優しかった気持ち

人がつくったものが好きです。AKB48劇場公演。

ゆっぱい。

夕べのANNからの「ゆっぱい」騒動について。


メンバーもファンも、感じることや考えることは同じなんだなと思ったし、
実際、こういう暴露なネタを話題にしてくれたのも
ツイッターやblog、モバメなど、メンバーのリアルが1分1秒単位で赤裸々に更新されていくネットアイドルAKB48ならではの現象だと思う。


しかしだ。


有華の反応をみればだ。
「“ゆっぱい”は、“ゆめがいっぱい”の意味です」ってフォローを入れてみたり、
「ゆっ○い」ってモザイクをかけてみたり。
「この現実を受け止めて生きていきますw」って言ってるけど、受け入れきれてない有華がそこにいる。


ずっと一緒にいるメンバーに「ゆっぱい」って言われるのと
どれだけ自分を知ってくれてるのかわからない、知らない人に「ゆっぱい」って言われるのとは
絶対違う。
メンバー間、ファンの間で留めておくべき言葉もある。
お互いに認識はしているけど、トークのネタにすべきではない言葉もある。


思ったから、感じたから、といって
すべてがすべて、言葉にしていいものではない。



実際、胸があることをコンプレックスに思っている女子は多い。
ネタにするにも限度がある。
有華の性格上、こんなんが流行語なんてとんでもない苦痛だろう。
そんなんで有名になったってしゃーない。
増田有華は、現在アイドルだが、グラビアアイドルじゃない。
いや、俺の中ではアイドルであり、何よりも歌手、表現者だ。


有華は大人だから、笑って流すけど
ツイートやブログの取り上げ方みてると、自虐としか思えないし
嫌でも絶対、無理するタイプ。

だけど、
有華が「嫌やなぁ」って思ったら、その時点でセクハラ。


有華が無理してネタとして反応したブログやトークをしたところで、
メディアでもそれを全面に押し出すような扱いをされて、
それを鵜呑みにした輩が握手会でネタにして、
精神的に追い詰められて
握手会やイベントの最中に有華が泣き出しちゃったりして、
有華は歌を歌いたいだけなのに、活動停止。

それが一番心配。


Twittermixiだからファンが盛り上がってる、っていうのはあると思うけれど
実際にそれをリアルに、握手会のネタにしたりだとか、ブログのコメントで書いてみたりだとか、
デリカシーがなさ過ぎる。


フォロワーのリプライや、ブログコメントでゆっぱいゆっぱい言ってるやつらは
一体なんなんだろうなぁ。
ただの心ないファン、いや、ファンとも思えない輩だ。



旧Kなんかは、自分の推しじゃなくても、コールしてあげたり、MCで一緒に盛り上がってあげたりしていたけど
最近の公演の様子をみていると
どうも、メンバー個人の推しが多い雰囲気が、非常に気がかりだった。
チームを愛していれば、自分の推しだけでなく、その推しメンが居るチームに必要な他のメンバーだって、必然的に応援するはず。
そのあたりの感覚が、古参と新規で違っていると感じる。


特に増田は、2推し以下のファンが相当多い。
それは増田の歌唱力やトーク、人柄を認める人がそれだけいるということ。
だけれども所詮の2推し。
本当にAKB48を愛してくれているファンなら心配ないと信じているが、
特にこの1、2年で急増したライトファン、特に中高生あたりの若い新規の言動は本当に心配。



有華の気持ちを考えられないやつの、なにが有華推しだ。
何が神単推しだ。

俺は有華のこと、そんなぬるい愛し方してない。




とはいっても
デビュー当初からずっと有華一筋できてるファンは間違いなくいるしねぇ。
参戦数やグッズ数なんかじゃもう追いつけるよしもないのは
わかっているのだが。


ファンである事は、
そういう経歴がファンとしての自信に繋がるのは確かだが、
そういう経歴が絶対条件であることはないと、信じている。



まあそんな、一推し二推しなどは関係がない。
すべてのファンが考えるべきこと。

どんなに“会いに行けるアイドル”、握手で話すことができる、親近感をもてるアイドルだからって
何でもかんでも受け止められるわけじゃない。
相手は同じ、人間だ。


もっと言葉を受け取る人の気持ちを考えろ、ってハナシだ。