどそれがまたいい。

そしてちょっとしたことで喧嘩になり、亜美を追いかけていった隼人が交通事故に巻き込まれ意識不明の重体になってしまう。隼人がその夢の中で見るのが「美男ペコパンと悪魔」の世界。夢の中で隼人はペコパンとして不思議な旅をする。

そして隼人の持ち物として病室に置かれていた「美男ペコパンと悪魔」の本を亜美が手に取りページを捲ることで、映画のストーリーが進んでいきます。

 

ぶっ飛びユゴーと松田監督

…とここまであらすじを書きましたが、原作を読んでない者でもわかる通り、高校生の現代劇は映画オリジナルと書いて差し支えないでしょう。

もしもこの現代劇がなかったら、あの超ぶっ飛んでるユゴーのファンタジー(かわいくないファンタジー)世界に身を浸して歩いていくのが難しいくらいぶっ飛んでいるので、令和を生きている人間が観る映画としては大変見やすい作品でした。

原作のペコパンを読んでない(読めない)のでなんとも言えませんが、「映像化不可能」と呼ばれるくらい想像力豊かなユゴーの脳内がぶっ飛んでるというのも間接的に理解しました。
だって、親切にしてくれたアジアの山奥に住んでる親子が正体を現したカブトムシの化け物と、ペコパン戦うんですよ。何言ってるかわからないと思うんですけど、ビーファイターみたいなカブトムシと戦うんですよ。ペコパンが。カブトムシの化け物って19世紀にフランスで考案されてたの?イマジネーション凄くね??ユゴーの頭大丈夫?ってなる。

 

悪魔がもんちゃんだった話

そうそう!それで上記のキャスト一覧で気づいてる人もいるかもなんですが、旅の途中でペコパンが出会う悪魔がね、悪魔が

もんちゃんなの!!!もんちゃん!!!

(※舞台「WIZ オズの魔法使い」のエメラルドの国の門番役"もんちゃん"こと吉田メタルさんが、ペコパンのこの映画に出演していたよ!ということを筆者は一生懸命に伝えようとしていますが、興奮のあまり語彙力が崩壊してお伝えできない状況にあります)

 

まさかここで吉田メタルさんに巡り合うことになるとは…。軽く10年ぶり。相変わらず迫力のある、でもちょっとどこか憎めない悪魔でした。私は頭が悪いので、悪魔がペコパンに交渉している話がペコパンにとって益か否かを判断できず、もし私がペコパンだったら悪魔が出してくる好条件の表だけを見てはいと契約してしまいそうだなと思った。それで実際、(夢の中で)ペコパンが彼女の元に戻ってくる時にはもう何十年も時が流れていてお互いに年老いてしまっていました、ちゃんちゃんっていうオチなんだけど、それでも二人で過ごせる時間を幸せそうにする終わり方なんですよね。

 

ボールドゥールと糸車

パンフレットのインタビューで下尾くんも「年老いた姿を演じることになるとは」って言っていたんだけど、美しいのよ、年取ってもあなた。

ペコパンが塔にいるボールドゥールを迎えに行った時、年老いた顔が見えないように足元から少しずつ映していくカメラワークだったんですが、糸車を操っている手付きとペダルの足捌きがなんだかとても玄人みがあったというか、体の筋が通った所作をしていて美しかった。それに、実際おばあちゃんの姿に特殊メイクした下尾くんが出てくるんだけど、美しいのよ(2回目)。

ペコパンも魔法を解いて(ボールドゥールが持たせてくれたネックレスが若さを保つお守りだったと気づいて捨てるんですかっこよ)年老いた姿になって、二人は再会を喜びます。技術が大進化した令和時代にあって最高の特殊メイクでしたが、若い演者の二人の老人の演技、ヨボヨボした声の出し方などにはやはり初々しいものがありました。でもまあ、このぶっ飛んだユゴーの作品だったらしょうがない。そんなこともあるだろう。

 

現代劇のほうに戻ってぶっ飛びユゴーにつっこむ

そしてユゴーの世界が現代劇のほうにもリンクして天使が現れて、彼氏くんがやっと目を覚ましてくれます。最後は笑顔の二人と、吉田さん演じる露天商が並べる指輪とネックレス(ペコパンとボールドゥールがそれぞれ贈り合うもの)で終わります。

ペコパンの原作を読んでいないので何とも言えないけれど、ここはユゴーもこんな脚色をされるとは予想してなかったんじゃないでしょうか。ノートルダム小説を読む限り、こんなハッピーエンドはユゴーが思ってもなかったものだったんじゃないだろうか。

21世紀の創作力を舐めてはいけないぞ、ヴィクトル。こっちも変態ばっかりだ。

 

というわけでこの日偶然にもノートルダム上巻をバッグに入れていた私、亜美ちゃんのおすすめ本を持っていたことで嬉々として読書のエンジンがかかる。ちょろい。ありがとう下尾くん。

そしてあっという間に劇団四季の観劇の日となったのです。(以下に続く)

 

2023年11月

映画「美男ペコパンと悪魔」はロケ地が立川だったご縁で、11月24日〜30日まで立川シネマシティで凱旋公開が決まったようです。気になる方ぜひ観てみてください。

ユゴーの物語は意味わからないし意味わからなくていいけど、とにかく下尾くん演じる亜美ちゃんが健気でかわいいです。

 

イオンシネマ幕張新都心にて

 

 

 

劇団四季ノートルダムの鐘」【20230611昼公演@四季劇場秋】

本当は2022年9月にKAATに観に行く予定だったのですが観劇予定日の出演者のコロナ感染によって公演が中止になってしまい、一年近く待ちました。
長かった。ようやくです。

席も大変見やすい位置で観ることができました。ありがとう。感謝。

 

カジモド

カジモドは、連れていってくれた友人の"推しモド"*2である飯田達郎さん出演の日でした。カーテンコールで何度か出たり履けたりを繰り返している時に、舞台セットの鐘に手を伸ばしてジャンプして軽やかに走り去っていったところに、このステージで初めて彼をカジモドではなく飯田さんとして認識できる一面が見られて微笑ましかったです。

 

プロローグが進みカジモドが登場する場面、クロードが弟から受け取って抱えた赤ちゃんのお包を、飯田さんがそのまま背負ってローブを着るとあっという間に背中が歪んだカジモドに。この演出になんでかとても感激してしまった。皮肉も効いているように見えたりして考えさせられました。しかしうまく作られているなあ舞台って。

 

歌となると、その優しく包み込むような歌声が会場いっぱいに響きます。心優しい青年がそのまま表に現れたような存在ですが、声はガサガサで足を引きずっていて、鐘撞きをしているせいで耳も聞こえが悪いらしい。醜さの象徴として、頬に青っぽいインクで汚れがあります。

 

舞台セットと演出

縦に3段並んだ並んだ聖人像は、モーセの帯の再現でしょうか。ドアのように開いてキャストが顔を出したりします。足場のようなシンプルな木製のセットは、当時のパリの質素さを想像させます。ノートルダム大聖堂上層の手すりも木製のもので再現されていて、その手すりもシーンによっては縦に構えて扉の代わりにしたり、手すりでも聖堂の角に追い詰められたような三角状の構えになったりと可変。

 

シーンがころころ変わる一方で、転換しづらいものをよくこのような演出と美術でクリアしたなあと舌を巻きました。セットを眺めてるだけでも浸れる素敵なものでした。

開演前、自分の席からの撮影はOKとのことで記念に。セットから最高でした。

 

ディズニー映画との比較とフィナーレ

ディズニー映画の曲中では「Who is a monster? and Who is a man?(誰が怪物か?誰が人か?)」と、人間の本性は見かけで判断できないという意図のことを問いかけています。それに対して劇団四季版は「どこに違いがあるのだろう?」です。

これは大きな変化です。モンスターか人間かの2択ではなく、「モンスターが悪」「人が善」という前提もない。誰もがモンスターになりうるし、誰もが人でありうるという、もっと可能性が広い問いかけです。最後にこのメインテーマを歌唱しながら、パリの市民、主要登場人物のみんなが、手で顔を汚し、カジモドと同じようになっていきます。これはとても興味深い違いです。

 

フィナーレ、登場キャストが青いインクで顔を汚していきます。一方で逆に、カジモドは衣装のローブを脱いで"普通の"健康な青年の姿に戻り、死後のカジモドの展開を語ります。これはノートルダムドパリの小説の最後と同じものでした。

ライトが当たる美しい青年、顔を汚したパリの市民たち。(インクなんてみんないつどこで仕込んだ?)っていう驚きと展開にぎょっとする中、フィナーレ。

 

さあそろそろこの物語も終わりがきた
あなたの心に何かが響いていますように
答えてほしい謎がある 人と怪物、どこに違いがあるのだろう?

