AKB48 THE AUDISHOW【20210611 13:00- / 20210613 17:30- @TDCホール】  

 

新しいことに挑戦し続けるAKB、今度は劇中でオーディションをやってその結果をライブパートに反映させるという演出の舞台「AKB48 THE AUDISHOW」。笑顔、動き、カラオケでそれぞれ番長を決めてライブのポジションに反映させるという試みの企画。私は回替わりであやなん・彩希ちゃんが出演している公演を観てきました。

この舞台がどういうものかよくわかってなかった(てか調べてなかった)から、瑞葵ちゃんのライブパートを観られなかったことが悔やまれましたが。階段駆け上がってKKBオーデイション!っていうのすごいかわいかったっす。あれはつっこみたくもなるかわいさ。

  

AKB48 THE AUDISHOW【20210611 13:00- First Generation @TDCホール】

【レギュラー】岡部麟、小栗有以、田口愛佳、倉野尾成美、浅井七海、岡田奈々、山内瑞葵
【回替わり出演:First Generation】入山杏奈岩立沙穂大家志津香岡田奈々加藤玲奈込山榛香佐々木優佳里篠崎彩奈、谷口めぐ、中西智代梨福岡聖菜宮崎美穂武藤十夢村山彩希茂木忍
【ソロミニライブ】田口愛佳
【前座&前説】長友彩海、大盛真歩、齋藤陽菜
【レギュラーゲスト】バッドボーイズ佐田正樹清人
【ゲスト】おかずクラブ

 

前座
注意事項& M01. 初めてのジェリービーンズ(大盛、長友、齋藤)
M02. Confession(田口)
M03. ライダー(田口)

 

オーディショーパート
M01. AKBフェスティバル
M02. 言い訳Maybe
 ①EKB48 オーディション(E笑顔がK可愛いB番長)→茂木と間違われさっほーさんと間違えられながらも早口言葉完遂で最高の笑顔をみせる佐々木◎
M03. 君のことが好きだから
M04. 会いたかった
 ②UKB48 オーディション(U動けるKキレてるB番長)→村山からの武藤◎
M05. NO WAY MAN
M06. ウッホウッホホ
 ③KKB48  オーディション(KキュンとするKカラオケB番長)
 M06-1. マリーゴールド(中西)◎
 M06-2. 気まぐれロマンティック(小栗)
 M06-3. 女々しくて(大家)
M07. 365日の紙飛行機
M08. マリーゴールド 
 ④芸能人限定AKB48 オーディション →ゲスト:おかずクラブ
  トークからの漫才披露
M09. ヘビーローテーション

ライブパート
M00. Overture
M01. だらしない愛し方
M02. LOVE TRIP
M03. 戸惑ってためらって(茂木、村山、宮崎、中西)
M04.すべては途中経過 (入山、福岡、佐々木、篠崎)
M05.月の仮面(谷口、込山、加藤)
M06.アクシデント中 (武藤、岩立、大家)
M07.月と水鏡(岡田)
M08.#好きなんだ
M09.君はメロディー
 特典当選者発表コーナー(浅井、田口)
 MC・ご挨拶
M10. 恋するフォーチュンクッキー(全員)

田口の懺悔やべえ

もうどうしましょう。なんだかんだで研究生公演からAまで彼女を定期的に見ているが愛佳はいつからこんなに歌上手くなったの。かっこよ。しっかり可愛いんだけど、歌うと選曲と味つけがかっこいいほうに寄るのが良い。ライダーもいい。ハイトーンがしっかりしててさわやかで心地いい。彼女もそれを自覚しているのか自信もってステージに立てている感じがしたのもいい。ソロミニライブ、なんの情報もなく言ったら運よく聞けた愛佳の回。ありがとう神様。もっと聞きたいです。待ってます。

どうやらこのオーディショウのライブパートは、2021年1月に中止になってしまったTDCコンサートの「年代別」セトリを踏襲しているらしく、First Generationの回は2016-17年。わ、わかんねえ……劇場公演しか見てなかったからわかんねえ…。あやなんのやったすべては途中経過がかろうじて楽しめたくらい。この曲大好きなんだろうなーってのが伝わってくるくらい楽しそうでねあやなん。自分の担当パート以外も口ずさみながらパフォしてました。これは相当気に入ってるな。いい曲です本当に。

村山さんは赤い衣装が似合いますね。それで踊ると白い四肢が映えて綺麗。NO WAY MANで確かセンターでやっぱりダンス楽曲を引っ張っていく姿はかっこいいっす。こないだの単独コンの感想にも少し書いたけれど、体を動かしてる時の彼女はいつよりも生き生きして見えるし自信をもってるのが振る舞いから伝わってきて本当にかっこいい。

全体楽曲ではゆいなんのポジションが近かったみたいで、彩希ちゃんのほうを向く振付のときはあやなんがとにかく絶対絡みにいって笑いあったりしてて微笑ましかったです。

月と水鏡は書こうか迷ったのですが…以前、彼女のソロコンサートDVDの感想を書いたこともあったので、今の彼女の歌について書き残したいとおもいますがいかんせん都合のいい部分だけをコピペなりスクショなりされてしまうことが怖いのでこうしてだらだらと句点・改行なしであえて読みにくく書かせていただきたいと思いますのでご容赦くださいませそれでこの日の月と水鏡は本来岡田さんと柏木さんの二人で歌唱予定だったそうなのですけど、柏木さんが報道のとおり急遽休養になったため岡田さん一人でのソロ歌唱となったそうですM.T.に捧ぐ公演をやっていた当時から私はこの重たい歌を岡田さんの声で聴いてみたいと思っていましたしその旨の高ぶった気持ちをツイートしていたこともありましたそれが3年越しに叶ったのでとても嬉しかった…はずなのですが、実は感想が当時想像して思っていたものと違ったのです彼女の歌唱力は非の打ち所がないですしもちろんお上手なんですが、私が聞きたかったような彼女の「憂い」は影を失くしていたので思ってたんと違うと感じたというのが正直な感想であります憂いを背負ってステージに生きているあなたが歌にそれを発散させるのが情に訴えかけてきて力があって好きでしたこのような変化はもちろん彼女のポジションや環境が大きく変わったことが関係しているしそのような変化は咎めるべきことではないですが、「どんなに恵まれても一番手に入れたいモノは手に入れることができない」というトラジディに惹かれるのが人間なので、それを手に入れた(ように傍からは見える)今の彼女にこの歌を神髄まで歌うことはできていないと感じました「あなたに逢えるならすべてを失い二度と月など見えなくていい」という歌詞がありますが、今の彼女は明日も月が自分の隣で輝いていることを知っているのですだからといって今のその幸せを手放せとは毛頭思っていませんし彼女の心が満たされていることを願っていますただし一つだけ、ひとつだけ言わせていただけるのなら「渇き」がない、今あなたの夢はありますか?AKBを支えたい…は"あなたのための夢"ではないんですよ、誰かと叶える夢ではない、まだ言葉にして宣言する必要のないあなた個人の夢です、ありますか? 考え方によっては、決してポジティブでないにしてもこういう感想を持たせる彼女の歌にはやはり魅力とパワーがある(少なくとも私はそう感じる)ということなのですけどね

 

あと、EKBで名前を二度も間違えられた佐々木さん、強くなったね。すごい繊細な方だから昔の彼女ならすぐ傷ついてしまっていただろうと思ったけど、この日のゆかるんはそれでは折れることなく、早口言葉を完璧に言えた後の笑顔を見事にやってのけ首位を獲得しました。何年も見ているとこういう変化が起こるからおもしろいですね。 頑張ってね。

 

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AKB48 THE AUDISHOW【20210613 17:30- チームA @TDCホール】

【レギュラー】岡部麟、小栗有以、田口愛佳、倉野尾成美、浅井七海、岡田奈々、山内瑞葵
【回替わり出演:チームA】入山杏奈、岡部麟、小栗有以、加藤玲奈、佐藤美波、下尾みう、篠崎彩奈、鈴木くるみ、田口愛佳、千葉恵里、西川怜、古川夏凪、道枝咲、宮崎美穂向井地美音、吉田華恋
【ソロミニライブ】西川怜
【前座&前説】長友彩海、大盛真歩、齋藤陽菜
【レギュラーゲスト】バッドボーイズ佐田正樹清人
【ゲスト】鈴木亜美

 

前座
注意事項& M01. 初めてのジェリービーンズ(大盛、長友、齋藤)
M02. ハート型ウイルス(西川)
M03. そばかすのキス(西川)

 

オーディショーパート
M01. AKBフェスティバル
M02. 言い訳Maybe
 ①EKB48 オーディション(E笑顔がK可愛いB番長)→ご飯?お風呂?それとも私?で昭和のおじさんたちを元気にした篠崎◎
M03. 君のことが好きだから
M04. 会いたかった
 ②UKB48 オーディション(U動けるKキレてるB番長)→キレキレダンスの下尾◎
M05. NO WAY MAN
M06. ウッホウッホホ
 ③KKB48  オーディション(KキュンとするKカラオケB番長)
 M06-1. 赤いスイートピー(宮崎)
 M06-2. マリーゴールド(田口)◎
 M06-3. Pretender(向井地)
M07. 365日の紙飛行機
M08. マリーゴールド
 ④芸能人限定AKB48 オーディション →ゲスト:鈴木亜美
  トークからのBE TOGETHER披露
M09. フライングゲット
M10. ヘビーローテーション

