新しいことに挑戦し続けるAKB、今度は劇中でオーディションをやってその結果をライブパートに反映させるという演出の舞台「AKB48 THE AUDISHOW」。笑顔、動き、カラオケでそれぞれ番長を決めてライブのポジションに反映させるという試みの企画。私は回替わりであやなん・彩希ちゃんが出演している公演を観てきました。
この舞台がどういうものかよくわかってなかった(てか調べてなかった)から、瑞葵ちゃんのライブパートを観られなかったことが悔やまれましたが。階段駆け上がってKKBオーデイション!っていうのすごいかわいかったっす。あれはつっこみたくもなるかわいさ。
AKB48 THE AUDISHOW【20210611 13:00- First Generation @TDCホール】
【レギュラー】岡部麟、小栗有以、田口愛佳、倉野尾成美、浅井七海、岡田奈々、山内瑞葵
【回替わり出演:First Generation】入山杏奈、岩立沙穂、大家志津香、岡田奈々、加藤玲奈、込山榛香、佐々木優佳里、篠崎彩奈、谷口めぐ、中西智代梨、福岡聖菜、宮崎美穂、武藤十夢、村山彩希、茂木忍
【ソロミニライブ】田口愛佳
【前座&前説】長友彩海、大盛真歩、齋藤陽菜
【レギュラーゲスト】バッドボーイズ(佐田正樹、清人)
【ゲスト】おかずクラブ
前座
注意事項& M01. 初めてのジェリービーンズ(大盛、長友、齋藤)
M02. Confession(田口)
M03. ライダー(田口)
オーディショーパート
M01. AKBフェスティバル
M02. 言い訳Maybe
①EKB48 オーディション(E笑顔がK可愛いB番長)→茂木と間違われさっほーさんと間違えられながらも早口言葉完遂で最高の笑顔をみせる佐々木◎
M03. 君のことが好きだから
M04. 会いたかった
②UKB48 オーディション(U動けるKキレてるB番長)→村山からの武藤◎
M05. NO WAY MAN
M06. ウッホウッホホ
③KKB48 オーディション(KキュンとするKカラオケB番長)
M06-1. マリーゴールド(中西)◎
M06-2. 気まぐれロマンティック(小栗)
M06-3. 女々しくて(大家)
M07. 365日の紙飛行機
M08. マリーゴールド
④芸能人限定AKB48 オーディション →ゲスト:おかずクラブ
トークからの漫才披露
M09. ヘビーローテーションライブパート
M00. Overture
M01. だらしない愛し方
M02. LOVE TRIP
M03. 戸惑ってためらって(茂木、村山、宮崎、中西)
M04.すべては途中経過 (入山、福岡、佐々木、篠崎)
M05.月の仮面(谷口、込山、加藤)
M06.アクシデント中 (武藤、岩立、大家)
M07.月と水鏡(岡田)
M08.#好きなんだ
M09.君はメロディー
特典当選者発表コーナー(浅井、田口)
MC・ご挨拶
M10. 恋するフォーチュンクッキー(全員)
田口の懺悔やべえ
もうどうしましょう。なんだかんだで研究生公演からAまで彼女を定期的に見ているが愛佳はいつからこんなに歌上手くなったの。かっこよ。しっかり可愛いんだけど、歌うと選曲と味つけがかっこいいほうに寄るのが良い。ライダーもいい。ハイトーンがしっかりしててさわやかで心地いい。彼女もそれを自覚しているのか自信もってステージに立てている感じがしたのもいい。ソロミニライブ、なんの情報もなく言ったら運よく聞けた愛佳の回。ありがとう神様。もっと聞きたいです。待ってます。
どうやらこのオーディショウのライブパートは、2021年1月に中止になってしまったTDCコンサートの「年代別」セトリを踏襲しているらしく、First Generationの回は2016-17年。わ、わかんねえ……劇場公演しか見てなかったからわかんねえ…。あやなんのやったすべては途中経過がかろうじて楽しめたくらい。この曲大好きなんだろうなーってのが伝わってくるくらい楽しそうでねあやなん。自分の担当パート以外も口ずさみながらパフォしてました。これは相当気に入ってるな。いい曲です本当に。
村山さんは赤い衣装が似合いますね。それで踊ると白い四肢が映えて綺麗。NO WAY MANで確かセンターでやっぱりダンス楽曲を引っ張っていく姿はかっこいいっす。こないだの単独コンの感想にも少し書いたけれど、体を動かしてる時の彼女はいつよりも生き生きして見えるし自信をもってるのが振る舞いから伝わってきて本当にかっこいい。
全体楽曲ではゆいなんのポジションが近かったみたいで、彩希ちゃんのほうを向く振付のときはあやなんがとにかく絶対絡みにいって笑いあったりしてて微笑ましかったです。