 

そしてキャスト全員で渾身の合唱。魂が浄化されていくような荘厳さ。こんなん言葉を失いますわ。この頭に入ってる語彙を駆使してどう書いたらいいのかわからんくらい、感想を言葉にすることを放棄したくなるほど。放棄しますね。パーフェクト。

 

目の前で生身の人間が、当時の文化や振る舞いで演じている舞台芝居ならではの熱量と迫力。世界観への没入感がとてつもなかったです。まるで1482年のパリに旅行にでも行ったかのような体験でした。チケット代1万2千円が安く感じてしまうほどでした。本当に素敵な良きものを観ることができました。ありがとうございました。

 

 

 

小説『ノートル=ダム・ド・パリ』を読んで

観劇後さらに火がついて、2016年に岩波文庫から出版された和訳を本格的に読み進めました*3。学生時代に図書館で探したときは酸性紙のポロッポロの和訳本が出てきたので、その後新しく和訳が出版されているのを見るに、作品がこの十年で注目されているんだなと思う。

 

9月に入ってようやく上下巻を読了しました。以前上巻を開いてすぐ『カラマーゾフの兄弟』を断念した私ですが、ノートルダムは身構えていたよりは大変読みやすかったです。学生の頃パリに行ったことはあるから場所を想像しやすかったり、ユゴーの言わんとする哲学をなんとか拾うことができたから内容もとても面白いんですけど、

長えのよ。とにかく長ぇ

フィーバス隊長なんて下巻でやっと出てきて存在思い出したってくらい…

 

ユゴーが彼が生きて作品を書いてた19世紀の読者層を感じる内容と長さ。ストーリーだけだったらこんな分厚い上下巻にはならない。ストーリー以外の時代背景、街の情景や人々の生活の描写、この物語を「神」の視点で見ている筆者のさまざまな考察のほうがページ多いと思う。

美術史を学んでた頃を懐かしく思い出すワードが連発。注釈多いし勉強になるけど、注釈読んでも知らないことがいっぱいだし、私は興味深く読んでいたけどこれきっと興味がない人はとても読めない。だって、建築と書物について大いに語った後にやっとストーリー進行に戻るかなと思いきや、「もう一度かいつまんでおさらいをしておこう。*4」とか言い出してまた同じくらい語り出していい加減にせーや()ってなったもん。一周まわっておもしろすぎる。自由。文豪と読者である知識人たちの高尚な世界の読み物って感じ。きっとこの時代の小説ってそういう存在だったんでしょうね。死ぬほど長いけど、今でいう連続ドラマやシリーズ化する映画みたいなものなのでしょう。

「タイパ」がなんだと言われてタイトルと内容のギャップにいちゃもんつけられたり、そんなトラブルがないようにタイトルが文章になる作品が多い今の時代では考えられない。小説ってこのくらい自由でいいんだなと感じた。希望。

 

原作小説、ディズニー映画、劇団四季の比較

先日金曜ロードショーでディズニーアニメ映画「ノートルダムの鐘」が放送されました。21年ぶりの地上波放送だったそうです。

それを観て、自分はあまりディズニー映画作品を見込んでいなかったんだなと感じました。こんなシーンあったのかっていうのがたくさんあったし、自分が見込んだ自負のある作品と比べたらまだまだだった。

 

そんなディズニー鐘ビギナーの私の目でも、小説、ディズニー映画、劇団四季の違いを感じたことはあった。

まず登場人物の設定や関係、物語の展開ですが、ディズニー映画とも劇団四季ともまったく違うものでした。ディズニーで聖職者が判事に変更されているのは大きいけど、正直どっちがどういうお立場なのか当時の情勢わからないから問題ない(頭悪い感想)。

 

あと、興味深かったのはフロローの死に方。四季版もディズニー映画もどちらも「合ってる」ということが小説を読んでわかりました。舞台と映画それぞれで表現しやすい方にフォーカスして描いたんだな。

超大作の小説だからこそ、切り取る部分次第でいろんな表現の仕方ができるなと思いました。面白い。この点は先の「ペコパン」の映画と同じかもですね。

 

どの作品もそれぞれにいいところがあって、2023年に集中的に観たり調べたり考えたりすることでいい経験ができたと思います。「ノートルダムの鐘」というディズニー映画をきっかけにこんなにも深い世界に足を踏み込むことになるとは…。これがウォルトの望みならこんなに良い流れはないな。

*1:『美男ペコパンと悪魔』ユゴ- (著), 井上裕子(翻訳) (著), シャンタル・プティ (著)、草思社、1980年
https://amzn.asia/d/3mdfLYH

*2:「推してるカジモド」で推しモドらしい。

*3:ノートル=ダム・ド・パリ(上)(下) 』ユゴー (著)、辻 昶 (翻訳)、 松下和則 (翻訳)、岩波文庫、2016年
https://amzn.asia/d/9bLwf21

*4: (上) p.268

「僕の太陽」公演【20231111 13:00-】

先週11/5の僕太女限がはずれてへそ曲げてたら今日が当たりました。
チーム公演が終わった今はもっぱら僕太と研究生だし、どんなつらい時も投げていればいつか当たるもの。それが同じ演目を劇場公演でくり返しやる意味だったりもすると思います。

 

黒須遥香・齋藤陽菜・下尾みう・下口ひなな・谷口めぐ・福岡聖菜・武藤小麟・村山彩希

 

前座はなしでoverture。MIX前の煽りとか久しぶりに大きな声を聞いたような気がする。Dreamin' girlsで下手柱のすぐそばにいる彩希ちゃん。最近は別のポジションで出演することも多くなってたけど卒業していったメンバー抜きでのポジ割りが考えられない頭になってしまったので、いつもと同じ安定のポジションでほっとしました。これで問題なく見える。下手ブロックの立ち見です。

そして下尾くんがいるんだ今日は。僕太の下尾くんを劇場で見るのは今日が初めて。

RUN RUN RUNの2番も下手で舞っているのがよく見える。下手ブロックに赤×黄のサイリウムが集まるわけですわ。アウトロ、今日はハイソックス両足とも大丈夫と思ったのに右足のほうを上げ直しましたw念のためかな。

すごく今更なんですが未来の果実の♪Boys and girls〜♪のところ、手のふりは親指→小指になってるんですねってことに気づいたりした。なんで今更気づいたんだろうってタイミングでこんなことに気づく。中盤曲のそんなこんなわけでと同じですね。初期の振り付けの覚えやすさの工夫を感じた。

ビバ!ハリケーンの2番前のテンポよく移動していく振り付け好きなんですよね。ひななと目があった時のテンション爆発するの大好き。じゃんけんは柱で見えなかったけど、ひなながグーを出してグータッチみたいなことしてるように見えました。仲良いね。あの凸凹のセリを動き回るの怖そうなんだけど、本当に楽しそうに飛び跳ねますね。

 

自己紹介MC、小麟がよかったなあ。11/11と自分のキャッチフレーズをかけてうまいこと締めていたので、終演後アンケートのMCで印象に残ったメンバーに小麟って答えました。←

あと「わんちゃん猫ちゃん\小麟ちゃん!/」の瞬間に、下手柱の陰からひなな先輩がカギカッコの [ ←両手をこの形で飛び出してきて笑ってしまった。はーちゃんのキャッチフレーズではもう全身でクロスするようになっちゃったし、元気だなひななは。