 

ライブパート
M00. Overture
M01. PARTYが始まるよ
M02. Dear My Teacher
M03. 記憶のジレンマ(岡部、加藤、鈴木、吉田)
M04. アイドルなんて呼ばないで(千葉、西川、古川、道枝)
M05. MARIA(入山、小栗、宮崎)
M06.涙の湘南(田口、佐藤、向井地、下尾、篠崎)
M07.ビバ!ハリケーン
M08.RUN RUN RUN
M09. 未来の扉
 特典当選者発表コーナー(浅井、田口)
 MC・ご挨拶
M10. 恋するフォーチュンクッキー(全員)

 

あやなんのオフショルはダメですおじさんもうだめです(開演5秒)

くっそ似合ってんじゃねーかよ……あやなんの衣装オフショルにした衣装さん誰だよ… ノーベル平和賞だよ……。衣装のおかげでテンション上がってるのか、EKBに選ばれたこともありポジションがいいところだからか、スイッチばりばりにオンになっていたのでとにかくニッコニコで終始楽しそうなあやなん。かわいい好き。楽しそう好き。好きぴ。デコルテラインばっくり出過ぎとるやろ今日SDN公演じゃないんやぞ綺麗すぎやろ勘弁してくれ

EKBで首位をとったあやなんのセリフ、たまらんでしたね。マスクの下で一生ニヤニヤしてたので(不審者)マスクmustの風潮に感謝しました。

あやなんは本当にチームAにこられてよかった。ポジションによっては尊敬する小嶋さんのところだったりしたのかな?メンバーにも愛されてとにかく楽しそうで堂々としていてね。元気になっちゃいますよこちらも。あと、何かの全体曲の落ちサビ前間奏でダンスしながらずっとぶつぶつとカウントを口ずさんでいて何だろう?と思ったら一列になった時に自分がポーズをとるタイミングわからなくならないようにやってたみたいでくっそ愛しかったです。お疲れ様です好きです。

UKBでは瑞葵ちゃん、「どうにでもなれー!」と音楽に合わせて屈伸を笑顔でずーっと続けるの大好きです。しっかりした美しい体を持つ彼女ですがたまによろけたりするところも大好きです。よろよろしながら下手掃けする情けないところもかわいくて好きですw 今までだったらこういう部分は見せなかった彼女なので新鮮でした。半分バラエティーみたいな企画のステージではいつもは見れない一面が見られて楽しいもんですね。

それで、KKBはみゃおの赤いスイートピー!?なんて神回なんだ……

え?

田口愛佳のマリーゴールド

天才か…語彙くれ…この歌大好きだからまた聞けて嬉しかった。いい声。百合ヲタなので花畑でこっちを振り返る麦わらの帽子の瑞葵が見えた気がしました…。あいみょんの歌自体すばらしい作品だからってこともあるけど、情景が浮かぶような歌唱ができる今回の歌い手愛佳の実力もすばらしいということで。Confession・ライダーの時も感じたけれど、歌うことにまっすぐ向き合う姿勢と情熱を持ってる。これからまたたくさん彼女の歌を聴けるのが楽しみです。

オーディションといいつつある程度の筋書きがあるのは垣間見えたけど、それでもそのポジションに若い有望メンや実力のあるメンバーををぶちこんで光を当てているのはとてもよかった。「AKBに足りないヒリヒリ感」を解消するような競争ではなかったけど、その点はオーディショウじゃない別の機会に預けたほうがいいでしょうね(全何日公演じゃなく単発のステージがいいだろうな)。

そして小栗有似がすばらしい。演技でプログラムを進行させる重要な役、しかもアドリブでトークが盛り上がっていてもそこをぶったぎって進めなければいけない役割。こりゃ大変ぞ。でも忖度することなくグイグイ引っ張っていて、その勇ましい姿に会場から笑いやら拍手が起きるほど。SNSが発展してみんながオフの自分をさらけ出す中であって、どんな時も「アイドル」であろうとする落ち着きをもつ彼女は本当に頼もしい。瑞葵ちゃんがIxRで一緒に活動できていることがとても有難く感じられたほど。MARIAの増田ポジも堂々たるもの。衣装とっても似合っていました。梅田ポジを固めるあんにん、河西ポジで美声をみせるみゃお…いいものを観させていただきました。

 

PARTYが始まるよ→オフショルあやなんのセクシーさが際立ってしまうDMT→横Aで観た記憶のジレンマは一時期さんざん見てたのにとても久しぶりだったな→からのひまわり組繋がりでアイドルなんて呼ばないでで今イケイケにナウい恵里をもってくる。MARIAからの涙の湘南、田口が偉い!!!!!!!!!!!偉いよ!!!!あやなんもいるよ!!!

コロナ禍で声援禁止の公演・コンサートの場数も増えてきましたが、拍手の調子を語感に寄らせてMIX、コールを打つという新しい文化を見ました。「か・し・わぎ・ちゃん!」で有名な涙の湘南のコールも、拍手で再現されていて私も無意識No予習でやっていました。楽しい。MIXはちょっとワードが多いから無理を感じたけど、歌中でコール入れるところはこのやり方もおもしろいですね。

それで皆さん、暗転したステージのメンバーの陣形とポーズで声が出たビバ!ハリケーン、イントロでぶちあがるRUN RUN RUN

なんてこった!テンションぶち上げよ!

いやあ楽しい…俺の青春がそこにあった…。神回か(2回目。締めの未来の扉、PARTY公演の楽曲は16期研究生公演で…いや、8公演でも見たことあるんだった。下尾さんのパフォに思い入れを感じて思い出したよ。いやあ、いい。先日First Generationの楽曲とは毛色が全然違っていて、秋元康の作詞史みたいなものも感じました。半年で劇場公演が新しくなっていた当時、人気の曲数が桁違いだったと思いますがすばらしいセレクトのセトリでした。

ということでめちゃめちゃ笑顔で終演。いやー、チームAはいい。箱推しできる楽しさ。ありがとうございました。

 

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雑感 AKB48単独コンサート~好きならば好きだと言おう~【20210523 18:00-@ぴあアリーナMM】&17LIVEアーカイブ配信

つい先日大掃除をしていて、バスルームの壁にマグネットがくっつくことを知った。このアパートに住んでもう何年も経ってるというのに初めて。たまたまパチンとくっついて気づき、マグネットでくっつくバスケットやiPadを固定するフレームを購入した。

今までそのままにしていたちょっとした不便が、こんなにもすっきり解決して心地よさにまで昇華するなんて。「先に言えや」の気持ちでいっぱいである。

新しいものを知らないって、もったいないっすね。

 

現場

さて、5/23日曜日コンサート当日。開演前からなぜが緊張していたし、開演前はずーっと愚痴聞いてもらってたくらいには自分が不調だった。そのせいかコンサート中にずっしり疲れてしまって、終演後もちょっとごめんってくらいメンタルを介抱された。

終演後このコンサートの評価が高いことがちょっと信じられなかったくらい「まじかよ?」って感じだったし、ステージを観ていてがっかりした部分もあった(めっちゃマイルドに書けた)のだけど、ヲタクと話し合って感想を聞く中で「確かにそうだな」って思い直すことができた。帰りの電車ででかい声出してほんと申し訳なかった。某氏に大変感謝する。

 

17LIVEアーカイブ

落ち着いてTwitterを見ていると「現場と配信で体感が全然違うと思う」という意見もあった。そして、17Live +の無料アーカイブ配信(ライブ全編よ)を観て帰り道の感想戦で話したことをさらにしっかり腑に落とすことができた。何事も悪い面より良い面を見ていた方が穏やかな感想を持ちやすいし、それだけ自分の見方が偏っていたこともわかった。某氏偉大。

 

作業用BGM

第一の感想としては「作業用」だった。これが令和か。ナウい

作業用BGMみたいな何時間もある動画があるように、AKBのメンバーが変わるがわる歌い踊り続けている。ノンストップで楽曲披露、MCは一切なしの2時間半。アーカイブ配信をみてそんな感想を持った。

音楽を"BGM"と呼称することに違和感はあったが、在宅時間やオンラインで人と関わる場が増えて、無音の空間がなかなかにしんどいのを痛感し、バックグラウンドに流れているミュージックの有り難さを知ることとなった*1。かくいう私も大掃除したり仕事しながら、単独のアーカイブ5周はしたしな。

 

演出

コンサート翌日の夜に柏木由紀ユーチューブチャンネルで生放送があり、自身が初めて担当したという演出の裏話があれこれ語られました*2。某氏と話したこと、違和感を覚えたセットリスト・演出などが次々納得できた。

人数でいえば会場にいる人<配信を見る人なわけで、2020年コロナ禍以降のネットでビデオを使った交流が盛んになっている今なら当然そこの視聴者の反応を気にして準備するわけで。最強ツインテールのモニター映像に突然Tiktokの画面が出てきた理由も、なるほど面白い。自分Tiktokはわからないんだ、音が大きくて苦手だから全然知らなくて。あと小池が終わって暗転する中で両手ピースする恵里とかナウかった。

 

映像作品として

実際、映像で見た方がメンバーの表情や細かい表現がよく見えるから、同じステージでも2階席から引きで見る景気とは感じられるものが全然違う。ゆいゆいセンターの僕たちは戦わない→彩希ちゃんセンターの近いのに離れてるも会場で観た以上にすごくすごくよかった。

