優しかった気持ち

人がつくったものが好きです。AKB48劇場公演。

Lost the way イベント振替日程 2公演目【Zepp Tokyo】

セトリは以前と変わらないので省略。
500番台でポジりを間違えわたわたした結果、上手側におさまるorz
今までは見えなかったものが見えたけどね。


衣装はSSAで着ていた赤い衣装。
結構がっしりして見える形をしてるのだが、その袖から伸びる有華の腕が華奢で美しかった。
才加は舞台の合間をぬって今日を迎えたわけで、MCも極端にしゃべっていなかったし、難しそうな顔してたなー。
事情はわかっているから大丈夫かなとは思ってたけど、トークでも適度に振ってくれたりフォローしてくれたり、メンバーの何気ない優しさが垣間見えた。
梅ちゃんも本調子って感じではなかったけど歌はかなり安定した。
上手側をポジって意識できたのが佐江のダンス。筋肉質なんだけどとても繊細。歌もバテることなく本当に安定した。




Lost the way」で1番好きなところは、もちろんのイントロと、サビの後半で×の字をきる腕の振り!
「月の裏側」で1番好きなところは、「川・`ω´・)2人でここからみていたー」の伸ばしの部分のビートで止めの姿勢から動き出す、バックのダンスなんだけど!
そして、音が止まって会場全体が静まり返ったところに1滴の雫のように落とされる有華の「(*´ω`*)月の裏側ー」にはいつも鳥肌を立たせるのだけど!
「Fade out」で1番好きなところは、「(*´ω`*)微笑みながらー」等、有華がいかにも苦しそうに歪める表情なんだけど!
「Cry」で1番好きなところは、イントロアウトロ間奏部分のフレーズの4小節目、顔を撫でるような動きからの腰をあげる動きなんだけど!
「悲しみのMirage」は好きなところをまだ凝視しきれてないけど、楽曲自体がとてもお気に入りだし、有華の声や歌い方がより一層儚く感じられて、梅ちゃんの声が胸を締め付けるように切なくて、色の消えた砂漠にポツリと佇むような世界観を演出してくれてるところとか!
「インフォメーション」の1番好きなところは、メンバーみんなが本当に「DiVAでよかった!」って顔して歌って踊ってくれてるところ!
なんだけど!


ごめんね。やっぱり、有華でした(´ω`)


パワーが爆発してそこに宇宙の渦が誕生しているかのようなステージ、会場の一体感、一気に熱くなる客席…
48界隈で、「Stargazer」以外でこんな盛り上がり方を、自分は経験したことがない。
Zepp Tokyoのステージはいろんなアーティストの方々が立っているところだから1人でこうして歌うことができるのも本当に感慨深い、という旨を有華も言っていたけど
4月の時よりも完成度は上がっていた。
2回目はLtwイベ最終公演ということもあってかずいぶん温存していたようで
声も出てたし、音が当たってないということもなかった。
サビは特に一気に続いたフレーズが多いこともあってか、
体を折ってうずくまるようにして歌っているのが印象的で、
増田有華からすべてをしぼり出すように声をあげていました。
最後の「輝け ディスティネーション!」はもう灰になって舞い上がるように、燃え尽きていったのだけど、
1番刺さったのは2番サビ、「削る生き方したっていいさ」の感傷的で弱くみせる表情、歌い方。
表現が増えたことと、そのバリエーションを可能にした自信。
そして、推しでなくともステージをみたDiVA界隈のファンの方々が口を揃えて増田を絶賛してくれる事実と、この誇らしさと喜び。
“歌姫”としてどんどん躍進していっているのがはっきりと目に見えた。




自分はひねくれ者だから、本気で好きになったアイドル(と言ったら有華に鼻で笑われるだろうけど)を応援していても、
(どうせいつかいなくなっちゃうんでしょ…)って諦念がちらつくことがあったんだけど、
有華は違う。本当に違う。
ステージから消えてほしくないし、ずっと歌い続ける生き方をしてほしい。歌を聴きたい。
そんな有華が居場所を見失うことのないように、しがない自分はそれをほんの少しでも支えられれば、見守れればいい。


独特なはくの取り方で力強く優美な舞いをみせる有華が、やっぱり好きだ。
パフォーマンスでどんどん魅せてほしい。
「辛いこと悲しいこと全部吸い取っちゃえるようなそんな」有華であってほしい。


Stargazer【星をみる者、またの意を、夢想する者】である増田有華を、応援していくことの幸せを噛みしめたステージでした。


出会えてよかった。
俺もがんばらねば。