優しかった気持ち

人がつくったものが好きです。AKB48劇場公演。

過去を懐かしむ方法

自分の親は40・50代なんだが、テレビの歌謡曲特集や、歌番組のなつかしの名曲SPみたいなのにがっつく。
特にHEY!HEY!HEY!なんか毎週、何年の楽曲を扱うかチェックしてるくらい。
だけど逆に、今の20代は中高生のときにインターネットが大々的に普及した関係ですっかりインターネット世代。
更に10代に至ってはケータイ電話世代だとおもう。
扱う対象によってはわが20代も“ケータイ電話世代”に組み込まれることもあるようだが、
動物化するポストモダン』の中で漫画やアニメと対応させると、現20代は「第三世代」ということでインターネットを駆使したおたく活動をしてるとの見解。


今、自分はすっかりニコニコ動画にはまってしまっているのだが
個人的にセーラームーン熱が再来したのもニコ動、ずっと音源が欲しかったゲームのBGMやアニメ楽曲などを
みんなで「懐かしいね」なんてコメントし合いながら、意気投合して動画や音楽を楽しむことができる。
個人的な考え方もあるけど、テレビじゃあ懐かしめない。今のテレビでは「若者」は敵になってると思うんだよね。
もっぱら今の40代50代をターゲットにした評論でまわってる感じ。


サブカルチャーに対する趣味や好みではなく「世代」で一括りにされてしまうのはいかがなものかとも思うけど
子ども時代・青春時代に触れたものっていうのはどんなものであれ基本は“いい思い出”だよな。
そういう意味ではあまり悪い気しない。
その「世代」によって、過去の懐かしみ方や同輩との共有のしかたが、親子の歳の差でこうも違うというのはなかなかおもしろい。
いかに急速に“情報”に触れる環境が変わっているかを痛感する。