こんなに彼女が舞う姿を見たのは、松戸の野蛮な求愛以来だろうか…あの時の不敵な気持ち良さそうな笑みを思い出させるほどの腕捌き。そういうパフォーマンスを見せつけられると、このかたは本当に体を動かすのが好きなんだなと思う。表情も良くて、配信を見直して泣いてしまった。このコンサートが開催できてよかったねと。

 

AKBがみんなの日常にいるような

とは言いつつ、現場で終始を見て腰が限界を迎えていたし、こういうノンストップセトリなんだったら自宅で配信見るほうが合ってたわ…というのが、正直な自分の気持ちではあった。

極端な私は「そんな人ばかりになったら逆に有料客(チケット購入)は減ってしまうのでは?」と考えてしまう質だが、そうして減った分だけ今のAKBを現場で見たいという人たちが現場に行くから、結果的にプラマイゼロ乃至プラスに繋がるということなんだろう。

瑞葵ちゃんが言っていた「みんなが自然とAKBの話をして、日常生活にAKBがいる」ような未来を思い描くなら、今の時代、スマホからアクセスできるネットで配信して「作業用」で見てもらって、気になる曲・気になる子を見つけたらそこから調べて知ってもらう…このサイクルを意識するのは理に適ってる。

これがプロかぁ。あっぱれ、参りました。

 

チームのこと

そういえば今回のコンサートで組閣発表はきませんでしたね。

単独コンでチームごとの披露を見ていて、AはA、KはK、BはB、4は4とチームの色をかなり濃く感じました。こみちゃんや当初はK異動が意外だったメンバー達もすっかりパフォーマンスがKの子になってたし、さっほーの声はB楽曲にこんなにもマッチしていたっけ……など。

現在のチーム体制は2018年春からスタートしているので、今4年目に突入したことになります(昨年は活動制限がありイレギュラーではあったけど)。これだけ同じチームが継続されるは、ひまわり組活動期をふくめ最初期に次ぐ長さ。

それでも気持ちのどこかで「組閣」を待っていたのは、チーム替えを望む一方で公演の演目を新しくしてほしいという希望もあったから。いっそチームはこのままでいいから、セトリを替えて新しい演目に…。

 

あ。

これってもしかして「秋元さん見て!」って、チームをアピールする時がきてるのかもしれないな?チャンスなんじゃないか?

高橋みなみが「チームは最低でも2年はやらないと醸成されない」と言った倍近い時間を、現行チームは共にしているだけあって、チームそれぞれのまとまり、顔ぶれの見慣れた感じはだいぶ強まったし。推しの夢は「卒業までにオリジナルの公演をすること」だし。もう今の状況から前向きに未来を考えていくしかない。

 

拝啓 秋元康先生

秋元先生、お願いがございます。チーム4に新公演を書いていただけませんか。あなたがTDCホールで13期公演を笑顔でご覧になってから*3、それでも彼女はを作詞されてからもう何年も経ちますが、村山彩希さんはいまや劇場公演を頑張っているだけの人じゃないんですよ。1000回の公演出演を達成したシアターの女神としてだけでなく、チームキャプテンとして、選抜メンバーとしてグループを支える存在です。ユーチューブやEX大衆の連載でも一生懸命活動されています。劇場公演に立ちたがっていた彼女が外の仕事に出ることを腑に落とした時、「メンバーのためになるなら」と彼女は言っていました。

村山さんのパフォーマンスや熱意を見てAKBを再び好きになる人が、ファンだった知り合いだけで何人もいます。村山さんのことを興奮した様子でツイートしていたり、中にはわざわざ私にDMを送ってくる方もいます。彼女はそれだけの魅力と影響力を持っています。そんな村山さんと村山チーム4をぜひご覧になってください。初めてのオリジナル公演をチーム4に、彼女の名前を歴史に残してください。よろしくお願いします。

 

 

あれ…やすす宛てのをてがみになっちゃった…そんなつもりじゃ…

 

 

最後に一言

あと話反れるんですけど一言いいですか。

 

安 西 水 丸 さ ん の 壁 画、 見 忘 れ ま し た orz*4

 

M00 Overture
M01 愛の存在
M02 大声ダイヤモンド
M03 サステナブル
M04 ずっとずっと
M05 法定速度と優越感
M06 胡桃とダイアローグ(チームA)
M07 君に会うたび 恋をする(チームA)
M08 イニチノサン(チームK
M09 スクラップ&ビルド(チームK
M10 To goで(チームB)
M11 呼び捨てファンタジー(チームB)
M12 猫アレルギー(チーム4)
M13 目を開けたままのファーストキス(チーム4)
M14 47の素敵な街へ(チーム8)
M15 黒い天使
M16 だらしない愛し方
M17 小池
M18 Faint
M19 ごめんね、好きになっちゃって...
M20 1994年の雷鳴
M21 最強ツインテール
M22 遠距離ポスター
M23 誘惑のガーター
M24 ロマンス拳銃
M25 僕たちは戦わない
M26 近いのに離れてる
M27 流れ星に何を願えば良いのだろう
M28 桜の木になろう
M29 ビーチサンダル(D3)
M30 抱きつこうか?(16期)
M31 僕の太陽(D1&D2&馬嘉伶)
M32 Two years later(14期&15期)
M33 Beginner(12期&13期)
M34 背中から抱きしめて(3期&4期&5期&10期)
M35 抱きしめちゃいけない
M36 Seventeen
M37 ファースト・ラビット
M38 LOVE TRIP
M39 ハイテンション
M40 Only today
M41 ポニーテールとシュシュ
M42 君と虹と太陽と
M43 夕陽を見ているか?
M44 ファンレター
メンバー順に礼・退場しアンコールと見せかけて超早着替えしてひこうき雲がはじまる
M45 ひこうき雲
M46 永遠より続くように
M47 重力シンパシー
M48 真夏のSounds good!

 

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AKB48劇場公演 備忘録【20070507-20210517】

  • 人生のだいたい半分
  • #あなたのAKBどこから 
  • K3rdの備忘録
    • 200705-06
    • 20070622
    • 運命の風はいつも 生まれた日から
  • 北山さきりんご ソーシャルディスタンス公演 北澤早紀生誕祭【20201227 19:00-】
    • MARIA
  • 2019-2020下書き供養(出演メンバーメモりたいだけの備忘録)
    • 牧野アンナ「ヤバイよ!ついて来れんのか?!」公演 女性限定公演【20190330 18:30-】
    • 岩立チームB「シアターの女神」公演女性限定公演【20190716 18:30-】
    • 岩立チームB「シアターの女神」公演女性限定公演【20191027 17:00-】
    • 岡部チームA「目撃者」公演女性限定公演【20190908 17:00- 】
    • 岡部チームA「目撃者」公演 篠崎彩奈 生誕祭 【20200218 18:30-】
    • 村山チーム4「手をつなぎながら」女性限定公演【20200118 15:30-】
    • シアターの女神って
    • 誰のための1000回記念
  • 劇場公演雑感 
  • 私は劇場公演が好きだったのか...

人生のだいたい半分

これまで当はてなブログにはAKB48に関するいろんな感想を書いてきた。

その中で「この曲は"あの時あの推しがやった曲"だ!」など、ほかの推しと関連づくことが最近増えてきた。推したちに偶然の共通点があるというだけじゃなく、それだけ私がヲタクとして観てきたものが蓄積されてきたってことだとも思う。

 

2018年を最後に選抜総選挙がないから、最近は投票後アンケートで「ファン歴は何年ですか?」と問われることもなかった。でも大きく振り返ってしまえば私の人生のほぼ半分にはAKB48がいる。さらに厳密に言えば、人生のだいたい半分に「AKB48劇場がある」ということになる。

リクアワも総選挙も傍観していたくらいで、大箱のコンサートもほとんど行かない。私が好きなのはAKBじゃなくて劇場なんじゃないかと思うくらい、"推しを通じたAKB48劇場と劇場公演の一部"しか知らない。

 

はてなブログ(旧・はてなダイアリー)を始めたのもAKBを好きになった時期と偶然にも重なっており、振り返ってみると本当にしょうもない覚書からいろいろと残してきた(なんなら推しに対して辛いこと書いてたりもする)。AKBを好きになってから長い年月がある程度経ってしまったという事実を避けることができなくなってきた。著名なヲタクのようにグループ全体を俯瞰できるスタイルなら良かったんだが自分はそのようなタイプではないので、このブログが個人的な備忘録であり続けることをあらためて断っておきたいと思った。

今書いているこの記事は下書き供養も含め、私がみてかんじてきたことを残すためのとても個人的な備忘録です。そのためお世辞にも読みやすさはなく、ただただ長いです。断じて嘘(フィクション)は記しませんが記憶違いや勘違いもあるかもしれない。その点はご容赦ください。

 

#あなたのAKBどこから 

年明け、Twitter#あなたのAKBどこからハッシュタグがトレンド入りした。メンバー、関係者、ファンがどんどん投稿していた。自分も便乗してツイートした。

私が初めて公演に入ったのは2007年5月7日のチームK脳内パラダイス公演だった。

 

K3rdの備忘録

200705-06

チームK 3rd「脳内パラダイス」公演、千秋楽まで1ヶ月半を切っている時期に初めて観た。そこから3回しか入ってないのだけど、今でも振りコピと劇場の沸き立つ感覚を体が覚えている。劇場公演の経験の大きさ、鮮烈さ、楽しさを感じる。

