もう半年経ってしまった(´ω`)彩希ちゃんの卒業後最初の現場でした。
あうるすぽっとに入るのは初めてでしたが、サンシャインシティに行くのに東池袋から何度も何度も通った場所です。早めに行ってもビルの中だし混んでるかと思ったんですが、廊下こそ普通のビルだけどロビーもお手洗いも広くて、開場までの時間を快適に過ごすことができました。
池袋の劇場や博物館に訪れる機会は何度もありましたが、ビルの中の素朴な施設ながら人が集まる場所として必要な空間はしっかりと取られていて、よく考えられている文化施設が本当に多いなあと感心しています。
※本ブログは、作品のネタバレを含んだ感想や備忘録を書いています。ネタバレ等を気にする方は閲覧注意でお願いいたします。トピックは以下の通りです。
出演キャスト(6/21(土)17時半回)
迷路ソマリ:山内瑞葵
雨宮将太:浅沼晋太郎
財部梨杏:峯田茉優
阿修羅飄:山下誠一郎
灰呂流依:森田璃空
サクタロー:高橋広樹
弁士:滝佳保子原作:ネコたん!
原案:パワーハウス
脚本・演出:木村孔三
衣装:上杉麻美 (dexi)
ヘアメイク:横山桂子
演出助手:永瀬千裕
舞台監督:青木規雄
エグゼクティブプロデューサー:入江祥雄、青木普起
プロデューサー:慶長聖也、宗村佳苗
主催・製作:ネコたん!パートナーズネコたん!公式
https://neko-tan.jp/あうるすぽっと公演情報
https://www.owlspot.jp/events/performance/post_355.html
山下誠一郎さん(阿修羅 飄)
先に一言言わせてください。
山下誠一郎さんの演技を生で拝見できて大変光栄でした!!
ディズニー ツイステッドワンダーランドのエース・トラッポラ役のボイスキャストを務めておられる山下誠一郎さん!!!
監督生ことツイステプレイヤーのわい、かれこれ3年毎日のように彼の声を聞いてますから。エース君のバスケ部SSRはもう3年間ずっと私の一軍カードですから…。メインストーリー第7章の白熱の演技だって、エース君とケイト先輩との掛け合いなんて激アツすぎて「山下さーーーん!!」ってなってたんです。
そんな凄い人が?! 瑞葵ちゃんと同じ舞台に立つんです!?
すごくないですか!? どうなってんだこの舞台!? これが声優さん界隈!?(そろそろおちつけ。
山下さん演じる阿修羅飄は、資産家の父親の生前葬を執り行う息子。
ヒョウ柄のコートじゃないですか。
私も猫は好きですが特にベンガルが大好きなんです。本当にありがとうございました。
席が上手側だったこともあって、飄が近くに見えることが多くてですね。御曹司ですから、父の生前葬の主催者なんでそれに相応しい紳士な振る舞いをしているんですが、後半に自白をして拳銃を構えて追い詰められるシーンなどではギャンブル狂いの粗暴な影の部分が出てきて、ちょっと"エース君"の素質を思い出させる声色になってきて震えました。声優さんって凄い。
声優さんの立ち姿
そして、立ち姿が立派ですね。姿勢が良いといいますか、仕草の一つ一つが上品なんです。
台本を持ちながらの演技も大変で、舞台が進むにつれてページを丸めるように握る演者さんもいる中、山下さんは終始変わらず、誰よりも低い位置で台本を広げて持っておられました。そのおかげでステージより低い客席から観ている私でも表情や仕草が隠れることなく楽しむことができました。
ツイステイベントの動画で台本を持ってのアテレココーナーの映像をみたことがあったのですが、こうやっていろんな畑の人が集う朗読劇だとその所作が洗練されているのをより一層感じました。プロの素晴らしい仕事を観ることができました。ああかっこいい。
あーーーかっこいい!!!!
これでやっと瑞葵ちゃんの話にいけます。ありがとうございました。
迷路ソマリ
さて、瑞葵ちゃんの朗読劇です(正気に戻りました)。
朗読劇って、きっと瑞葵ちゃんが今までに立たれた演劇、ミュージカルの舞台とは異なる文化だったんじゃないかな。特に昨今の朗読劇はキャストがめちゃくちゃ多くて日々入れ替わり&合わせ稽古期間が爆短(そんな日本語あるんですか?)なのは把握してたので、瑞葵ちゃんにとってはかなり新鮮だったかもしれないななどと想像していました。そうしたら案の定、翌日はぐっすり眠れたということで嵐のようなビッグな一仕事が終わって安心できたといったところでしょうか。
瑞葵ちゃん演じる迷路ソマリ(まよいじソマリ)がこの劇の主人公。ナチュラルな猫耳。あれは生えてたかわいい。チェックで探偵のコート風な柄のワンピースが見事で大人びてみえて素敵でした。それに探偵さんといえば私にとっては「それでも彼女は」の彩希ちゃんの面影もあるので、二重の意味で素敵に見えました。
そいでソマリのキャラクターはめっちゃ破天荒だったw スクミュのヒカルちゃんと違って、本当に主人公あるあるな明るさと破天荒さがどうしようもないけど、彼女の凄まじい能力を信頼して一緒にいる相方・雨宮(青い蝶ネクタイ)がそれを落ちつかせるという良きバディー。
ソマリたん
スイッチが入って解決に進んでいくと、愛すべき山下さん演じるヒョウでだんだん怪しくなってくる。お父様に毒を持ったことを自白して、拳銃を持って脅すヒョウ。でもソマリの特殊能力?である俊敏すぎる速さで、ソマリには銃弾が当たらない。
「あんたのお父さんの生前葬はたくさんの人が来て立派だったけど、あんたの葬式なんか誰も悲しまないよ。このー!たまなし野郎ー!」と飄の股間を蹴り上げると、共演者の男性キャストみんなが共感して痛がるという、ぶち切れてソマリが成敗してるのに笑いが起こる、なんならソマリの隣にいるパートナー頭脳明晰な彼もまた共感してしまっているという、何とも笑える展開でした。
普通の推理物ならシリアスがピークに達するシーンが、こんなコメディーに転じられるのがすごい演出だなと思いました。
後日、心を改めたヒョウがソマリと雨宮の事務所にヘリコプターでやってきて(時代背景大丈夫?w)、手を振りながら13万本のバラを贈りながら叫ぶ。
飄「ソマリたーん!」
ソ マ リ た ん
最後の最後に、推しと山下さんが絡みました()。
そんでカーテンコールで「ソマリたんTOの山下です」とかペンラ振ってうんぬんとか言い始めて、「この舞台の監督私か?」となりました(?) 少なくとも推しと推しがこんな絡み方をしてこんな変な沸き方してるヲタクが私のほかに居たのかわからん。とにかく沸きました。
本編が終わって舞台が暗転。カーテンコールかな?と思いきや、ステージの上下からソマリと財部さんが登場して主題歌「舞踏の影法師」*1の歌唱が始まってびっくりしましたw この日かぎりの迷路ソマリ × 財部梨杏(山内瑞葵 × 峯田茉優 ver.)を聴けました(´ω`)
最初から最後まで摩訶不思議な世界観に引き込まれた時間でした。素敵な舞台をありがとうございました!!


*1:作詞:真崎エリカ、作編曲:大熊淳生(Arte Refact)