優しかった気持ち

人がつくったものが好きです。AKB48劇場公演。

今いる場所を離れることについて

ふいに思い出したSS「癒しのメソッド」で検索したら娘。飼育の板やブログがわんさかヒットしました。私が読んだのはだいぶ昔のことなので断片的にしか覚えていないけど、たとえ更新をやめたとしても代表作が埋もれることなく残っている。ここまで広く愛されるSS書きさんって憧れますわ…(ヽ´ω`)


一日休みだったんですがこのブログのことは夜になるまですっかり忘れていて(こういうことが結構ある)、今になってキーボードを空打ちしながら考えていますがw今日はチームA「M.Tに捧ぐ」公演の2回公演、夜はなーにゃの卒業公演でした。
15期生、17歳。若い子の卒業はなんだかやっぱり考えてしまうなぁ…。土保さん前田さんの時もそうでしたが、私にとっては"自分に言い聞かせて納得しないといけない卒業"と思えてしまう。長年やってきた麻里子さん、中田さん、やんぬさん、彼女たちと近いところでいえば華怜やひらりーの卒業とはいろんなことが違っている。芽のまま摘まれてしまったような感じです。それぞれ彼女たちを追っているファンの人には見えているけど、全体として別推しのファンまでには見えてないものってあると思うから、そういうことなんでしょうけど。
うめたんと表参道デートしたあやなんの今夜のSHOWROOMでも、なんだか真面目な話をしていました。人生ってどうしたらいいものか。AKBにいてどう頑張ったらいいものか。うめたんと最近話すことがあったらしい。こういうこと何か番組企画でトークする機会あったらいいのにな…もったいない。
どこで何が起こるかわからないし、考えるほど難しいものよね。なるようになればいいんだけど、何もしないというのも違うし。かく言う私は彼女たちよりはるかに年上なのでその若さが羨ましくてしかたないです。結論は出ませんし、出さないで流れてゆくほうがいいと思うんですがその分もどかしさはつきまとうものだし。

「涙はいつの日か」の歌詞って、メンバーの心の内を洗いざらいしたように感じます。「気づかせないで」っていうのがね。AKBの行く先について、笑顔の裏で按じている感じ。最初はいろんなことを言うファンがいるって聞くから、離れていくファンのことかな?なんて思っていましたけど。卒業するメンバーとファンが離れるように、メンバーとメンバーもまた離れるんですよね。

これは全然関係なく私の学校での話ですが、クラス担任が「卒業したらもう二度と会わない人もいる」って言ってたのを鮮明に覚えています。それは当時学校中の全生徒と絶縁したかった私(当時中学生)にとっては素晴らしい朗報でした。そして云十年生きてきて、確かに誰とも会わないんですね。連絡先も知らないし誰にも知らせてないから、いつだか母親経由で「中学の学年の同窓会があるのだけどあんただけ連絡先がわからないらしい」と言われてこの情報化社会の時代でザマァwwwwと思った記憶があります。最もその時クラス担任は同時に「もう会いに来るつもりのない人も、同窓会では来ない人のネームプレートが残るから忘れられることはない」って言ってましたけどね。

思えば今まで辞めたバイト先や職場の方々もいつもお世話になっていたし連絡先もわかるけど、これからの長い人生の中(重い)であとどれだけの時間を一緒に共有することになるかなんて、こちらからご飯でも誘ったり冠婚葬祭で関わりがない限り起こらないだろうし(単に私が友達少ない説もあるが)。何か1つの場所から離れていくっていうのは、それくらいのある種の"リスク"というか"変化"が生じるものなんだなーとしみじみ。同じ目標に向かって走った仲間ならまた、関係はもっと深く違ったものになるのでしょうけど、その規模が学校レベルの大きな組織・大人数になるとなかなかね。「仲良しだけどわざわざ会う約束をするほどじゃない」っていうグレーな領域が。


メンバーの卒業公演が続きます。明日のK公演が終わると、21日萌ちゃん、22日うめたんの卒業公演。どちらも「僕の太陽」公演です。13・14期が集まり初代峯岸チーム4の顔ぶれという、卒公抜きにしても大注目です。その後は26日に14期3人(三銃士)の公演があって、翌27日に未姫ちゃんの卒業公演。4月に入ると11日希良ちゃん、19日小嶋陽菜、24日ちぃちゃん、30日まりやんぬ。続くねー…続く。
彩希ちゃんの気持ちの雲がちょっとでもどいてくれるといいんだけど、今はまだ陽が出てくるのを待つしかなさそうです。