そして、当時の振りがいかに「覚えやすい」ものだったかを知ることにもなった。メンバーにとっても覚えやすく、ヲタクも真似しやすい。公式グッズにサイリウムはなくて百均のペンライトは生誕など特別な時に使うという感じだった当時、そりゃヲタクは振りコピに徹することになる。だって楽しいもん。みんな一緒にMARIAで十字切ってたんだから。6/3にAKB劇場初めての女性限定公演もこの時のK公演だった*1

初めての公演に入る前すでに「夏海がかわいい!」コールの存在は聞いていたが、大箱のライブ文化だったら定着しないだろうと思った。250人キャパでヲタク一人一人の顔をメンバーも運営もファン同士も見知った中だったからこそ定番になっただろうなと思う。

 

20070622

K3rd千秋楽の日、本当はロビーは公演当選者のみしか入れなくて入場規制されていた。けど今井優、高田彩奈の二人の卒業公演。デビューからずっと一緒にやってきた2期生16人のチームK最後の日でもあった。そんな大切な日、落選したヲタクはもちろんじっとなんかしていられなくてドンキにやってきた。運営に「たまるな」と言われてもゲーセン階にたまり続けるから、渋々ロビーが解放されて8階に上がれるようになった。

その当時、確か7階(多分)が卓球ができる有料施設になっていたから「ロビー入れないならもう1階分推しに近づいたところで音漏れ聞こうぜ!」的なヲタクが楽しそうに卓球をやっていた。そしてロビー規制が解かれてエスカレーターを上がっていく人々に、「卓球やろうぜ!」って言ってたのをなぜか覚えている。

公演MC中、ロビ観してるヲタクが劇場扉に寄っていくとタイミングを見て係員が扉をちょっとだけ開けて、その隙間からでっかい声でメンバーの名前コールして場内沸かせていたのはすごい記憶に残っていたりする(記憶に残ってるのは奥様推しのヲタク)。

草原の奇跡でロビーのヲタクたちが肩を組んで揺れていた。TAKADAは腹筋しながら山手線一周言っていたような気がする。入場していた友人は優ちゃんの「ありがとう」のCDを貰って出てきた。*2

 

今の「ヲタク」からは想像つかないくらい個性豊かで強烈な方々だった。

話しかけていただけて嬉しくなって「よくいらっしゃるんですか?」なんて軽率に聞き返そうものなら、「殿堂入り3回してるんですよ」とか言って壁のプレートを指されたこともあった。

そんな次元の違うヲタクの方々ばかりだったから、新参者の私がお知り合いになれそうな人は誰一人いなかった。強いヲタクの皆さんに追いつけない私は隅っこから見ているだけだったけど、でも現場のあの感じが大好きだった。ここからおもしろいことが始まるんだろうと感じた。

 

運命の風はいつも 生まれた日から

変化のスピードが上がって街も人もどんどん変わっていく中で、秋葉原ドンキホーテの8階はあの頃のままある。メンバーは入れ替わって体制を変えてもAKBは会いに行けるところにいる。こんなに長くAKBを観ることになるとは思わなかったけど、この愛着は年数を重ねるごとに強くなる一方。本当に。

どうして脳パラのことを書いたかというと、昨年12月末に入った北山さきりんご公演で10年以上の時を経てMARIAと草原の奇跡を観ることになったから。出演二人の公演なので全然条件は違ったけど、でもやっぱり、推しが推しの曲やってるのは純粋に嬉しかったです。

 

北山さきりんご ソーシャルディスタンス公演 北澤早紀生誕祭【20201227 19:00-】

北山さきりんご公演に関して知ってたのは「出演が2人のみ」「曲数が通常より少ない」「最後は草原の奇跡を歌う」以上。それだけ。

なら今の私でも観に行けるかなと思ってチケセン投げたのが11月。BIG ONE GIRLSもアマゾンの封筒から出してようやく読んだ。そうして向かった劇場ロビーで「関係者に新型コロナウイルスの濃厚接触者が出た」と公演の延期が決まったことを知らされた。11/30 開演1時間前だった*3

 

それから1ヶ月後の2020年末。厳しい状況は続くけど無事年内、1ヶ月後に開催することができた。本当によかった。

生誕委員からのロビーの花は違うデザインになっていた。配布物(うちわとフライヤー)は、廊下の先のロビーで事務机に並べられたものを一人一人が取る形式。フライヤーは演出指示が変わっても対応できるような4ページ+とじ込み1枚になっていて、配慮が見えた。BOGに北山さきりんごが特集されたこと、早紀ちゃんが立ったステージ・演劇など仕事の一つ一つを丁寧に振り返っている内容で、みんな早紀ちゃんが大好きなんだと伝わってくるフライヤーだった。とても久しぶりに感じた気持ちだった。

 

センブロ最後列下手1ずれあたりの席。MIXのないovertureは初めて劇場公演を見た時と同じだった。幕が開いて見えてきた。ああ、上手側だね。わかるよ後ろ姿で。目頭が熱くなった。まだ始まってもないのに大好きを実感する。それがこの場所。「この劇場公演が最後になるかもしれない」と思った。全部を焼き付けてやろうという気持ちで楽しんだ。

 

北澤早紀村山彩希

 

01. シアターの女神
02. 女神はどこで微笑む?
自己紹介MC
03. 夜風の仕業(村山)
04. 君のC/W(北澤)
05. MARIA(村山)
06. 黒い天使(北澤)
07. それでも彼女は
MC
08. 摩天楼の距離
09. すべては途中経過
MC(じゃんけん勝負 二度あることは三度ある vs 三度目の正直)
10. 草原の奇跡
早紀ちゃん生誕祭(しきりで茂木忍登場)
お見送り

 シアターの女神で始まるのか。B公演で観た早紀ちゃんと、1月に特別披露で観た彩希ちゃん。そこから次のイントロが鳴る直前まで客席のファンに愛嬌たっぷり手を振っていたのに、女神はどこで微笑む?が1音鳴った瞬間に一気に表情変えるのだからかっこいい。僕夏公演でもやっているけど衣装が違うだけでこんなにも印象は変わるんだな。上下の花道に別れてスタート→ステージに戻っていくイントロはやっぱりかっこいい。

ここで前半2曲でMCをはさみ、ユニット5曲は変わらず。衣装替えは全然ないんだな。

村山さんの夜風の仕業、よかったな。柱で見えなくなった時、下手の壁に横顔の影が映っていたのだけどそれがとても綺麗で「どんな気持ちかな?微笑んでるかな?」とか想像しながら聞いていたら、シルエットに表情が見えてきたんだからすごい。横顔で語るとは。

早紀ちゃんのソロはまず君のC/W。この日を境にやっとこの曲覚えられた気がする。サビでボックス踏みながらターンするのが綺麗でもっと観ていたかった。前半戦で観ていてやっぱり透き通っていて白いなあと感じていた。

MARIA

そして彩希ちゃんによるMARIA。K3rd公演以降、何かとオリジナルと比較されてしまい披露されなくなった曲。プロデュース公演の流れでSKE48 KIIの0 start公演でセトリに組み込まれたり、HKTが脳パラ公演をやったりしたが秋葉原では機会が巡ってこず。レッツゴー!研究生公演でもユニットの候補には入るも最終的にその枠はクロスになったし。

だからまさか、秋葉原の劇場でまたMARIAを観られるなんて思いもしなかったよ。

 

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劇場でのMARIAは約13年ぶりだったと思う*4。推しと推しのユニット曲を推しがソロで。さらには一人での披露とはいえ振り付けはオリジナルのまま。足なしのマイクスタンドもステッキさながらにしっかりと持っての披露。ライティングは機材が変わったこともあるだろうし変更は加わってるはずだけど、違和感なくあの頃にひたれた。

レッツゴー公演プロデュースの時から変わらずオリジナルへの敬意がある。そのまま演った演出や振り付け、マイクスタンドを蹴り上げるのも、この劇場で演ることに対するリスペクトを感じた。ただ個性を持っている村山さんのパフォを持ってしても、河西増田(そして梅田かもしれないし大堀かもしれない)の姿がちらつくくらいだったのでそれだけオリジナルのインパクトが強い楽曲なのだろうとも感じた。

 

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そんな中で、最後の決めポーズ。マイクを握りしめて下向きになった。おや?オリジナルから変えてきたんだ。私の記憶としては最後スタンドマイクを手に持って膝をつき斜め上向きにポーズして終わるので、ちょっと新鮮だった。調べてみるとHKT脳パラ公演では上向き、ただしSKE 0start公演では下向きのポーズを取っていた。個性の強い栄なのでアレンジを加えてきたのかな。なんにしろ面白い変更。

推しメン曰く、さきりんご公演に際してはオリジナルの映像を劇場監督から観せていただいて練習したということだった。正誤を言いたいわけではないのに若干ムキにさせてしまってごめん推しメン。でも最後どうして上向きなのかは当時から少し不思議に感じていた部分でもあったし、さきりんご公演で下向きで終わるMARIAは、マイクを握り目を閉じる姿は祈りを捧げているようで綺麗でしたよ。

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 (この感想書きたかったからこのくそ長い記事出したまであると言って過言ではない)

 

からの早紀ちゃんの登場とポーズよ。かっこよ。エンターテイナー北澤降臨。ソロ2曲目が黒い天使は意外だった。C/Wとのギャップよ。そして思い出すつもりなくても思い出されるのが、劇場おばけの推しの面影。峯岸アンダーの村山がすっ飛ばした帽子が思い出された。小朝公演であった。 *5

二人で歌唱するそれでも彼女は、微笑みながら歌うとは思わなかった。劇場公演を愛する彼女を投影して書かれた曲、嬉しそうな反面でプレッシャーに感じることもあったんじゃないかと思うけど、劇場を支えるツートップの歌唱はいいね。曲の雰囲気に似つかわしくなく笑みを見せるのは楽しい時の彩希ちゃんに見られる気がしてるよ。

彩希ちゃんの摩天楼の距離、どこかで観たことがある…あおきーだ。楽しそうに舞うあやなんの姿も思い出されるし、13期公演のメドレーでもやっていたな。イントロで「これ好きだった曲だ」となったけど確証が得られずサビでやっと納得したすべては途中経過。爽やかで前向きでいい歌。彩希ちゃんと早紀ちゃん二人の声がとてもよく似合う。これは確かサムネイル公演で覚えたな。真子ちゃんと朱里が出演してるのをオンデマを観て一発で好きになった。あやなんが出演した時だったっけな?