お題の「No.1になれるもの」彩希ちゃんは当然のように劇場公演への愛と答えてくれました。嬉しい。好きなこととか目標とか活動の中で変わっていくメンバーさんが多い中で、劇場公演が一番だと一貫して言ってくれるのは安心するしやっぱり嬉しい。

あと、後半のMCで全員で同じ答えをいうチャレンジをした時にお題「今の気持ちは?」で三人が「公演楽しいー!」など言う中ひとりだけ「おなかすいたー!」とヲタクの気持ち代弁してくれた彩希ちゃんが彩希ちゃんで大好きでした。昼公演って時間帯微妙だからね。合間でなにか食べておくれ。

 

アイドルなんて呼ばないでで聖ちゃんが彩希ちゃんに絡むところ、今日は握手で差し伸べられた掌をツンとつついて終了しました。はーたんがちまちましててかわいい。
すごい今更なんですが(2回目)、終わって僕とジュリエットとジェットコースターのイントロに入るところ。前曲メンバーが次の曲ちょっと踊って袖に捌けていくの大好きマンなので観察していましたら、ライトでステージが赤に染まるから、アイドルのショッキングピンクの衣装の色が沈んで、ジェットコースターで登場するシルバーのコートが生えるんですね。かっこよ。下尾くんの高身長はこの曲に似合いますね。

愛しさのdefenseは安定の妖艶さ。薄ら口を開いて踊ってるのがわかってますよね、ずるいセクシー。今日はゆるめるところと鋭く魅せるところとを意識して分けてるように見えた。そう見えただけよ。そしてdefenseも前曲メンバーがちょっと踊って捌けていくの見守ってましたが、シリアスな雰囲気が一変して明るくなるのでニコニコになってひょこひょこスキップみたいにるんるんしながら捌けていく三人の黒い妖精さん好き。

向日葵の秋元ポジ下尾くんいいな!似合う。振りに不安があるのかひななと目を合わせるたびに確認しながら踊っているように見えて、ダンスが得意な下尾くんには珍しい姿だなと思いました。ダンスというかスタンドマイクの手振りだから覚え方が違うのかもわからんですね(思えば瑞葵ちゃんのミニソロライブで向日葵を歌った時もやや不安そうに手振りしてたので振りコピをやめたヲタクわい)。

 

竹内先輩の村山先輩かわいい。ひたすらかわいい女子高生の曲なのでひたすらニコニコしてるのがかわいい。あの早替え用のブレザーとスカートがくっついている衣装、実は違和感があってあんまり好きじゃなかったんですが彩希ちゃんですっかり見慣れました。推しは偉大。

そんなこんなわけでのペアが下尾彩希なの爆発した(語彙)。大好きな二人一緒に見られるの嬉しい。デジャビュもですが下尾くん、まあ映える。髪を下ろしてることもあるのかもしれないけどステージ映えがすごい。年齢に対して大人びた顔立ちしてるから謎の人妻感というか(日本語を直せ)セクシーでどうしよう。

 

彩希ちゃんの語りで始まる夕陽を見ているか?が今日は沁みました。自分の境遇とか重ね合わせるとジーンと来てしまう。ここ数日はずっと雨や曇だから、あのオレンジ色のライトが眩しくて暖かくて見られてよかった。
今日ははーたんの足を踏んでしまってました。後ろ向いてはーちゃん&下尾くんを呼ぶようにしてセンター集まってきてみんなでサビに入るの好き。
そして、彩希ちゃんが隣にいる小麟が「星」を描くのをニコニコ見てるの大好き。小麟もここはこれと決めたパフォをいつもやってくれるので好き。オンデマ配信で定点で見てるとド定番&何度も見てきたはずだけど、劇場で生でこの絡み見れたのやっとな気がする。彩希ちゃんが小麟と絡むようになったの結構最近じゃなかったか?記憶。

 

アンコール、Lay downは下尾くんと彩希ちゃんは背中合わせで参上。下尾くんから彩希ちゃんに肩組みして仲良くしてました。2番ではひななと相変わらずの絡みですが、強く抱き合ってるのになぜかアニメの茶番みたいな感じになってるのがしまむら好きだよ。

そして!彩希ちゃんの言ってた通り、網タイツが本当に新しくなってました!!!(興奮の太字。来場者アンケートに書いた甲斐がありました。それに先月の握手会で教えてくれたとおり!!!やっと綺麗な網タイツでパフォできるねよかったね。でも…聖菜ちゃんの網タイツはまだでかい穴空いてたの見逃してないからな!?運営さん引き続きよろしくお願いしますね!?

この曲のひななってメンバーと絡みまくって、目が合えば笑いまくって、凸凹したセリを飛び回ってる印象があって、パンツ衣装が似合っててこの世界観に溶け込んでていいなー…って見守ってると、アンニュイな表情でしまむらで肩を組んで謎の決め顔で曲が終わるからほんとこういうところ好き。

 

BINGO!僕の太陽は本当にいつも客席へのレスが楽しそう。僕の太陽の「時には雨だって降るだろう」の時に、雨と寒いのジェスチャーをやってました。急に寒くなったもんね。でも今日は曇りだったの忘れるくらい楽しかったよ。

あとイントロや間奏でコールを一緒に口パクで言ってる彩希ちゃん。MIXだけじゃなくてメンバーの名前も一緒に言ったりしてて、自分は下手で踊りながらセンターで歌ってるはーちゃんのコールを一緒に口ずさんでるのはびっくりしました。客席側はステージを見て誰が歌ってるか確認しながらコールするので、パート割りが頭に入ってるメンバーさんならでは。本当に公演が好きなんだな。(というかステージからだと誰が歌ってるか流石に見えるかw)

 

新曲披露で何度か観たはずなんだけどアイドルなんかじゃなかったらのことを書いたこと無かったことに気づくなど。センターはおめぐちゃん。サムネイル公演は終わってしまったのでもう誕生日TANGOは見れませんが、私はしばらくの間今度はアイドルのサビでアイソレしてる彩希ちゃんを見て「よし首大丈夫だね」の確認をすることになるなと思いました。今日も無事に動いてました。

 

お見送りで彩希ちゃんが「優勝した?!めっちゃ後ろのほういたよね」と、珍しく声かけてくれましたw 確かに一番後ろの立ち見ではあったが、通路側のポジションは優勝巡では絶対取れないのだよ……優勝じゃない。21巡だ。 ←今年3回目の21巡

 

 

今日はなぜだか感想がポコポコ出てきて長めの記事になったな。何度も見てる公演なのにこんな日もあるんですね。ほんと入場順って関係ないのかもしれない。

なぜだか…と言っても理由はなんとなくわかっているけど。

今日観た彩希ちゃんは、もう幕が開いた瞬間からニコニコ。本当に楽しそう。ずっと目を細くして笑ってる。邪が抜けてるというか、何よりも大好きな劇場公演に毎日のように出演できている昨今、人はこんなにきらきらするんだなというほどの幸せそうな笑顔でした。観ているこっちも楽しくなって、自然とニコニコしてしまって元気が出る。

連続3日4回の僕の太陽公演お疲れ様でした。大充実だね。

人って好きなことに浸ってるとこんなに夢中で幸せそうな顔するんだな。そんな彩希ちゃんの表情を久しぶりに観られた気がして良き日でした。ありがとうございました!

