一昨日25日、行って参りました。
増田界隈の仲間の、卒団コンサート。
6月のDiVA個別で初めて会った時すでに、音楽をやってたってことを話していたから「ぜひ来てください!」と言われていて手帳にも書きおいてたんだけど、結局仲間6人が脚を運ぶ結果にww
ゆみさんが声楽をなさってて、僕が吹奏楽をやってたって以外はたぶん音楽はじめましてな人ばかりだったんじゃないかな。
ここまでしっかりした団体の演奏を聴くのはたぶん初めてで、
自分の大学の合同サークルや、高校時代の吹奏楽部の定期演奏会とは比べものにならない規模w
回数も多いし、なによりも会場の聴衆の年齢層が広い。78回も続いてるわけだし、中高年でも演奏者の家族とかだけじゃなくて昔のOB・OGもいるんだろうなぁー。
- J.シュトラウス 《喜歌劇「こうもり」序曲》
- リムスキー=コルサコフ 《スペイン奇想曲》
- チャイコフスキー 《交響曲第4番》
休憩はさんで、チャイコのヴォリュームwww
まずはチャイコの感想を書いておちつきましょう。
自分は高2の時に吹奏楽部の定演で、チャイコの交響曲第4番を、最後の第4楽章だけですが演奏したことがありました。
ヴァイオリンの連符や、スラー無しのひたすら細かい音符にもうお手上げで、ひたすら難しくて機械的・無機的な曲だなぁっていう印象ばかりが残っていました。
けど、チャイコのこと、この楽曲のことを知ったうえで第1〜4楽章までフルで聴くと、こんなにも物語性があるんですね!
ずいぶんと聴き方が変わりました。
最後の楽章にももちろん登場してくる旋律は、冒頭からずっと繰り返し用いられていて、長い楽曲でもちゃんと物語性を感じられたし、
同じ音型を何度も何度もアレンジをちょいちょい変えて登場させるなんていかにもチャイコだなぁと。
Fl、Fg、Ob、Clが掛け合う箇所も多く、自分が好きでいつも聴いている「眠れる森の美女」で耳に馴染んだ音楽だった。
高校での演奏経験と、大好きな諸バレエ組曲を鑑賞しての印象とが自分の中でかけ離れていたんだけど、全楽章を聴くことができたおかげで、素人ながらにチャイコフスキーの音楽というものが見えてきた。ような。
そしてやっぱりチャイコ好きだなぁと、改めて思えました。
第4楽章の冒頭にffでドーンときた時はもう、おもわず「キタw」って吹き出してしまったw
演奏した記憶を身体が勝手にたどってくれて、指の動きとか、聞こえてくる他楽器のパートが鮮明に思い出されて、隣の席の同伴者なんか軽くうとうとしてるっていうのに自分1人もうノリノリ←になっちゃいましたww
かたちが曖昧になるくらいまで加速して消えかける連符。管ではここまで再現できないスピード感。オケだからこそだなぁ。
懐かしかったし、やっぱり難しいとも思った。そしてやはり、吹奏楽でやるべき曲でないということも痛感したw(…いや!だいすきなチャイコを演奏できたのはいい思い出ですよ!w)
聴けてよかった(*´ω`*)本当に良い経験になりました。
全体的な感想。
もちろん、前半の2曲も楽しめましたよ(*´ω`*)言うまでもなく
シュトラウスなどウィーンの音楽は聴かなきゃ聴かなきゃで放置状態だったので良いきっかけになりました。←
やっぱりどの曲も、管楽器をメインに観てしまうんですねぇー特に木管。しかたがない性w
あ!もちろんHrもばっちり観てましたから!!(●∂∀∂●)♪
チャイコの重苦しい旋律なんかはしんどそうだったなぁ心身ともに(´Д`)立派なホルンでした。
…んで!B♭Clの方がすばらしくて!
どの曲でもソロで吹かれてる部分があったんだけど、音色も厚みがあるし響くし安定してるしで!(*´Д`*)
とてもとてもとてもとてもとてm(ry)楽しませていただきました!
綺麗な音を鳴らしてもらってるクラリネットがとても幸せそうに想えました。
こういうコンサートに行ったのはかなり久々だったのだけど、
改めて、音楽の楽しさや感動を、5感で思い出せた気がします。
自分は吹奏楽しか経験したことなく、オーケストラというと崇高で楽曲が長くて込み入ってて難しくて…と身構えてしまいがちだったんだけど、今回の演奏会でずいぶんと変わりました。
楽曲の生まれた時代や地域にも大きなばらつきがあるのだろうし、楽器の編成や構成など全然スタイルは違いますが、同じ音楽なんだなぁと。
歴史があるとどこか遠い世界のおはなしのような気がしてしまうけど、同じ人間が同じように作ったモノなんだなって。
そりゃあ当たり前のことなんだけど、改めてそう気づかされました。
音楽は偉大だなぁ(*´ω`*)お疲れさま!&卒団おめでとう!
ステキな時間をありがとうございました!