…好きなメンバーを追っているだけでも結構わかるもんだな。私、AKBのこと大好きだったんだな。

そしてラスト。あっち向いてホイで決める最後の曲の歌い出し。Twitterバチバチしてたけど、今日はなんかそんな気がしていた。仲間の生誕公演でじゃんけん勝ちがちなドル明け時代の村山さんだったし何の根拠もなく今日は勝てるって信じてたんよ。そしてやっぱり村山さんの勝利。ママに勝つ方法を相談して掴んだ作戦勝ちでした。

草原の奇跡もまた脳内パラダイス公演ぶり。劇場公演でまだ観られるなんてね。じゃんけん勝てるってなんかこの日は根拠もなく信じていたんだよ。才加の歌い出しを推しが気持ちよくやってくれるなんてね。二人とも上手くて澄んだ声してるから合うの。

TDC見逃した公演でもみた。何か機会があるたびコンサートでも観てきた。でもやっぱりこの250人の小さな箱で観る草原が味が濃い。ドンキ8階の暗くて狭い劇場から未来が広がって光が射すような。当時はまだチームからがなく緑のイメージはなかったけれど、チームKのグリーンが草原を拠り所にしているように感じることも多い。MARIAも草原も、大事な歌を歌い継いでくれてありがとう。

お見送りでメンバーの立ち位置が変わりすごい奥まっててちょっと笑ってしまったけど()最後まで楽しい思い出に残る公演でした。 

 

 

 

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推しが結婚した件について

FCイベントのファンミ、クローズドなものだからブログを書くつもりはなかったんだけど、ずっと応援してきた推しにとっての重大イベントだったのでちょっと書かせてください。

ただし、どうしても河西さんやご本人の言葉を拝借しないとうまく書けないことがあるので、もし「それ出しちゃっていいの?」ってことが思う部分があったら教えてください。>チユリスの皆様。

 

河西智美 Chiyuu♡Irisファンミーティング【20210515 18:00- @汐留Bluemood】

ぎゅっと!1曲歌唱後MC。イベントは現場にいる約60名のファン・ツイキャスからみているファンがいたのですが、スクショ保存などについて注意があったり、現場では入場時にフルネームとHNを署名したり、イベント開始後そうそうにその名簿をもとにHN点呼をはじめて困惑する会場にニヤニヤするとか←いつもと違うなーと思うことは多々あったのですが。そういえばいつものovertureもなかったんですよ。

MCではアニー舞台を写真も交えてたっぷり教えてくれました。そして重大発表といって暗転する会場。スポットを浴びる河西さん。「私事ではありますが、」と発した笑顔で、察する朗報。2021年5月15日(土)18時台のこと。

 

あとはSNS等で昨日ご本人たちから公表された通り。

今後の抱負を語ってたっぷり祝福したあと、同時に発表されたのが新しいファンクラブ開設。Faniconというサービスを使うようでご本人直々にプレゼン。完全に有料登録制で本人とファンが交流できるコミュニケーションスペース。YouTubeをはじめLINE LIVEを卒業してから一生懸命サービスを探す旅に出て「これだ!」ってなったものだそうです。

 

あとは何したっけ…情報量がすごくてだな…。あとは会場から募った質問カードで近況とか想いを聞かせてくれましたが、とにかくお喋り大好きマンな河西さんなので気づいたら2時間経つんですわww 最後にもう1曲、STAR-T!を歌ってイベント終了。

そしてその約10分後←、新FCが5/15 20:00から登録受付スタート。早速昨夜ラジオ配信をしてくれました。

ファンミーティングということもあって今までだったらMCで語らなかったような話も昨日は聞かせてくれた。新しいファンクラブのラジオ配信でも初めて耳にするような話題もあった。

 

「推しが結婚する」

どんな気持ちになるんだろう?って考えたことはあった。現役48で見れば推しが推しなので、恋愛って何か、結婚って何かを考える機会は毎日のようにあったけど、やっぱりショックを受けるものなのかなって想像の方が大きかった。

でも昨日会場で私が感じたのは「幸せ」ということだった。

あ、こんなにあっさり受け入れられるんだ、と正直自分でも驚いた。胸の痛みもない。頭が衝撃で真っ白にもなってない。友人・親戚や職場の人の結婚報告を聞いたときのように、自分の立場に対する後ろめたさもない。

報告してほっとした笑顔で涙を浮かべる推しと、拍手し指鈴を鳴らし続けるファン。

 

レポのような詳細は避けるよう心掛けますが、少しだけ。

発表後、音声が出ないなど多少のトラブルがありつつ←板野友美さん、大島麻衣さん、宮澤佐江さんの3人からビデオメッセージがありました。

ピーターパンでの共演がきっかけの二人。佐江ちゃんも彼と共演しているのでよくよく知る仲。三人で食事したこともあるそうなのですが「彼と一緒にいるともが楽しそうだった」と言っていたんですね。幸せそう・嬉しそうではなくて「楽しそう」って言っていたのは私の記憶が確かならそうだったんですが、それがすごく嬉しかった。

 

そして一つ。その後スポーツ紙やネットニュースでもこのことが報道される中で、記事でたまに「のろけた」と書かれてることが気になったのでちょっと補足。確かに彼女の発表は終始幸せそうではあったのだけど、「のろけた」の字面から受けるような所謂デレデレしたような印象はなかった。冷静で誠意のあるご報告だったんですよ。少なくとも私はそう感じた。

彼がどんな人かという話もしてくれました。河西さんはずっと芸能界という特殊な環境、一般の人なら経験しないようなことが次々起こりうる世界で仕事しています。そんな彼女にとって彼は「普通を与えてくれる人」なのだと。「普通はとても尊いこと」であたたかいことなのだと。そう言っていました。

 

14歳でアイドルとしてスタートした河西さんにはどうしてもスキャンダルの目がついて回っていた。それでたくさん傷ついて匿名の声や報道が怖くなったりもした。河西さんに限らずだけど、メンバーたちのプライベートが暴露されるたびに「この人は恋愛するのが怖くなってしまわないか」が私自身ずっと心配だった。だから、

ああ、よかった。推しが幸せになってくれてよかった。一生守ると誓ってくれるような人が隣にいてくれて本当によかった。*1

よかった。よかったよ。本当におめでとう。

 

そしてこんな時でもファン(チユリス)を大切にしてくれる河西さん。ニュースや報道じゃなくて、直接ファンに報告したいということに拘って昨日のイベントの場を用意してくれたそうです。実際、会場で本人から結婚報告があった後で、関係各所への報道が動き始めた。

結婚にファンクラブ設立の発表までねじ込んできて、今後の活動についても話してくれました。何度か繰り返したのが「ステージに生きる」ということ。彼も河西さんの活動をとても前向きに応援して支えてくださっているそうで、これからも変わらずステージに生きて輝く姿を見てもらいたいと。アニーでは特にマルシアさんの役への熱心さに勉強になったそうで、グラウンドミュージカルに対する熱い思いも感じた。

 

いやー。河西推し、こんなに幸せでいいのですか?