 

そして先日の武道館コンサートで発表された通り、おそらく劇場公演の他の時間では来月2023年12月8日に初日を控えたオリジナル新公演のレッスンなどなどをしていることでしょう。楽しみですね。

 

 

ひななツイッタより

彩希ちゃんツイッタより

 

「僕の太陽」公演 込山榛香生誕祭【20231026 18:30-】&備忘録【20231004 18:30-】

 

「僕の太陽」公演 込山榛香生誕祭【20231026 18:30-】

こみちゃん生誕に当たったのでお祝いに行ってきました。15期勢揃いに加え、彩希ちゃんにおかりなさんもひななもいらっしゃいます。おかりなさんと亜美ちゃんはこの日が見納め。

岡田梨奈・込山榛香下口ひなな・谷口めぐ・福岡聖菜向井地美音村山彩希湯本亜美

前座:小濱心音・畠山希美(アボガドじゃね〜し…

 

下手ブロックに着席するという自分にしては珍しい選択をしたのですが、下手でしか観られない僕太彩希ちゃんってたくさんいるんですね。きてよかった。RUN RUN RUNとか。こんなダンスをしてたんだっていう気づき(何回見てきたの?←なんだかんだ大好きな曲なので無難にセンブロばかり見てた)。柱で全く見えなかったけど、きっと走り出す前の「よーい!」のポーズする時に下がってきたソックス上げたんだよね見えてたよ(心で)。

 

アイドルなんて呼ばないでの彩希ちゃんは、1番だけ鏡越しだったけどかなりばっちり拝めました。柱鏡にあんなにばっちり映ってくれるとは。感謝。見れば見るほどすごい曲(語彙力低下)なんですけど見慣れるんですよねこれ。不思議なことに。2番聖ちゃんが求めに行った握手に彩希ちゃん、今回は応じてくれててニッコリ。

おかりなさんの僕とロミオとジェットコースター、ほんとかっこいいんすわ…。あの低いイケボでね。

愛しさのdefenseは下手柱で一人隠れてしまう分、一人一人をじっくり見れたな。このユニット三人みんな魅力的で目移りしてしまうことが多くて。彩希ちゃんと時々おかりなさんをじっっっくり見ることができた。相変わらずの体のしなやかさ。この二人が一緒にdefenseやるのも今日が見納めかなと思うとしんみり。

 

中盤戦は竹内先輩そんなこんなわけでデジャヴュ。どれも彩希ちゃんが結構ポジション的にこちらにくるんだな。いってよかったn回目。竹内先輩のニコニコMAXから一気に大人の世界観の2曲って高低差すごいけどどちらの彩希ちゃんも好き。

アンコールのLay down1番は美音と肩を組んでヒソヒソ話をしてるんだけど、彩希ちゃんが何か納得いかないような顔をしてて一体何の話だ業務連絡か?となった。下手セリ上の絡みを真正面からまともに見たことなかったかもな。パフォでも下手柱の外側でのポジションが結構あったし、こんなにLay downしっかり観られるとは。腰つきとかほんと、柔らかい体を生かしててセクシーだしうまいなあ。BINGO僕の太陽はいつもの如く最高。下手花道のこみちゃんも見たいし、上手花道の彩希ちゃんも見たいしで視線迷子になってましたw

 

そして、こみちゃんの生誕祭。亜美ちゃんからのお手紙が素敵だったなあ。合うところも合わないところもひっくるめて、仲間として本当にずっと一緒にやってきたんだなという暖かさを感じました。

こみちゃんがこんなにはっきりと話している姿が正直意外でした。大昔に一度ステージの感想をお伝えしに握手会に行ったことがありましたが、あの頃は本当にキャピキャピの女の子だったから。それが、この日のMCでも「こみは映画のあらすじなど説明がとても上手」という話がありましたが、話すのがお上手。そしてメンバーやファンのことを思いに思っていて暖かい。大人になったなあ…。

 

 

 

 

「僕の太陽」公演【20231004 18:00-】

齋藤陽菜・福岡聖菜下口ひなな湯本亜美・岡田梨奈・黒須遥香・長友彩海・村山彩希

前座がある日とない日の違いを知りたい。単に研究生のスケジュールの都合なのかしら。

彩希ちゃん在籍のチーム4の千穐楽公演の翌日、僕の太陽公演を見てきました。自己紹介MCで「元チーム4の」って言ったおかりなさん流石ですわ。他の子はまだチーム千穐楽迎えてなかったから4だけ「元」のってつくのがまたなんとも複雑で、4→B→K→Aは遵守される文化に疑問浮かびましたわ。

 

ビンゴ運が低迷しているので、例によって安心安全のお立ち台へ。全体を見渡せていいですね。劇場で聖ちゃんをお目にかかるのがだいぶ久しぶりな気がして調べたらやっほーさっほーチームB以来だった。ちいかわネキのはーたんも。チームAは全然追えてないからそれでお久しぶりになってしまったんだな。

RUN RUN RUNの最後一列走り出すよーいのポーズで、彩希ちゃんがさりげなく(もはや全然さりげなくない)両足のソックスを引き上げたのは笑ってしまった。落ちてくるんだよね。わかるよ。

このポジションだと聖ちゃんが黒ひななとヒグラシノコイなのね。

愛しさのdefense、歌ってるあやみんとおかりなさんの間で鏡に向かって踊ってるのが綺麗でした。なんだかMARIAみがあってあの頃の劇場公演だなっていうのを感じて懐かしくなった。

Lay downの2番は上手側でひななと絡みがある彩希ちゃんですが、網目より空いた穴の面積の方がはるかにでかい網タイツを引っ張っていじられてました。流石に逆にどうやって履いてるのか疑問が湧くくらいの穴なので、買い直してほしくて終演後アンケートに書きました…(´ω`)

 

そしてこの日は最後の挨拶前、はーたんの卒業発表がありました。MCでは新曲タイトルに準えて、アイドルじゃなかったら何をしていたかった?という話題。はーたんは賢くて勉強ができるイメージがあったのですが理系なんですね。

まりんちゃんもそうですが、学業とAKBの両立はとにかく大変だと思う。メンバーによっては「大変だけど頑張ればできるよ」と話してくれた子もいましたが、中学高校を出てさらに先の大学となれば、それは個々人の将来像との兼ね合いにもなる。勉強や研究が好きだというメンバーであれば尚更、葛藤が大きかったことでしょう…。特に体調を崩して活動休止していた時期があると、今の自分にできること、本当にしたいことは何かについて真剣に考えた末での卒業でしょう。大変だけど頑張って無理して体調を悪くしては元も子もないから。

若いメンバーの卒業は寂しいけれど、自分の道を頑張り、楽しんでほしいですね。そうしたらサイエンティストにだって猫にだって何にだってなれます。

 

↑掲載期間が長かったこの壁写も、この日に見たのが最後でした(´ω`)

 

 

映画「ガールズドライブ」先行プレミア上映舞台あいさつ【20231102 15:45-@TOHOシネマ錦糸町】と今日という日のポエム

映画「ガールズドライブ」&舞台挨拶を観に行ってまいりました。先月に静岡で開催されたのに続き、東京での先行上映とキャストご挨拶です。

 

監督が「映画は上映開始の3日間が勝負」と仰っていたことから何か感想を残したいと思ったのですが、ネタバレをあまり気にしない故うっかり書いてしまう可能性がありハッシュタグツイート(X)は怖いなと思ってブログに書いてURLリンク貼ることにしました。

目次は以下の通りです。

ネタバレ注意で書いていこうと思いますが、うっかりネタバレやらかす可能性もあるのでこれから初見するのを楽しみにしてる!っていう方は閲覧ご注意ください。目次を出しておきますのでご確認の上でお願いします。

映画「ガールズドライブ」先行プレミア上映舞台あいさつ【20231102 15:45-@TOHOシネマ錦糸町
当記事の目次

 

公式の完全教本で得た知識

『映画 ガールズドライブ完全教本』(東京ニュース通信社)はビジュアル本かと思ったんですが、その実はビジュアルブック&キャラ設定の解説のほか、AKB出演メンバーそれぞれ個人のインタビュー&みんなでの対談が載っている充実の内容だったので、割としっかり読んでいきました。私はAmazon限定表紙のものを買いました。

作中で明言されるわけではない設定もこの本で網羅できたところあります。「どうして?」と思うことがあれば、この完全教本に説明されてるかもしれません。

あとはこの教本に限らずですが、公式SNSが発信してる写真とか、映画のエンドクレジットのオフショット写真を見ると「こんなカットなかったよな」ってものも多くあるので、実際に映画中で使われている以外にもいろいろと撮影されていたんだろうなと、やや短めの上映時間から思った。もし没になった未公開シーンとかあるならいつか見てみたい。

 

 