月と水鏡は書こうか迷ったのですが…以前、彼女のソロコンサートDVDの感想を書いたこともあったので、今の彼女の歌について書き残したいとおもいますがいかんせん都合のいい部分だけをコピペなりスクショなりされてしまうことが怖いのでこうしてだらだらと句点・改行なしであえて読みにくく書かせていただきたいと思いますのでご容赦くださいませそれでこの日の月と水鏡は本来岡田さんと柏木さんの二人で歌唱予定だったそうなのですけど、柏木さんが報道のとおり急遽休養になったため岡田さん一人でのソロ歌唱となったそうですM.T.に捧ぐ公演をやっていた当時から私はこの重たい歌を岡田さんの声で聴いてみたいと思っていましたしその旨の高ぶった気持ちをツイートしていたこともありましたそれが3年越しに叶ったのでとても嬉しかった…はずなのですが、実は感想が当時想像して思っていたものと違ったのです彼女の歌唱力は非の打ち所がないですしもちろんお上手なんですが、私が聞きたかったような彼女の「憂い」は影を失くしていたので思ってたんと違うと感じたというのが正直な感想であります憂いを背負ってステージに生きているあなたが歌にそれを発散させるのが情に訴えかけてきて力があって好きでしたこのような変化はもちろん彼女のポジションや環境が大きく変わったことが関係しているしそのような変化は咎めるべきことではないですが、「どんなに恵まれても一番手に入れたいモノは手に入れることができない」というトラジディに惹かれるのが人間なので、それを手に入れた(ように傍からは見える)今の彼女にこの歌を神髄まで歌うことはできていないと感じました「あなたに逢えるならすべてを失い二度と月など見えなくていい」という歌詞がありますが、今の彼女は明日も月が自分の隣で輝いていることを知っているのですだからといって今のその幸せを手放せとは毛頭思っていませんし彼女の心が満たされていることを願っていますただし一つだけ、ひとつだけ言わせていただけるのなら「渇き」がない、今あなたの夢はありますか?AKBを支えたい…は"あなたのための夢"ではないんですよ、誰かと叶える夢ではない、まだ言葉にして宣言する必要のないあなた個人の夢です、ありますか? 考え方によっては、決してポジティブでないにしてもこういう感想を持たせる彼女の歌にはやはり魅力とパワーがある(少なくとも私はそう感じる)ということなのですけどね
あと、EKBで名前を二度も間違えられた佐々木さん、強くなったね。すごい繊細な方だから昔の彼女ならすぐ傷ついてしまっていただろうと思ったけど、この日のゆかるんはそれでは折れることなく、早口言葉を完璧に言えた後の笑顔を見事にやってのけ首位を獲得しました。何年も見ているとこういう変化が起こるからおもしろいですね。 頑張ってね。
AKB48 THE AUDISHOW【20210613 17:30- チームA @TDCホール】
【レギュラー】岡部麟、小栗有以、田口愛佳、倉野尾成美、浅井七海、岡田奈々、山内瑞葵
【回替わり出演:チームA】入山杏奈、岡部麟、小栗有以、加藤玲奈、佐藤美波、下尾みう、篠崎彩奈、鈴木くるみ、田口愛佳、千葉恵里、西川怜、古川夏凪、道枝咲、宮崎美穂、向井地美音、吉田華恋
【ソロミニライブ】西川怜
【前座&前説】長友彩海、大盛真歩、齋藤陽菜
【レギュラーゲスト】バッドボーイズ(佐田正樹、清人)
【ゲスト】鈴木亜美
前座
注意事項& M01. 初めてのジェリービーンズ(大盛、長友、齋藤)
M02. ハート型ウイルス(西川)
M03. そばかすのキス(西川)
オーディショーパート
M01. AKBフェスティバル
M02. 言い訳Maybe
①EKB48 オーディション(E笑顔がK可愛いB番長)→ご飯?お風呂?それとも私?で昭和のおじさんたちを元気にした篠崎◎
M03. 君のことが好きだから
M04. 会いたかった
②UKB48 オーディション(U動けるKキレてるB番長)→キレキレダンスの下尾◎
M05. NO WAY MAN
M06. ウッホウッホホ
③KKB48 オーディション(KキュンとするKカラオケB番長)
M06-1. 赤いスイートピー(宮崎)
M06-2. マリーゴールド(田口)◎
M06-3. Pretender(向井地)
M07. 365日の紙飛行機
M08. マリーゴールド
④芸能人限定AKB48 オーディション →ゲスト:鈴木亜美
トークからのBE TOGETHER披露
M09. フライングゲット
M10. ヘビーローテーション
ライブパート
M00. Overture
M01. PARTYが始まるよ
M02. Dear My Teacher
M03. 記憶のジレンマ(岡部、加藤、鈴木、吉田)
M04. アイドルなんて呼ばないで(千葉、西川、古川、道枝)
M05. MARIA(入山、小栗、宮崎)
M06.涙の湘南(田口、佐藤、向井地、下尾、篠崎)
M07.ビバ!ハリケーン
M08.RUN RUN RUN
M09. 未来の扉
特典当選者発表コーナー(浅井、田口)
MC・ご挨拶
M10. 恋するフォーチュンクッキー(全員)
あやなんのオフショルはダメですおじさんもうだめです(開演5秒)