幸せを分けてもらうという言い方では足りず、もはや彼女の幸せの中にファンまで一緒に居させてもらっているという感じ。まったく愛情深い人です。

 

我に返り帰路につき、牛丼を食べながらひとり思ったこと

これからも変わらず、だけどちょっと変えていくこともある。

河西さんを応援してきた自分、これまでに書いてきたブログを振り返ってみた。実にいろんな場所に行き、いろんなステージを観させていただき、いろんな感想を書き残してきた。ちょっと詳細に書きすぎたんじゃないかなんてものや未熟な記事も多々あった。

それは全部、私が覚えておきたいことをつらつらとメモにしていたからだった。すぐにいろんなことを忘れちゃうから、いつか思い出せるようにメモしておきたかったから。芸能活動をされている方のことに関して言えば、ブログで公開したら何かプラスになるんじゃないかと信じていたから。

それは事実だ。でも多分、これからはちょっと違うんだ。

情報という言葉を使うと固いので投稿という言葉を使うとして、「公に出す投稿」と「一部の人に限定で共有した投稿」の二つに分けるとする。後者に含まれる「ファンに対してだから」教えてくれた情報というのを、我々は大切にしていかなければいけないんだと思った。

ライブ、トークイベント、テレビ番組、ネット配信、動画もある。Twitterで言ってもインスタで語ってもアメブロに書いても()いい。プライベートメールや会員限定のコンテンツなど数えきれないくらいどんな発信もできる。

そんな今だから「どうしてこの形で伝えてくれたのか?」という投稿者(つまり推し)の意思を尊重する振る舞いを、受け取る側の私たちはするべきなんだ。受け取る側にはいろんな人がいるけど、まずはファンがその振る舞いを見せるべきなんだと。そうやって大好きな人を守るんだと。

 

私もそれなりにいい年齢になったけどこうして自分より若い推しに教えられることがたくさんあるから、ヲタクって楽しくて心が豊かになりますね。これからも応援させてください、ファンで居させてください。

 

推しが結婚した件について。今までたくさんの幸せをくれた大好きな推しが幸せを見つけてくれた。それはとても幸せなことです。それだけでとても嬉しく気持ちがあたたかくなります。

河西智美さん、小山圭太さん、ご結婚本当におめでとうございます。

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*1:小山圭太さんのインスタグラム投稿 https://www.instagram.com/p/CO5DScAj2yL/?utm_source=ig_web_copy_link

ラーヤと龍の王国

映画作品の感想はnoteのほうにあげることが多くなっていたけど、ディズニー作品ということではてなに投稿したいなーとおもって書いてます。

なお当ブログはネタバレ含みますのでご注意くださいませ。また、ブログ主は"新作が公開されるたびに足繁く映画館にいく"ほどの熱心なDヲタではないですのでご容赦願います。

 

「作品評価は世界的に極めて高い」

たまたま目にとまり「ディズニーの新作公開されたんだ」と知った記事がこちら。

しかし、こんなことになっていたとは…。でも確かに私もコロナ流行をきっかけにディズニープラスにも入ったし、実写版ムーランもプラス限定での公開(しかも月額+α)と聞いていたし。感染対策も考慮して、映画配給の仕方に試行錯誤しているんだな。

 

この記事の2ページ目にある、次の一文(の注釈部分)が気になった。

映画興行において、作品内容とは関係なく(ちなみに今のところ『ラーヤと龍の王国』の作品評価は世界的に極めて高い)、いかに宣伝が重要かを証明することになってしまったのだ。
日本の支社にたった一つの裁量も与えなかったディズニー本社|Real Sound|リアルサウンド 映画部

 ほう。それならどんな作品か観てみよう、とおもい映画館に足を運んだ。

 

過去10年くらいのディズニー映画雑感

ラーヤの感想を述べる前に、まずは最近のディズニー作品についての思うところを聞いてほしい。直近10年ほどのタイトルをディズニー作品の一覧(Wikipedia)を参考に振り返り、観た感想というかネガティブな辛い雑感を書きたい。 

  1. CG技術の顕示欲がすごい。見せつけたいんだなーという感想が1番強い。ピクサーがディズニー傘下に入って以降特に、技術を披露するためのシーンがどの作品でも印象的。
  2. 過去作の続編や実写リメイクばかり。挙句にはアナ雪2では公式が二次創作し始めたとさえおもった。
  3. 「3Dでこの世界観を描きたい!」という意思がとかく強いため物語構成が甘い。散りばめすぎた伏線を回収しきれなかったり前半の起承が長すぎたりなど無駄な描写が多い。
  4. 主人公の感情の起伏が激しい。希望と絶望、和解と暴力が代わる代わるやってくるので忙しくて疲れてしまう。

ディズニーはもう"新しい作品"を創造できなくなってしまったのか? 新作を観てはがっかりしてきた私の雑感を、2021年、ラーヤは覆すことになった。 ディズニー近年まれにみる良作。一言で感想を述べるとしたらそうなる。

 

「ラーヤと龍の王国」感想(以下ネタバレあり)  

音楽

東南アジアを模した架空の国々が舞台になっていて、まず音楽がいい。青銅の楽器の音色がいかにも地域の雰囲気を伝えてくれる(ガムランというらしい)。豊かな自然、共存していた龍への信仰や古代遺跡があったりするので神秘的でもあるし(ちょっとミシカみたい!!)、だからといってコテコテにエキゾチックということではなく良いところでオケの弦を利かせてくるのがまた扇情的だったりする。ちょっとおしゃれ。

 

映像

東南アジアの文化や生活を模しているようだったが、建物には人気を博したいわゆるオリエンタリズム(異国趣味)のように、西洋視点から美化された東洋文化が反映されているようでもあった。真っ青な宮殿の回廊とか。天井が高く、窓が吹きさらしになっている建築が自然と隣に生きる世界観を伝えてくれてとてもいい。それを2DではなくCGアニメで作ることに意義があると思った。昨今感想を書くに当たって「ネタバレ」が重要視されているが、ネタバレされてもなお再見してあの世界に浸りたいという気持ちになった。ディズニー作品でそう感じたのはとても久しぶりだった。

 

ワヤン・クリ

龍と人間が平和に暮らしていた昔話や空想上の話はインドネシアの影絵芝居ワヤン・クリを模したようなタッチ、あるいは古文書のような2Dアニメで描かれているので、本筋の物語とメリハリがついてる。

国名や君主名がやや覚えにくいが、冒頭以降もラーヤが土地に足を踏み入れるごとに地名が表示され(RPGみたい)、国同士の情勢などはラーヤが仲間と作戦を話すときに地図を広げて説明してくれるからわかりやすく、鑑賞者を迷子にさせないような配慮を感じた。

 

ストーリーのテンポがよく無駄がない

ドルーンによって石化してしまった父、そして龍・シズーが言う「相手を尊重し信じること」を、ラーヤも旅の中でシズーに導かれるようにしてその思想を受け入れていくことになる。そして敵国だったはずの民族と話し、率直に語り、手をとって進んでいく。

ストーリー展開はいわゆるディズニーっぽさがどこか薄くて、RPGのゲームやアクション映画を彷彿とするテンポ感があった。アメリカ映画にたまにある「海外ドラマのゆるゆるとしたテンポの進行がそのまま映画になってしまった」ような感じがなく、シーンに無駄がない。

「人を信じること」にテーマが据えられているため、ラーヤとその仲間たちは正義で進んでいく。疑心暗鬼になりそうになれば誰かが支えるから病まないし、信じて裏切られそうになるとラーヤが助けに来てくれて物語がサクサク進んでいく。まさにワクワクの冒険活劇を魅せてくれるスーパーヒーロー。

 

ラーヤ

ラーヤも暗い影は持っているのだが、シズーが底抜けに明るく振る舞うことでやっとコントラストが出てくる感じ。そうして主人公ラーヤの疑心暗鬼ぐあいは描写が極力省かれていて、あくまで「過去」として描かれている。だから主人公はいわゆる闇を背負っている振る舞いを見せない。それがいい。

他の登場人物たちもそう。ドルーンに家族を奪われてもなお一人一人個性を持って一生懸命に生きていて、その中でラーヤの仲間になっていく。旅が進むにつれてヒーローが揃っていく感じ。オーシャンズ11ONEPIECEのようなアクションとワクワク。

ある意味わかりやすい勧善懲悪。だけどわかりやすい「悪」がいないから子どもっぽくはならない。強いて言うなら悪役はドルーンかな…。ラーヤ宿敵だったはずのナマーリとさえも和解し、彼女の過去も浄化する。対ドルーン戦のクライマックスは胸が熱くなったな。本当のスーパーヒーローは誰一人として見放さない。

 

ラーヤかっけえ!!! 私が子どもだったら戦隊もののヒーローたちと同一視していたと思う。クールでかっこいい。ネット上で対立する意見・歪み合いが目にみえるようになった2021年の今に向けたメッセージとしても深く響くものがあった。

 

ラーヤとお父さんとの親子愛も素敵だし、剣の刃に反射した家族の姿を見て正気を取り戻す描写とかすんげー繊細だった。スタッフロールには本編中で登場人物たちが「石化した家族とこんなことしたい」と夢を語っていたことが実現されたような後日談が描かれていたりして、制作スタッフが最後まで物語を愛していることがわかった。

物語もキャラクターもとても深く編まれていたと思った。先日観たばかりだけどもうまた観たい。

 

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丸美屋食品ミュージカル「アニー」【20210424 12:30-@新国立劇場 中劇場】

感想というか覚書を含む考察ぽくなってしまった^q^素人のブログなので読み苦しいところはすっ飛ばしてください。また、有名作なのでネタバレも何もないと思いますが気にする方は以下ご注意願います。

大掛かりな内容になってしまったので目次つけます。

 

アニー2021

2021年4月24日(土)東京

23日夜、河西さんのツイート見て「明日はやるんだな!?」と初演チケットをとった直後に4/25〜5/10の公演中止が発表された*1。4/24の2公演のみ開演決定、つまりダブルキャストの両チームが1公演ずつ、初日であり千穐楽ということになる。

今回の出演者がミュージカル「アニー」にキャスティングされたのは去年2020年。河西さんにとっては初めての"悪役"、とても楽しみにしていたけど予定されてた公演は全て中止になり、ようやく1年越しで幕が上がると思ったら今度はGWに被せた緊急事態宣言。今回の上演の判断は、国が出した言葉の合間を縫ってでも「やってやるからな!」という、カンパニーの気概を感じた。きっと私だけではないでしょう。