出演者&監督による舞台あいさつ(20231102@TOHOシネマ錦糸町)備忘録

舞台あいさつ@錦糸町の登壇キャスト

小栗有以、山内瑞葵、倉野尾成美、山﨑空、久保姫菜乃(AKB48)/水野勝、近藤雄介若林拓也鈴木Q太郎ハイキングウォーキング
監督:宮岡太郎
司会:(ごめんなさいお名前を忘れてしまったけど撮影中になるちゃんにかき氷を買いに行ってくれた制作スタッフさん)

 

プレミア上映も舞台挨拶も行くの初めてだったんですけど、上映後に挨拶があるんですね。先にやると思ってたけど、映画の内容の話とか制作側はしたいだろうし考えてみればそりゃそうか。

 

舞台あいさつ備忘録

  • ゆいゆい:最初はあまり接点のないメンツだったので不安だったが撮影を通じて絆が深まった。(※決して不仲だったわけではない)
  • ゆいゆい:小春を演じるにあたり、何か一つを夢中になって推す経験をしたことがなかったのでメンバーを参考にした。その名も大盛真歩ちゃん。
  • ずき:猛暑の中で台風が近かったりもしたけど、天気の様子を見ながらみんなで乗り越えた。みんなの中で一番日焼けした。
  • なる:撮影中すごく暑くて「暑い!」っていうのがもう声に出てしまうくらい。ただそれを聞いていたのか気を利かせたスタッフさん(今日の司会者)がかき氷を買ってきてくださったけど、撮影が押してしまったので真ん中にちょっと氷が残ってるくらいまで溶けたかき氷をみんなで食べた思い出。
  • そらら:いつもニコニコしてる自分とはギャップがある役だった。普段は本も読んだりしない。
  • (ブログ主の感想)水野勝さん、前にFFさんが推してたグループのイエロー担当の方だ!!!!(グループ名は出してなかったので私もあえてググらない)
  • 男性キャストさん(お名前失念すみません):僕らは基本2日のとても短い中での撮影。今年の夏は夏らしいお出かけをしなかったけどこの映画撮影で海に行けた。AKBメンバーの皆さんは本当に過酷なスケジュールの中で撮影されていた(賛辞)。
  • 水野さん:控室が海の家の2階だった。俺たち3人と久保ちゃんが一緒になってしまってちょっと申し訳なかった。話してみると、久保ちゃんが小栗さんときちんと話したことがないということを知った。背中を押した結果、その後の撮影で待機が車内になった時に、久保ちゃんが勇気を出してゆいゆいの隣の席に座り話をしていた。僕が背中を押した。(ゆいゆい:「知らなかった。そうだったんですね!」、司会者:「水野さんは以前グループで活動していたこともあってそういう気遣いもできるんですね」、水野さん「なので後輩を気にかけてあげてください!!」)
  • 監督:撮影が夏で期間もとても短い中、AKBメンバーの皆さんの「集中」をとても感じた。しかも台本のセリフはしっかり頭に入っているし、撮影中にここをこうしてほしいと伝えた時の「修正力」も素晴らしかった。
  • Q太郎:司会から「鈴木さんについてはどうでしたか?」の話になってから舞台あいさつに途中入場。なるずきの間に入ってなるからマイクを取る。「(今日は)SNSでチェックしてやるって聞いたからきました」とコメント。撮影では監督から「そんなに意識して演技しなくて大丈夫です。普通に演じた方が気持ち悪いので(いい意味で)」とアドバイスを受けた。

…のような具合で登壇キャストの皆さんが和気藹々とトークした後で、取材用のフォトセッション、映像撮影があり終了しました。卑弥呼様ー!もやってました。

 

映画「ガールズドライブ」の感想箇条書き(ネタバレしないように善処はしてる)

  • 上映時間75分くらい
  • 小春(ゆいゆい)が不憫で仕方がない。けどもしラジオDJが現実にいたら大なり小なり炎上案件だったと思うから安心してほしい
  • 由佳と演じるずっきーのギャップ凄まじくてぜひ打っていただきたかったし、映画観たずきちゃん推しきっとそう思う。蹴られたいに引き続き打たれたい。
  • 歩美役のそららの演技が想像より自然で素敵だった。セリフで多くを語らない役の分、教本で得た知識で背景が読めた。プールでそれはもう泳ぎたかっただろうなと思うとほっこり。
  • 「れなぱ(なるちゃん)と学ぶ青少年のSNSとネットリテラシー講座」といっても過言ではない表メッセージ。そんな玲奈の考え方が、旅を通じて変わっていくのが好き。
  • イエローの車に乗って ワクワクする分 近くなる
  • COZIがキモい(褒めてる)
  • 作中一番の笑いを掻っ攫っていく由佳ちゃんとみんなが大好き
  • 高校生の少女4人と静岡〜東京による美しすぎる環境映像
  • 歩美めっちゃ大事な役。ありがとう好き
  • 小春が陸上部っていう設定の理由が最後にスッと理解できて好きだった
  • まさかのエンディング。設定がどれもいわゆる"伏線回収"されていて、4人が一緒に旅をすることに運命を感じられて良き。
  • 瑞葵ちゃんの演技がとにかく秀逸。傷ついた時の気まずそうな、でも泣いちゃダメって堪える感じ、(イーリスの時によくみた)小馬鹿にして鼻で笑うようなキレそうな表情とか、とても繊細。とても。黒髪おろしウェーブ感謝。ビジュアル最高。人類最強。人類の1軍。そんな完璧な彼女(由佳とも瑞葵ちゃんとも言える)もすべての女の子と同じ悩みを持ってて、同じように愛情を求めてるということ。キャラの性格自体は真逆だけど抱えていることは共通していることだろう。沁みる。
  • 完全教本インタビューでみんなが印象に残ったというシーンが「ああ、ここのことか」っていうタイミングでくる。予告編からは想像させない工夫が見えて不意をつかれた。よき。
  • そういえば公式Twitter(X)がオフショットとして投稿していた美しい瑞葵ちゃんの写真(傘さしてる)はシチュエーションなかったな。あれ本当にオフショットなのか、カットになったシーンか。いずれにしてもいい表情してる。

 

2023年11月2日の感想と締め

今日はそんなこんなで映画「ガールズドライブ」を楽しませていただいたわけですが、錦糸町から3駅先の秋葉原AKB48劇場公演は僕の太陽公演があり、終演直前のMCで篠崎彩奈さんの卒業発表がありました。

 

先日の個別握手会では村山さん、篠崎さん、山内さんにつづく新しい山こと山﨑空さんに初めましてで行ってみたり*1、星空かわいいし研究生始めるか?って思ったり色々あったんですが、それって「今の推しが卒業していなくなった時の保険をかけてる状態」みたいで複雑な気持ちになりました。13期の彩希ちゃんとあやなんは好きになって推して、もう四捨五入すると5より10の方が近いくらいの年数になっております故そんなことも考えてしまいます。人生の半分以上グループのアイドルさんを推してるとこうなります。*2

 

「ガールズドライブ」に出てくる高校3年生の小春は、中高の青春時代の全てを陸上部の厳しい練習、周囲からの期待のプレッシャーの中、応援していた男性アイドルグループに元気をもらって頑張って部活に励むことができていた。それを解散という形で失ったことにショックを受け、それを相談したラジオのパーソナリティにオーバーキルされる。でもそれは映画の中に出てくる表現でいえば、小春の人生の全てなんですよね。18歳にとってはそれこそ失い難い大きな存在だったことでしょう。

そんな物語を観た後のあやなんの卒業発表だったので、アイドルヲタクとして生きている私は「まあ汚れた大人になってしまった…」という感想を抱くことになった11月2日の夜でした。映画の4人の高校生のように純粋に傷つくことは大人になった私にはもうできないかもしれないけど、無防備な好奇心とまっすぐで透明な愛情がどこかにかけらでもまだ残っているなら大切にしたいと思う。

 

 

今日のところはこんなところでしょうか。あとは内容とか展開にもっと踏み込まないと書けない感想が多いので、これはきっと映画公開後に別の記事で書くことになりそうです。

舞台あいさつで話を聞いて見落としたことなどもあったので、また映画館で楽しみたいと思います。11月10日(金)公開です。皆さん楽しみましょう。

製作陣の皆様、キャストの皆様、素敵な作品をありがとうございます!

