優しかった気持ち

人がつくったものが好きです。AKB48劇場公演。

ルノワール+ルノワール展

Bunkamura行ってきました。

目玉は《田舎の舞踏》と《ぶらんこ》なんだが、大バッシングを受けた《陽のなかの裸婦》が!!

なぜここに!?これ持ってきて大丈夫だったのか!!?ほんとにビックリ(;´Д`)わかる人にはわかる有名作です。
この作品と同様、出展されてた《小川のそばにニンフ》も奇妙な色合いだったけど。
大バッシングに比例して名声を受けるようになるのは、マネ以降の近代美術の特徴。


エルミタージュ美術館にある《ジャンヌ・サマリー》2作が有名だけど、別所所蔵の《ジャンヌ・サマリー》ながら来ていまして…
キャンバスが若干菱形チックに斜めった形してたんですけどもwしかしかわいいんだよ…(*´Д`)ほんとにかわいい


実を言うと《田舎の舞踏》よりも《都会の舞踏》の方が好きなんだよね。白いドレスの女性が本当にかわいいから(コラ
ルノワールは画風が好きだとかそういうんじゃないんだが、女性の肖像を描かせると本当に誰よりも美しいわけでありまして。もうねー(*´Д`)大好きなんですw



あと感激したのが、バジールの描いた《ルノワール》の肖像が来てたこと!
「知の再発見」双書を読んだ時に図版が載っていたんですが、椅子の上で体操座りしてるそっけないルノワールが子供みたいでかわいいんですw元々彼は落ち着きがなかったようなんですが。仲の良さを感じますね。



学科旅行以後、図録厨になってきた感じなので例のごとく図録は買いましたが、
大 い に お 薦 め し ま せ ん 。

わかりきって買ったが、こんなに画質の悪い図版は初めてだよ\(^O^)/よくこんなの商品化できたもんだw
父と息子の”ルノワール”展ということで、透明のカバーを被せてモチーフをだぶらせるデザインのアイディアはよかったと思うんだけど。ダリ回顧展のカバーなんかよりよっぽど意味があるし。

もっと図録の良質を極めてほしい(´Д`)
あと、絶対に鑑賞客多いだろうっていう企画展の図録を高価に設定するのは止めてほしいw
ポストカード拘らずに図録を安価にしてこっちを買わせようとするのも止めてほしいw
商売なんだろうけどさー…商売じゃなくてさ(;-;)



Bunkamuraは展示室そんな広くなく、出品も限られてくるので、鑑賞する側がちょうどいいと感じるくらいの量がいいですね。作品も数が限られてくるから1点1点拘ってる感あるし、量より質って感じで。




っていう感じで、展覧会に来てる作品だけでなく美術館・企画展自体を見ることも結構楽しいので、博物館学課程が楽しみですねー(*´ω`)

学芸員資格なんて、持ってても殆ど意味ないけど\(^O^)/

ってことを博物館学入門の冒頭で先生が言ってしまうんだからよっぽど意味ねぇんだろうなw