劇場施設は空調など完備され、さらにアルコール消毒やマスク着用などなど感染対策が徹底している。しかも舞台や映画はお客さんが座って静かに体験するから、コロナ禍文化の希望だと信じているんだけど…

…とは言っても、もちろん2回でも幕が開いたに越したことはない。本当によかった。

 

2年ぶりのアニー、初演のマチネということもあってか会場は本当に親子連ればかり。チケットを滑り込みで購入した私は、ファミリーとファミリーの間に着席(ソーシャルディスタンスを保つために空けてた席に入れてくれたでしょうね。感謝)。後方上手でしたが、後方は列ごとに段差がついているのでどの席からでもステージが観やすかった。素晴らしい。

観客もみんな舞台に立っている子達なのだろうか、とにかくお行儀がいい。物販の横では偉そうな人たちが名刺交換していた。ロビーのあちこちで交わされるご挨拶は発声も振る舞いもよくて、アニーが子役の登竜門と言われる舞台なだけある。

 

4/24 12:30公演 チーム・モップ
德山しずく(アニー)、藤本 隆宏(ウォーバックス)、マルシア(ハニガン )、笠松はる(グレース)、栗山 航(ルースター )、河西智美(リリー )、矢山 花(モリー)、難波 夏未(ケイト)、加藤 凪紗(テシー)、山岡 さくら(ペパー)、長曽我部 夢(ジュライ)、宿口 詩乃 (ダフィ)

アンサンブル:鹿志村 篤臣、後藤 光葵、谷本 充弘、丸山 田加賜、矢部 貴将、太田 有美、木村 つかさ、濵平 奈津美、横岡 沙季

ダンスキッズ:磯部 ちひろ、合田 晴音、齋藤 日南、高嶋 悠花、鳥塚 絢心、鳥塚 美羽、中野 晴太、平山 明香里、船岡 玲那、三輪 駿斗、山田 紗良、渡邊 杏奈
脚本:トーマス ミーハン
作曲:チャールズ ストラウス
作詞:マーティン チャーニン
翻訳:平田綾子
演出:山田和也
音楽監督:小澤時史
振付・ステージング:広崎うらん
美術:二村周作
照明:高見和義
音響:山本浩一
衣裳:朝月真次郎
ヘアメイク:川端富生
歌唱指導:青木さおり
演出助手:小川美也子、本藤起久子
舞台監督:村上洋康

www.ntv.co.jp

 

美術・衣裳

文化は肥やす努力をしなければ土壌は整わない。金に執着する文化人に優れた芸術作品を創れるとは思わないが、金銭的庇護がなければ作品の可能性そのものが潰されてしまう。

 

どうしてこんな硬い話からはじめるかというと美術と衣裳がすんごい豪華だったから。めちゃめちゃ寵愛を受けている、安直な言い方をしてしまえばお金がかかった舞台だなという印象を受けた。いきなり金の話してごめん。でもそうなんだ。

物語の舞台が1933年ということもあるけど、富裕層の豪華な住まいの様子がそれはもう豪華絢爛なの。それを再現せんばかりに力の入った美術。さすが丸美屋、さすが日テレ。

 

ネオンに輝くN.Y.Cの舞台セットはどこか懐かしさにも似た親しみを覚えます。街の風景について「日本はアメリカの街を真似ている(から華美で電気を食う)」と聞いたことがありますが、ディズニーリゾート・映画の存在も手伝っているんでしょう。

世界大戦、大不況など20世紀前半は未曾有の厳しい時代なのですが、それを優れた作品を通じて体験している身としては"美化された"状態で触れているから、やっぱり楽しいというイメージの方が強い。ワクワクしちゃうんですよね。 

ウォーバックス邸の大きな螺旋階段。クリスマスツリーなんてキャストと比較しても優に5メートル超えてたんじゃないでしょうか。同年代を描いた作品(後述)の多くにクリスマスを過ごす風景が登場するのも、当時の厳しい時代の中で唯一といって差し支えない"楽しみ"、国境を超えて共有できる宗教的慣習だったという事でしょう。

 

そして衣裳!!!

マルシアさん演じるハニガンは、外套を除いても何度か衣装が変わります。なんて豪華なの!!その模様は浮世絵のような平面的な描写と単色な色使い。七福神のような神様のような姿、あるいは西洋趣味な日本の派手な扇が超大柄であしらわれていて、まさにジャポニスム

我らが河西さんのまとっている衣裳もまたまたすんごい豪華。赤・緑・黒・金あたりで、グスタフ・クリムトウィーン分離派の装飾を思い出すドレスだった。よく見ると明るいグリーンのところには多分フランス語で何か文字が入っていた。そこに毛皮のショール、肘まである長い黒の手袋に、流行のフィンガーウェーブのショートヘア。

彼女たちがまとっていたのが当時の最先端ファッションだったことが想像できました。*2

うおおおおおワクワクする!!!!。ブログやってて面白いのは「あれ何ていうんだろう?」をGoogle検索ながらもきちんと調べて新しい知識が入ってくること。先の髪型の呼称とか、この記事書くにあたって知った。ほんと楽しい!

世紀末サイコー!\(^o^)/
*世紀末芸術 - Wikipedia

 

男性陣のタキシードは白、黒でシンプルかつ紳士的なもの。 そしてアニーには赤、孤児のうちペパーには青の差し色がありながらも、孤児院、ニューヨークの決して裕福ではない路地では人の服も街なみもすべてが燻んだ色でした。ウォーバックや従僕たちのタキシード、秘書グレースやメイドのフォーマルなファッションは決して派手ではないけど、白・黒など紳士の落ち着きがある色合い。

一方で、ハニガン、リリーのいわゆる悪役たちの衣裳はしつこいまでに華美。でも品位はあるから、キャラクターと相まってどこか憎めない。飛躍的な解釈をすれば、お金に翻弄されて悪事を働く彼らにもまるで「あなたの身の回りにも"人生の彩り"があるんだよ」と仄めかしてるようにも思えました。

 

そして舞台セットも。

ネオンが色とりどり輝くブロードウェイ、バカでかい扉と金であしらわれたウォーバックス邸。11歳のアニーにとってさぞ華やかな世界だったことでしょう。ただ、そんな豪華絢爛の大都会にやってきてもアニーの純真無垢であたたかい気持ちが、ビジネスマンのウォーバックスの心を動かしていく。

生きている世界が彩られていく描写は、モノクロからカラーフィルムに移り変わっていた時期でもあり時代を象徴するなあとも思いました。面白い。「ウィズ〜オズの魔法使い」のドロシーの家の描写を思い出しました。あと、意地悪な雇用主という悪役ももしかしたら象徴的なのかもしれない。ハニガンのポジションには、オズの魔法使いのミス・ガルチがかぶる。

 

リリー

物語の舞台は1933年。なんで刻んできたんだろうと調べたところ、1933年3月に大統領に就任したのがフランクリン・ルーズベルトで、最後の方にセリフで出てきたニューディール政策も同年から…ということで、アメリカにとって大きな年だった模様。

世界恐慌貧困層が増え、一方で一生かけても使いきれないほどの大金を得た富豪との差が大きくなっていく。逮捕されていたルースターも生きるためだったとも考えられるし、マルシアさんもパンフレットで、ハニガンはお金のために孤児院の番の仕事につけただけで当時はそれだけでもラッキーだったのかもしれない…と彼女が飲んだくれになった背景を想像しています。

ラインダンスしたりスウィングしたりBBBを思い出す音楽で歌って踊るのは、ディズニー大好きな河西さんも本当に楽しかっただろうな。リリーは悪役だし決して出番が多いわけではないけど、パフォの存在感は健在。目立ちすぎず悪ながらも愛嬌があり、素敵な演技でした。

 

APPLAUSE

私はアニー観劇が初めてだったので過去の本作がどんな舞台か知りませんが、パンフレットによると「3行のセリフが1行に」なったと言うくらいだから脚本は大幅に削られ、コロナ禍での上演のための特別仕様になっているようです。 

開演前にステージに赤いシャツの男性が登場。「APPLAUSE」とボードを掲げたら客席が拍手をするという練習をしました。Good!とか"音が小さい"みたいな彼の感情は、顔と体の表情のみで伝えられ、チャップリンのようにコミカルで面白かった。客席の子どもたちもころころと笑っていました。思えば1930年代のアニーの時代設定にもぴったりです。

この練習の成果は後のラジオ番組放送のシーンで効果音として役に立ってきます。お客さん参加型、いい。これも特別仕様だったのかな?楽しかったです。

この一瞬のためにラジオ番組のネオン、骸骨マイクが3本と蓄音機みたいな小道具が机の上にたくさん用意されていて、ここでも寵愛を感じた。他の場面でも室内のラジオ、電話など。今でいうアンティークな小道具の数々とその作り込み具合がさすがです。

 

アニーとサンディ

孤児院で日々ハニガンの言いつけ通りお裁縫の仕事をする孤児たち。ある日アニーが孤児院を抜けニューヨークの街に飛び出すところから物語が動いていきます。

物販で売ってたグッズに"サンディ"なるもふもふのワンちゃんのぬいぐるみがあったので、アニーの相棒で犬が出てくることを知りました。ディズニーのわんわん物語(スタジオの原案は1937年)にも野良犬を保健所に収容する描写があるくらいだから、それだけよくある風景だったってことなんでしょう。