 

 

公式サイトとツイッター(X)URL↓

www.girls-drive.com

 

x.com

 

 

※サムネ用に横長にしたかったのですが自分で持ってるもので急ぎ撮ったらこんな寄ってしまうへたくそ主で申し訳ありません;;;

*1:たまたま今回初めてそららの券をとったけど、4年ぶりの握手会復活のタイミングだったのは偶然で幸運でした。

*2:「推しは変えるのではなく増やすもの」って本当で、自分が歳をとったのもあると思うんだけどAKBってみんな魅力的でかわいいの。だから新しく入ってきたメンバーさんでいいなと思った方々のことも公演追ったり握手いったりするけど、「私の推しになる人」って軸は自分の中にきちんとあるから、その軸にマッチする子はいないかな?っていう気持ちなんですよね。決して闇雲に増やそうとしているわけではない、私の場合……と、汚れた自分から目を背けようとしてるような気分にもなる。こんなこと書いてたらキリがないのでこの辺りにしておこう。ついでに註釈表示にしておく。

山内瑞葵1stミニソロコンサート Magic words Lucky Zucky 1部【20230924 14:00-@KIWA TENNOZ】

(2023/10/27公開)

とても素晴らしいイベントだったので備忘録として記事に感想残します。あっという間に時間が経ってしまいましたが……瑞葵ちゃん直々に編集中のイベントの動画よりは先にブログ出せましたw(´ω`)

 

ずっきーこと山内瑞葵さんのオフィシャルファンクラブ開設したてほやほやで行われた初イベントです。9月24日に2公演で、私は先の1部の方に当選したので行ってまいりました。体調絶不調だったのでサイリウムとか準備する時間もなく、地蔵のつもりで行ってしまったのですが、自分でも信じられない良席でなんとまあ…最前でした。下手側です。

 

山内瑞葵1stミニソロコンサート Magic words Lucky Zucky 1部セットリスト

M01. 愛の存在
M02. チーム坂
- MC、撮影タイム
M03. 向日葵
M04. 純愛のクレッシェンド*1
M05. 遠距離ポスター
M06. 根も葉もRumor(ダンスのみ披露、撮影可能)
- MC ビンゴ大会
M07. BINGO!
M08. ずっとずっと
M09. アリガトウ

 

ファンクラブのソロイベントって練り歩きだったりトークだったりに比重が置かれることが多いですが、"ミニソロライブ"としたのは瑞葵ちゃんらしいなと思いました。そのライブも歌ってくれた歌はどれも思い入れのあるものばかりでとても幸せな時間でした(´ω`)

 

愛の存在でクールに始まったと思えば、岬へ続く道全力走ろうか!とチーム坂で会場が一気に熱くなる。瑞葵ちゃんもまた楽しそうな笑顔で踊るんですよ。レッツゴー研究生公演、楽しかったものねえ…というヲタクフィルターもかかってはいるんですがそれにしても楽しい。

ファンクラブのイメージにも使っているから、もしかして?と期待していたら大好きな向日葵を歌ってくれました。本当に大好きなメッセージソングなので瑞葵ちゃんが歌ってくれてとても幸せ。大人な雰囲気の純愛のクレッシェンド、から笑顔弾ける遠距離ポスターまで、AKB楽曲を瑞葵ちゃんソロで聴けるという幸せ。そして新鮮。

根も葉もRumorは撮影可能タイムだったので動画を撮らせていただきました。
曲前MCを聞いた瞬間に(面倒だな…)って気持ちが正直あったんですが、今まで経験したどの撮可タイムよりも良席だったので「幸運にも最前席に座らせていただいた定めだ」と、腹を括って撮影することにしました。
YouTubeにアップしたので埋め込みます。スマホの素人撮影なのでご容赦。

 

マイクを置いてポジションにつく時の手つき、仕草、深呼吸と真剣な眼差し。プロの仕事を感じました。集中の領域に「入っていかれた」というのがわかり会場も静かになって、息を飲みました。

ダンスが始まるとうごきが激しいのと腕を振ることも多いので、マントが腕に絡まってちょっと邪魔そうに見えたけど、どんな衣装でも笑顔で軽やかに踊っているのが本当にすごい。そして動画のコメント欄でも盛んに言われているけど、このヒールで根も葉ものハードなダンスを踊りきっているところに、彼女の実力とか経験とか身体能力の高さを再認識せざるを得ない。そして脚がいい。右足エビデンスって本当だったんだなって意くらいの肉体美(村山P天才)。「肉体美」っていうとなんだか硬いですけど、パフォーマンスする彼女を観ているとそこに惹かれているんだなと思い知らされる。人間の美しさの極限のところがもう仕上がっている。

カメラのレンズばかりが向いていてもやりにくいだろうなと思ったので、スマホを構えながら肉眼でステージを見るようにしていたら途中で目があって驚いたように微笑んでくれました(脳内かもしれませんが動画に映ってます)。本当に何から何まで完璧の究極のパフォーマーさんでした。

 

youtu.be

 

ひたすら踊った後のビンゴ大会では、私物のハンディーファン、ずきちゃんが選んだ猫のグッズ、直筆サインなどの景品で大盛り上がりでしたが、ビンゴマシンで引いてくれる数字がびっくりするくらい当たらなくて(一つ違いとかばっかり)、2つしか穴開けられないという逆の奇跡が起きてまして(´ω`)用紙持って座ってるだけなのに恥ずかしくて帰りたくなりましたw w

 

 

一刻も早く帰りたい私に瑞葵ちゃんが捧げるBINGO!。ねえ瑞葵ちゃん。AKBのさ「僕の太陽」公演、出てみないかい?君が出たらきっと最高だよ……あなたのことを考えるたび息をするのも苦しくなってくる……………。

からのずっとずっと。抑えどころをわかっておられる。チーム坂に続きレッツゴー公演のエモい選曲。最後はアリガトウ。ライブがもう終盤であることを明るく元気にささやかに伝えてくれる優しい選曲たち。

大大満足のコンサートの終わりには、瑞葵ちゃん自らお見送り。サイン入りのポストカードを手渡ししてくれました。動画撮影可能でしたがカメラがなぜか横向きになってしまってちょうどアップで綺麗に撮れませんでしたw(´ω`)剥がしは強めだったので瑞葵ちゃんの目を見てありがとうを言えただけで満足です。

 

本当に楽しかった。瑞葵ちゃんらしいソロイベントで最高に楽しかったです。まだまだ始まったばかりの瑞葵ちゃんのファンクラブ、これからも楽しみにしています!そしてこの日のイベントの動画も公開を楽しみに気長に待ってますw 瑞葵ちゃんありがとうございました!

 

 

 

 

*1:第2部では披露楽曲が純クレ→モニカ、夜明けだに変更。

倉野尾チーム4「サムネイル」VR会員限定公演【20230808 18:30-】&「サムネイル」公演【20230901 18:30-】

 

ユニット備忘録:倉野尾チーム4「サムネイル」VR SQUARE AKB48+チャンネル会員限定公演【20230808 18:30-】

2ヶ月ぶりの劇場公演(´ω`)当たりました。VR限定は初めて。ありがたいことに定期的に入れている公演なので、感想ブログも粗々になってきてしまって申し訳ないのですが今回も備忘録です。

 

この日の公演、七瀬、るんば、みっさーの三人にとってスケジュール的に最後のチーム4公演とのこと。

 

3人にとっての大切な節目の公演、出演メンバー8人のうち5人が8メンということで、コールやら熱量やらが凄まじかった。正直、もうちょい黙れない?()って思うくらいには賑やかでしたが、以前の公演はこんなもんだったかなーなどとも思うし、コロナ禍で声援自粛していた約2年の影響を感じます。

 

岡田梨奈・川原美咲・行天優莉奈・黒須遥香・高岡薫・村山彩希吉川七瀬・吉田華恋
前座ガールズ:秋山由奈・成田香姫奈(君と僕の関係

 

