優しかった気持ち

人がつくったものが好きです。AKB48劇場公演。

河西智美ミニライブ @AKB48夏祭り【20140809 20:30〜 幕張メッセ】

遅ればせながら、8月9日のAKB48夏祭りの河西さんのミニライブの感想を載せておきます(´Д`;)


8月8日23:47、戸賀崎さんのGoogle+に投稿がありました。
翌9日のAKB48握手会での夏祭り二日目にあたっての変更点・お知らせが書かれたものでしたが、変更通達の最後にこんな項目が。
「④20時半からBステージにて河西智美のミニライブを行います。」

マ ジ か い ww
3日間ある夏祭りで私が唯一足を運ぶまりんちゃんとの握手の日に、しかも地元の会場で、まりなってる大爆発(©岡田彩花)の水着グラビアコンテストがあり、河西さんの歌まで聴けるだなんて…。脳内でいい。私は運営の推されヲタなんだ。
突然の発表ではありましたが、そんなハッピーなラッキーが重なりまくっていたので嬉々として行ってまいりました✧*。٩(ˊωˋ*)و✧*。


この2日目のBステージでは、18:30からAKB48ユニット祭り未公開映像のフィルムコンサートの予定だったのですが、そもそもそれが20分ほど押した18:50頃にスタートしていたので、
河西さんのミニライブ自体も押され、21:00前くらいに待ちに待った登場。
フィルムコンサートが終わると戸賀崎さんと湯浅支配人がステージに登場するので、もう時間的にも総会始められちゃうのかと焦りましたがw夏祭り2日目の終わりに「運営の至らない点が多く申し訳ない」と潔く頭を下げて、河西さんのミニライブに繋げてくれました(/∀\*)

0. 河西さんのovreture
1. キャンディー
2. キエタイクラ
3. 今さらさら(フルサイズ)
En. まさか

キャンディー はダンサーさん2人を従えて登場。それぞれバスケットを持っていて、キャンディの袋を投げてました。ワンマンライブとは客層が違うせいか物凄く沸いて、こっち投げてーなどの声が聞こえました。私がいたのがかなり前の方だったせいか軽くもみクシャになりましたがww
心配のタネである歌詞のミスはありませんでした!いつも歌い出しから2番にぶっ飛んでしまう悪い癖があるけど、すっ飛ばないように入念におさらいしてきてたように感じました。
キエタイクラ はだいぶ歌い慣れてきて、歌い方のくせみたいなものがよくわかるようになった。1パッセージごとに歌詞の情景を仕上げるような歌い方をするから、CDで聴くよりも語尾がゆったりした感じ。
1曲目のキャンディーはまだ不安だったようですが、キエタイクライはキマグレン提供だって話もしっかりMCでアピールして、自信を持って歌ってました。いろんなメンバーのファンがいるであろう会場で、河西さんファンの私も誠に勝手ながら誇らしい気持ちになってましたw

*1

MCでは「突然の発表だったのにファンの方もちらちらいて愛を感じます 」に続き、
現役のメンバーを推してるから皆さん券を持ってるってことですか?(/∀\*)そこ触れないほうがいいですか?私は一推しですか?一推しなら大丈夫です。二推しまでならいいです。三推しって…あるんですか?投票券が3枚あったら1枚は私に入れてくれるってことですか?2枚だったら迷ってくれるのかな…

一推しでも二推しでも \三推しでもー!/
とものこと見て帰るのですよ!
ところで三推しとは…?河西さんの問いかけに心の中でいろいろ自問自答しましたけど、私にとってはもはや推しとかそういう次元じゃないですねw
実際、河西さんに好感を持ってる方って、推しは他にいるけど推しと同じチームにいたりパフォーマンスが好みだったりで、ちょっときっかけがあったら見に来てくれるという方も多いはずですよね。河西さんの"客層"ってそんなイメージがあります。


そして早いものであっという間にラストナンバー、4thシングル「今さらさら 」。
アーティストへの階段をのぼっていく一方で神曲続きでハードルが上がりっぱなしだった河西さんに、ようやく小休止的なポップチューンがきたなーという思いが大きいです(/∀\*)
ゆみちゃんとも話したのですが、なんだかSPEEDくらいの頃の一昔前っぽい曲ですよね。新しい!というよりは懐かしい感じ。という私は、実はまだ音楽の日の初披露映像を見れていなかったので、この日このステージで初めて今さらさらしたなんてエピソードを今さらさらw


ミニライブが終わり河西さんが袖に捌け、ステージ上では総会の長テーブルが用意が進み、お客さんの入れ替わりもちょいちょい始まる中、後方からアンコールが発動!いつもの方々かな?ありがとうございました…あの広い会場でアンコールを始められるなんて愛しかないです。
しばらくアンコールが続くとややおろおろしながら?w河西さん再び。想定してなかったみたいで、一言二言マイクなしの肉声で我々聴衆に挨拶。マイクが届くと「まさかアンコールを頂けるなんて!」ととても驚いてました。