くっそ似合ってんじゃねーかよ……あやなんの衣装オフショルにした衣装さん誰だよ… ノーベル平和賞だよ……。衣装のおかげでテンション上がってるのか、EKBに選ばれたこともありポジションがいいところだからか、スイッチばりばりにオンになっていたのでとにかくニッコニコで終始楽しそうなあやなん。かわいい好き。楽しそう好き。好きぴ。デコルテラインばっくり出過ぎとるやろ今日SDN公演じゃないんやぞ綺麗すぎやろ勘弁してくれ
EKBで首位をとったあやなんのセリフ、たまらんでしたね。マスクの下で一生ニヤニヤしてたので(不審者)マスクmustの風潮に感謝しました。
あやなんは本当にチームAにこられてよかった。ポジションによっては尊敬する小嶋さんのところだったりしたのかな?メンバーにも愛されてとにかく楽しそうで堂々としていてね。元気になっちゃいますよこちらも。あと、何かの全体曲の落ちサビ前間奏でダンスしながらずっとぶつぶつとカウントを口ずさんでいて何だろう?と思ったら一列になった時に自分がポーズをとるタイミングわからなくならないようにやってたみたいでくっそ愛しかったです。お疲れ様です好きです。
UKBでは瑞葵ちゃん、「どうにでもなれー!」と音楽に合わせて屈伸を笑顔でずーっと続けるの大好きです。しっかりした美しい体を持つ彼女ですがたまによろけたりするところも大好きです。よろよろしながら下手掃けする情けないところもかわいくて好きですw 今までだったらこういう部分は見せなかった彼女なので新鮮でした。半分バラエティーみたいな企画のステージではいつもは見れない一面が見られて楽しいもんですね。
それで、KKBはみゃおの赤いスイートピー!?なんて神回なんだ……
え?
田口愛佳のマリーゴールド?
天才か…語彙くれ…この歌大好きだからまた聞けて嬉しかった。いい声。百合ヲタなので花畑でこっちを振り返る麦わらの帽子の瑞葵が見えた気がしました…。あいみょんの歌自体すばらしい作品だからってこともあるけど、情景が浮かぶような歌唱ができる今回の歌い手愛佳の実力もすばらしいということで。Confession・ライダーの時も感じたけれど、歌うことにまっすぐ向き合う姿勢と情熱を持ってる。これからまたたくさん彼女の歌を聴けるのが楽しみです。
オーディションといいつつある程度の筋書きがあるのは垣間見えたけど、それでもそのポジションに若い有望メンや実力のあるメンバーををぶちこんで光を当てているのはとてもよかった。「AKBに足りないヒリヒリ感」を解消するような競争ではなかったけど、その点はオーディショウじゃない別の機会に預けたほうがいいでしょうね(全何日公演じゃなく単発のステージがいいだろうな)。
そして小栗有似がすばらしい。演技でプログラムを進行させる重要な役、しかもアドリブでトークが盛り上がっていてもそこをぶったぎって進めなければいけない役割。こりゃ大変ぞ。でも忖度することなくグイグイ引っ張っていて、その勇ましい姿に会場から笑いやら拍手が起きるほど。SNSが発展してみんながオフの自分をさらけ出す中であって、どんな時も「アイドル」であろうとする落ち着きをもつ彼女は本当に頼もしい。瑞葵ちゃんがIxRで一緒に活動できていることがとても有難く感じられたほど。MARIAの増田ポジも堂々たるもの。衣装とっても似合っていました。梅田ポジを固めるあんにん、河西ポジで美声をみせるみゃお…いいものを観させていただきました。
PARTYが始まるよ→オフショルあやなんのセクシーさが際立ってしまうDMT→横Aで観た記憶のジレンマは一時期さんざん見てたのにとても久しぶりだったな→からのひまわり組繋がりでアイドルなんて呼ばないでで今イケイケにナウい恵里をもってくる。MARIAからの涙の湘南、田口が偉い!!!!!!!!!!!偉いよ!!!!あやなんもいるよ!!!
コロナ禍で声援禁止の公演・コンサートの場数も増えてきましたが、拍手の調子を語感に寄らせてMIX、コールを打つという新しい文化を見ました。「か・し・わぎ・ちゃん!」で有名な涙の湘南のコールも、拍手で再現されていて私も無意識No予習でやっていました。楽しい。MIXはちょっとワードが多いから無理を感じたけど、歌中でコール入れるところはこのやり方もおもしろいですね。
それで皆さん、暗転したステージのメンバーの陣形とポーズで声が出たビバ!ハリケーン、イントロでぶちあがるRUN RUN RUN
なんてこった!テンションぶち上げよ!
いやあ楽しい…俺の青春がそこにあった…。神回か(2回目。締めの未来の扉、PARTY公演の楽曲は16期研究生公演で…いや、8公演でも見たことあるんだった。下尾さんのパフォに思い入れを感じて思い出したよ。いやあ、いい。先日First Generationの楽曲とは毛色が全然違っていて、秋元康の作詞史みたいなものも感じました。半年で劇場公演が新しくなっていた当時、人気の曲数が桁違いだったと思いますがすばらしいセレクトのセトリでした。
ということでめちゃめちゃ笑顔で終演。いやー、チームAはいい。箱推しできる楽しさ。ありがとうございました。