いつからかコールがされるようになったコイントス。そんなファンの声に負けじとしてるのか、彩希ちゃんの声量が大進化してました。でも力んだり無理してる感じはなく、声量がアップして迫力が増している。劇場全体が歌声で包み込まれ、震わされてるような圧倒的な空気。すごい。これが彩希ソロの凄みよ。

 

ひび割れた鏡も相変わらずのパフォーマンスに歌の磨きがかかってて良きステージを観せていただいた。ドレスに飾られてる鏡の破片がキラキラ反射するのが綺麗。

のだが、落ちサビ前にふっと正面を向いた時の表情が曲の切なさによりきれてない、アンニュイな表情というかシリアスにスイッチしきれてない不思議な表情になっていて、ちょっと笑ってしまった。まあそんな日もあるしいいのだが、あの顔はなんだったんだろう。正面に変なヲタクでもいたのだろうか。

 

白おかりな×黒みっさーの過ち。キャプテン不在の時に入るおかりなさんが大好き。そしてこのペアで観るのは最初で最後。おかりなさんが楽しみだったけど川原さんもいいなあ。歌もいいんだが二人の顔面が強い。金のギャルと銀のギャルが渋い曲歌うの最高。

 

 

 

 

倉野尾チーム4「サムネイル」公演【20230901 18:30-】

通常公演に入れるありがたさよ(´ω`)発表されている通りチーム4サムネイル公演は2023年10月3日が千秋楽。これが最後かなと毎回噛み締めながら観てきましたが、本当にこれが最後になりそうだな。

今日すごく楽しかった。劇場公演の楽しさが詰まった1日だった。

 

岡田梨奈・行天優莉奈・黒須遥香・多田京加・谷口めぐ・長友彩海・村山彩希・吉田華恋
前座ガールズ:迫由芽実・成田香姫奈(君と僕の関係

前から思ってたんだけど、私と前座こひなさんの遭遇率すごくない??(3回目)。いや、こひなさんが出演回数多いだけか…?いろんな18期メンを見るチャンスでありながらこれだけこひさんに遭遇するとなると、彼女の実力もあるのでしょう。確か地方から秋葉原に来てくれたメンバーさんだったので、この場に賭ける熱い思いも感じます。

 

動物ヘアスタイルとツノ

さてチーム4ですが、MCでも大盛り上がりした件の「ツノ」の日です。

お立ち台から眺めるとそんなにサイズが大きく見えなかったので、ピカチュウみたいでかわいいなーって眺めてました。*1 ただ彩希ちゃんのメンバーへの絡み方が、二本の「ツノ」でメンバーさんに突進するような形をとっていたもので、鬼とかツノっていうよりあんたはカブトムシか?w w wとなった。カブトムシorピカチュウという振り幅。

曲中の絡みであやみんが思いっきり握ったりしてて、崩れない!?大丈夫!?って心配して見てたんだけど、丈夫なのね。すごいわ。自己紹介MCとか何か合間があると、はーちゃんが彩希ちゃんの「ツノ」はじめメンバーみんなの髪型を気にして整えてあげてました親切。

 

青くさいロックのダンスがいちいち好きだというのに気づいた。イントロの手の動きとか好き。ランナーズハイのサビは彩希ちゃんが一番上手側に来てくれるのでよく見えました。逆に一番下手側にいくこともあるんですが、お立ち台から対角線でバッチリ見える。有難いことにいろんな位置から見ることができた公演だけど、ちょっと離れてるけど視界の良好な場所から全体を見渡すというのも劇場公演の面白さだったりしますね。(観劇も全体見たい人なので、前方よりは後ろの席の方が好みだったりはする)

 

ユニット。件のピカチュウ頭がチャイナっぽい服を着てのコイントスは、逆にもうコスプレですね?ってビジュアルになっていましたが、いつも通りかっこよかったです。声量で圧倒しながらも、Cメロなんかでは少し穏やかな歌い方で表情をつけてくる。この人は本当にうまいなあ。

本人がMCで叱責するくらい「表情管理ができない」なんてことはなかったぞ*2。こういう出来事って、本人が気にしてる以上に周囲は気づいてなかったり気にしてないものだよね。っていうこと結構ありません?

 

さて、髪型でいうと「羊」を選んでアップにしていた行天さんがとっても綺麗でした。MCでもどこか清楚というかいつもよりおとなしい印象を受けたんだけど髪型の影響あったりするんだろうか。ドミニク・アングルのご婦人の肖像画にこんな髪型の美人さんがいた記憶がある。

あとそれと対照的に、猫耳ヘアで可愛く決めてきた吉田めくってめくってカレンダー氏については、遠巻きに見ると猫耳というよりは金髪頭にサングラスをさしているように見えて、終始チャラいお姉さんに見えてしまいちょっと面白かったです(面白かったです?)

 

拝啓 岡田梨奈様

過ちは白おかりな、黒おめぐ。めぐちゃんってこんなお歌うまかったっけ。これが公演の醍醐味だったりしますが、サムネイル公演の回を重ねるごとに、見れば見るほど上達しているのを感じた。おかりなの強い歌声ともマッチしていて、見慣れた二人の過ち、過去一じーんときました。二人はきっとお互いの髪型で笑ってはいけない選手権するのに必死だったと思うんだけど、視力弱atお立ち台は普通に楽しかったです。

バケットのイントロで打つパンケチャ(パンは弱めに調整)ほど気持ちのいいものはない。楽しいなあって眺めていたのについ込み上げてきてしまって。私もしかしたら自分で思ってる以上におかりなさんのこと好きになってたのかもしれない。お話会もとったことないし公演で一方的に好きでいるだけだから、コールなりケチャなりするのもおこがましいなと思っておかりなさんを眺めていたのですが。無責任に本音を申し上げると、もっとAKBにいてほしかった。惜しいよ。静かに熱い目頭を押さえていました。

 

後半戦に戻ります

上手側で落ち着いて全体を眺められたのはとても幸運で、上手の柱の外側のポジションで歌う時の彩希ちゃんもきちんと見えて、特にだから君が好きなのかのサビはだいぶよく見えました。2サビでダンスがペアになるところ、手を組み合って力強くなるところが好き。表情も素敵ですね。
メンバーとの他愛もない絡みも楽しそうなんだけど、この曲に限らず全体的に結局「ツノ」ジェスチャー気に入ってるじゃんよw wかわいいw 確か二番ではおかりなさんも上手にやってきてくれた。よき。

LOVE TRIPピカチュウかっこいいよ。柱の影からちらちら見える多田先輩がかわいい。センターのピカ山さんのキメ顔もちゃんと決まってたよ。オチサビの「LOVE TRIP」で指差し決めるところとか相変わらずカッコよかったよ。もしかしたら客席でツノしてくる人たちと戦ってたのかもしれないけど。

この日の公演は結果的にそれで盛り上がってたし楽しくてこれが距離の近い小さい劇場の醍醐味だなーって感じたけど、反対を言えばこれが近さゆえにデメリットになったりもするので、こんな平和な公演が守られていってほしいなと思いました。そしてあの日の自分も上手で結構よく見える。Cメロの「絶対会えるよ」のところ大好き。彩希ちゃんらしい、大好きな微笑み方をしてくれる。村山4手つなの「遠くにいても」を思い出す景色*3。あの透き通る一瞬が大好き。

 

誕生日TANGOで首まわし確認。下手がよく見える終盤、スカートを捲り上げるかのように(フェイクで)焦らすように裾を揺らすのが、魅せ方うまいなあってなった。知ってたけどやっぱり上手いなって。君はメロディーではカブトムシ突進を行天にくり返してちょっかいをだす村山さん。行天ごめんね…ほんとごめんね。もし下尾くんだったらあのちょっかいは多分怒ってたよw この曲だったと思うんだけどパートでおかりなと彩希ちゃんがシンメになって、歌声が強くなる。いいなあ。

翼はいらないであやみんとニヤニヤしてるのが可愛い。ベンチの後ろから飛び出してくるはーちゃんもいつもと違ういじりっぽい絡み。最後のほうのサビでニコニコと歌う「自分が持ってる物だけで幸せになれるんだ」も大好き。