戸賀崎さんもステージ袖からちらりと登場して、何か話し合ってるようで、「歌いなよ」「いいんですか?」とかそんなやりとりをしてるように見えました。さっと袖に引っ込んでしまった背中を「戸賀崎さぁん…(/∀\*)」と困ったような声で呼んでいたのが可愛かったww
音源をスタッフが探しにいっている間、「あと5分?10分?MCで繋いでーだって(/∀\*)」と突然のつなぎMCをすることになって困惑してるのかなと思ったのですが、後ろ向いてじっとしちゃって。背中を向けて泣いているのですよ。



泣き虫だと思われてるとおもうから絶対泣かないって決めてたのに…
どんな人が見ているか、卒業した今となってはアウェイの舞台に立つことが本当に不安だったんでしょうね。
アンコールを受けて肩の荷が下りたようでしたし、アンコールでようやくAKBのステージを"ホーム"って言葉で言い表してたと記憶してるので、ようやくおかえりと迎え入れてもらえた実感が湧いたのだろうなぁ。
すげぇベテランっぽいスタッフさんがステージ上で音声の指示を出して細かい調整のやり取りをしていて、本当に即興だとこんな感じになるんだなぁー。その横で「歌詞…(/∀\*)」と困惑する河西さんに \教えてあげるからー!/ とエールを送っているヲタが複数名いらして笑いましたがw
そしてミニライブはアンコールナンバーまさかで終わりました。途中、打ち合わせと話が違ったのか「1番だけじゃないの?ww(/∀\*)」と言いながらフルサイズで歌唱wフル音源しかなかったらしいw
アンコールで歌うよって展開を迎えた時に会場から\まさか?!/と声が上がってました。タイトルが不思議なせいでしょうか、デビュー曲ってやはり認知度が高くなるものなんですね。


ミニライブの前がフィルムコンサート、後にはファン総会を控えていたせいか、Bステージのお客さんはいろんな方がいたように見受けられました。
秋葉原では見かけない色のサイリウム2本持ちとか、豹柄のロゴのサイリウムとか、白黒ロゴのマフラータオルとか…。
いつものソロライブでもいろんな色のサイリウムを見るけど、それ以上に多彩に感じました。
決していい印象だけのAKB時代ではなかったから、こうして今も頑なに歌っているんだという真剣な姿を見せることができたのは色々とプラスですよね。


卒業してからまたAKBのステージに帰ってこられたことを「やっぱりホームですね。」と喜んでいました。
事件があった後の6月大阪の単独ライブで、河西さんが握手をするメンバーを「私たち」という言い方をしていたのが忘れられません。卒業してもなお、心はずっと繋がってて大切に思っているんだなとあの時に感じましたが、そんな彼女がこうしてソロで活動するようになってからもAKBのイベントに呼んでもらえるというのはとても有り難いことです。
前回の記事にグラビアコンテストの感想を書きましたが、今回の夏祭りは、例のごとく荷物検査と金属探知機の検査があったものの、基本的に誰でも入場ができて、券を持っていれば誰でもメンバーと一緒にゲームを楽しめる。普通のライブMCではできないようなステージイベントや、LIVEイベントもたくさんありました。それでも大きなトラブル(事故)はなく、メンバーもファンも自由奔放に夏祭りを楽しんでいる様子でした。
戦国時代とも呼ばれる空前のアイドル旋風の中で、爆発的な市民権を得た握手会などのメンバーと一対一で触れ合えるイベントは、暗黙の了解や性善説のうえに行われていたといえますが、危ういながらもあのバランスが愛おしかったんですよね。
ここまで大規模化したAKB48の握手会に足を運んでいてわかったのは、握手会にふらっと立ち寄るのに券はなくてもよかったんだということ。知り合いに会えるかもしれないとか、遠巻きにメンバーの姿が見えるだろうとか、自分が身を浸したにぎやかな空気を吸いたいだけなんですよね。
握手会であって握手だけではないあの場所を守り通し、運営が事件の答えを態度で示してくれたのが今回の夏祭り開催なのかなぁと感じています。
中止・延期のお知らせばかりでこれからどうなっちゃうんだろうと途方にくれた時期もありましたが、本当に感謝してます。
夏祭りはまた、明日・明後日の名古屋での個別握手会会場でも催されるようです。
皆が心から楽しめるイベントであることを願います。

*1:この記事に載せた画像は、kasusuさんがTwitterにアップしていたものを使用させて頂きました。ありがとうございますm(__)m 夏祭りは基本的に撮影自由で、縁日エリアやサプライズブースに出現したメンバーなど、当日はファンが撮ったたくさんの写メがTLをにぎわせておりました(´ω`)。