どういう偶然かわからんがサムネイル公演において彩希ちゃんが歌唱するパートの歌詞がどこも好き。好きでお気に入りのパートを歌う彩希ちゃんを、この目でしっかり見納めることができて本当によかったです。

 

倉野尾4の思い出、感想の総括はこのあと公開することになるKT zepp yokohamaでのチーム4ファイナルコンサートの記事に譲ることにします。

 

過去の入場履歴を振り返ってみると、チーム4が圧倒的に多いんですね。自分では全く気にしていなかったんだけど。2015年にまりんちゃんが卒業して彩希ちゃんを推し始めてから、劇場公演に真剣に入場したいって気持ちが強くなって、たくさん投げてたくさん落選して、時々当選しては楽しむようになった。公演は好きだけど、ファン歴が長いだけで公演入場回数は全然な私です*4。彩希ちゃんのおかげでいろんな公演を劇場で楽しむことが出来ました。ありがとうね。

彩希ちゃん、AKBの皆さんは劇場公演のあり方が変わっても、きっと変わらず真摯にステージに向き合ってくれると信じています。

 

 

 

*1:これは偶然ですが翌日に入場した田口K逆上がり女性限定公演もお立ち台のまったく同じ位置から観ることになりました。別途ブログ上げます。

*2:ここで先述の8月VR公演のひび割れた鏡の謎なタイミングで見せたアンニュイな表情が、こういう観客のガヤで笑ってしまったりしたのかな?と思い当たるなどした

*3:「遠くにいても」でヲタク特有の神秘体験をした日の感想→
村山チーム4「手をつなぎながら」公演 佐藤妃星生誕祭【20180817 18:30-】 - 優しかった気持ち

*4:これはただの言い訳ですが、2011-2012年を中心に日常的にロビ観実況してた経験が無意識に残ってるってのはあるような気がしてる。あの三年間はマジでさっぱり当たらなかった。

備忘録:田口チームK「逆上がり」女性限定公演【20230902 18:00-】

(2023/11/15公開の備忘録です)

 

9月1日のチーム4サムネイル公演の翌日のK女限だったのでどうかなと思ったら、二日連続で当選させていただくことができました*1。待ちに待ったK逆上がり女限です。

 

アユーとひなこちゃんを劇場公演でお目にかかれるのはこれが最後になりました。茂木さんはまだもう一度くらいお目にかかるチャンスがあると信じたい。

ビンゴ抽選ですが見事に干されまして(あと1人ずれてたら1巡だったんだけどな!)、なんと前日の4公演と同じポジション。お立ち台の全く同じ位置から観ることになりました。こんなことあるんだねえ

 

奥原妃奈子・小田えりな・髙橋彩音茂木忍・山内瑞葵・山根涼羽・山邊歩夢・湯本亜美

 

最近は寸劇やらないでが始まるパターンが多いのね。からの逆上がりー!はい最高!1番と2番でサビの振り付けが全然違うのを瑞葵ちゃんはずっと楽しそうに大きく踊っていて元気もらえますね。上手花道の瑞葵ちゃんが見えないのでいろんなメンバーを眺めましたが、ずんちゃん。ずんちゃんのいるKを見たかったのよよかった観れて。否定のレクイエムイントロの表情切り替えずきちゃんがゾクゾクするくらいかっこいい。はあ好き。

 

山内瑞葵の虫バラ

ユニットなんですが、虫のバラード、田口Kは去年のひなな生誕以来でちょうど一年ぶりの入場でしたが本当に、本当に美しい。さらに磨きがかかっていました。

 

ソロ楽曲というと「歌」で勝負を仕掛けてくるか? しかも歌い出しの「俺は」でわかるようにこの曲の世界観と瑞葵ちゃんのキャラクターが見事に反するものなので、これを劇場公演を繰り返す中でどう向上させてくるのか? 彼女にとって難しくチャレンジングな楽曲だと最初は思っていました。

でも瑞葵ちゃんはそれをしっかり彼女の色にした。歌いながら昂るとマイクスタンドを薙ぎ倒し、心配になるくらいに悶え苦しむ表情を浮かべて歌う泥臭い姿。これが山内瑞葵の虫のバラードなんだと、貫き続けたスタイルが完成されているのを観て改めて実感しました。

演技力が瑞葵ちゃんの虫バラを支えているように見えました。欲を言えば歌唱はもっともっと上にいけると思っているけど、か細さは消えて声は安定しているし、瑞葵ちゃんが自信をしっかり持って歌っているのは伝わってきたからそれがとても嬉しかった。今の彼女なら、これからのステージや仕事を経験する中で成長していってくださることでしょう。それはとても嬉しく、楽しみなことです。

 

いろんなメンバーが挑んできたけど他の誰でも観たことのない、瑞葵ちゃんにしかできない虫のバラードでした。もっと劇場で観たかったなあ。また観られる機会がありますように。

 

フリしてマネして

さて、フリしてマネしてが大好きなんですが上手側に行ってよかった。あんな素晴らしい光景を拝めるとは。2番Bメロ「あなた 困っちゃうでしょう」のパート、上手柱の外側に瑞葵ちゃんがいます。

「あなた」で指差ししてから、両手の細い指で「 」のような形にする手振りでロックオンされます。まずそこにドキッとします。それまでが比較的淡々とした静かなダンスなので、こんなにふいをつかれる振り付けだったっけ?なんて困惑しながら。そしたらつづく歌詞の「困っちゃうでしょう?」で不敵な笑みを浮かべるんですよ。秒の表現。歌わない演技。歌中のストレートプレイ。

 

あんなんされたら堕ちますよ。堕ちました私。山内瑞葵かっこいい。いつの間にあんなことできるお姉さんになったのあの子。なにそれ知らない聞いてない。

オンデマはライブ定点映像ばかりでアーカイブではあまり見ないからわからんけど、あの瞬間が確実にカメラに抜かれることはあるのかな。でもカメラと向いてる向きが逆だから、あの横顔の美しさは劇場の上手側からじゃないと見られないな。

柱の影に隠れてしまうポジションでもあれだけの凄まじいオーラでパフォーマンスする。ステージの上、カメラの前、観客を前にして決して気を抜かない彼女の意識の高さを改めて感じました。本当に美しいものを観ました。

 

満足したので記憶力が終わる

気持ちとしてはもう大満足したので帰れるんですが(帰るな)、まだまだ続く神公演逆上がり。もうお腹いっぱいになってしまったので、アンコールの本当に最後まで楽しみましたが備忘録はここまで。

最後に。街角のパーティの最後のクラッカーで瑞葵ちゃんのが不発で「あれ?!?!」って驚いた顔してて、隣で茂木さんに笑われてたのが可愛かったです。

 

 

ずんちゃん写真感謝

ずんちゃん写真感謝2

 

*1:さて。触れるつもりはなかったけど触れておくべきと思った話をひとつ。
昨今、MVPを目指してあれやこれやの方法で劇場公演を当選させて入場する人々がいます。システムが違えど以前からこの手の行動をとる人はいるので非難をするつもりはありませんが、私自身はそのような方法で劇場公演に入ったことは一切ないということをここに書き記しておきたい。
私は、自分が100回目の劇場公演を楽しむのは一体いつになるだろう?その時には誰を推しているんだろう? MVPで入場するのは何公演だろう? 劇場自体やお馴染みのスタッフさんはどうなっているかな?……とAKB48の変化をのんびり楽しみながら、公演を観たいと思っています。
一時期に無理して追いかけると嫌になってしまう性なのでそうなりたくないというのもあるけど、私はAKB48劇場が大好きなんです。いろんな変化が起きてますが今がすべてじゃないと思っています。もし100回いけなかったとしてもそれはそれで私の人生。1回1回観て楽しませていただいた劇場公演を愛してる、それがいいです。
どうやら名前が印字されてないチケット(〜2011年)はMVP確認の際カウントしてもらえないと風の噂に聞きましたので、あともうプラス10数回は頑張らないといけません(´ω`)つらw w その頃にはもう孫くらい歳の離れたメンバーさんを推していることでしょう…それもまた楽しみです。