ミュージカル「ピーターパン」のナナ*3みたいな感じかな?と思ったら、
本物のイッヌ出てきた。
しかも思ってたんと違う。もふもふではなくビーグルちゃん。かわいい………わんわん大サーカスのメープル*4というお名前だそう。わんちゃんの登場した会場からは感嘆の声が漏れていました。野良犬として保護されそうになっていた彼をアニーは自分の犬だと嘘をついて、咄嗟にサンディと名付けます。そしてアニーに何度か名前を呼ばれるとサンディが飛びついていって、名曲Tomorrowの歌唱へ。

德山さんの透き通った歌唱を、メープル氏の名演技が扇情してくる。両親に再開することを夢見る少女に寄り添うメープルはほんとに忠実で、この先何があっても大丈夫だと彼女の明るい未来を暗示するかのようで。

こりゃ、泣いちゃいますわ。

 

初日であり千穐楽

藤本さんからのご挨拶「この公演がチーム・モップの初日であり千穐楽」と言葉を詰まらせると、河西さんも周りのキャストも涙腺ゆるめてた。「子どもたちはこの日のために2年、3年頑張ってきました。それが今日で終わりなのは悔しいです。でももしあと1日ずれていればそれさえ叶わなかったんです。来年、再来年もアニーは続いていきます。今年僕たちがその糸を紡ぐことができたことを有り難く思いますし、これからも頑張ってまいります」」とスポンサーに謝辞。

子どもにとっての365日ってとても大きい。体感で長く感じるというだけじゃなく、1日1日の滋養が濃い。同じ3年間でも大人が過ごす3年間とはわけが違う。小学4年生からの3年、中学1年生からの3年…と自身の経験を振り返ると、見える景色も考えることも全然違う。大人になる前の子どもとして立つ意味がある役を演じる、そのために努力する時間って、もうかけがえがない。それが文化的に不遇な時勢、無力な環境によって妨げられているのはとても悲しく怒れること。会場で涙していた大人たち、子が同じ努力をしている親たちにはそんな思いもあったと思います。

 

そんな中でもアニーは幕が上がってから最後まで前向きに生き、落ち込む子を励まして笑顔でいます。クリスマスに招く孤児に男の子を望んでいたウォーバックスさんが、一瞬でオチた気持ちはわかる。まっすぐでかわいい子だもん。

それがアニーというキャラクターなのでしょうけど、德山さんの笑顔がまた素敵でね。 カーテンコールで涙ながらに挨拶をした藤本さん、マルシアさんに続いて言葉を求められても、明るい声満面の笑みで目を細くして「ありがとうございました!」 と一言。以上。

德山さんは幕がおりる最後までアニーでした。本当に素敵でした。希望が詰まってると思ったし、他の子役の方々、ダンスキッズの方々がこれからも舞台に立てることを願いますし、コロナ禍の厳しい時代とは言っても今は今しかない。大人も、そういう世界にする努力をしていかなければなと思いました。

 

昨年3月下旬上演の脳内ポイズンベリーではカーテンコールでうるうるに涙を浮かべていた河西さん。でも今年は子どもたちの元気につられて最後まで笑みを絶やしませんでした。いらない強さかもしれないけど、強くなったね。

アニー、観ることができて本当に幸せな舞台でした。出会わせてくれた河西智美さん、キャストの皆様本当にありがとうございました。またこのカンパニーでアニーの幕が上がることを信じています。

 

 

人の手がつくる時代の結晶

アニー観劇中にふと考えたこと

2021年の文化も、百年後にはこうして懐かしんで愛でてもらえるのだろうか

1930年代のアメリカ文化は、現在もこうして世界から親しまれている。これからもアニーの上演は続くし、同時代の動乱を描いた作品は今後も多く愛されていくでしょう。

では2021年の今、コロナ禍に文化が"花開いている"だろうか? 開きそうな蕾は育っているだろうか?

 

観たことなかった映画を30本くらい観て思ったこと 

昨年夏のお盆休みに、「タイトルは知っているけど観たことない映画(昔観たけどよく覚えてない映画含む)」を観る自粛企画を立て、Prime Videoなどなどのネット配信で34本観た(休憩でみたお気に入りを含めれば計41)。

例えば、カサブランカシャレードニューシネマパラダイスシンドラーのリストグレン・ミラー物語………など洋画を中心に。ディズニープラスで初めてお目にかかれた中長編もたくさんあった。インターネットありがとう。

思い当たるものを次々観ていっただけなのだが、背景に第二次世界大戦の影が濃く差している映画がとても多かった。黄金のアデーレは特にしんどかった。それだけのめり込める優れた作品ってことなんだけど、観ていて気が滅入ったりもした。

文学が舞台になり、演劇が映画になり、舞台はミュージカル化され、映画音楽がジャズにアレンジされ……この戦争が、映像芸術の興りと時を同じくしたこともあっただろう。なんたってフィルムの原料はニトロセルロースだし。

 

「アニー」を、ブログ主が好きなディズニースタジオと比べると、例えばアニーの出生年1922年はウォルトがアリス・コメディを一生懸命制作している頃でしょう。1933年といえばドナルドダックのスクリーンデビューの前年で、初のカラーフィルム長編アニメーション「白雪姫」公開よりも昔です(1937年)。

百年以上昔の文化で生まれた作品が、今もなお継承され愛されているわけです。

 

一生かけても掘り起こせない「鉱脈」 

ちょうど #文化芸術は生きるために必要だ というハッシュタグTwitterのトレンドに入りました。そのこともあってちょっと小難しい話になりますが、美術史学科の端くれで勉強してきた私の感想です。

 

例えば、先に書いたAPPLAUSEのパフォーマンス。これを観て「チャップリンみたい」と面白いと思ったのも、私がチャップリンサイレント映画を観て面白かった経験があったから。じゃなければ、あんな無言で何してんだ?と楽しみ方がわからない。
でもチャップリンは知らないにしても、パントマイムやジェスチャーを知っていれば言葉ではなく身体で意思を表現してるってわかるじゃないですか。
じゃあそのパントマイムを知るには?……テレビで偶然目にしたエンタメ番組かもしれないしドラマや金曜ロードショーかもしれないし、街でみかけた大道芸人のショーかもしれない。

その経験があるから、作品でも何でも触れた時に「あ!」と気づくことができる。そしてその気づきが、次の気づきにつながる。知の探求を知ると人生がとても豊かになります。知らなかった頃が恐ろしいと思うほどに。

 

語彙が追いつかないので名著より引用します。まず、小説創作の読本のあとがきにあった言葉。座右の銘にしています。

幸いなことに小説書きは一生飽きないで済むほど難しいのですよ。

宮原昭夫『書く人はここで躓く! 増補新版』

また、以前の記事に続き申し訳ないですがまたしても『容疑者Xの献身』に、的確な文章があるので引用します。数学者である石神の思考です。東野先生には頭が上がりません。

紙とペンがあれば、数学の問題に取り組める。もし手足を縛られていても、頭の中で同じことをすればいい。何も見えなくても、何も聞こえなくても、誰も彼の頭脳にまでは手を出せない。そこは彼にとって無限の楽園だ。数学という鉱脈が眠っており、それをすべて掘り起こすには、一生という時間はあまりに短い。

東野圭吾容疑者Xの献身

これらは小説、数学に限った話ではないでしょう。人生を豊かにする「鉱脈」に出会うことができるとは、とても幸せなことだと思うんですね。それが石神にとっては数学、またある人たちにとっては芸術が当てはまるわけです。

 

芸術作品を楽しんだ人たちのうち、何人かは次の作品を生み出して人々を楽しませます。作り出されるものが芸術とは限りません。それぞれの人が見つけた自分の「鉱脈」を掘り下げて新しいモノを生むパワーになります。

そういう文化の有機的な土壌が続いていくためには、舞台、演劇、映画、音楽、文学………世の中に公開されている作品が、その時、どこでも、すべての人が触れられるようになっている必要があるんです。

もちろん映画や舞台が悪用され、戦争のプロパガンダに使われた過去もあります。戦下の日本やドイツを皮肉ったディズニーの短編もたくさんあります。それらの作品が"お国とまったく同じ意思"で作られたかはわからないけど、そんな中でも確実に言えることは、それらの作品が「前人が時代を描き残したもの」であること。それは歴史に文化を残してくれる、過去を鮮明に語ってくれる大切な大切な財産です。

 

硬い言葉ばかりを連ねて申し訳ない。だけど新型コロナウイルスの流行が収まるところを知らない今、人々の体だけでなく心の健康を願うのであれば、文化芸術は生きるために必要です。劇場も映画館も美術館もぜんぶぜんぶです。

どれだけ言葉を尽くしても足りないけど、本当に、ただただ伝えていくしかないです。

 

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*1:丸美屋食品ミュージカル「アニー」最新情報

*2:別作品に脱線しますが、1974年のミュージカル映画「メイム」 Mame (film) - Wikipediaの話。原作はAuntie Mame、1955年Patrick Dennisによる小説。その後の作品化は頻繁にされたがやや複雑で、Wikipediaによると1956年に舞台化→1958年に舞台化されたものをベースにした映画化。他方で、1966年にブロードウェイミュージカルとして上演されたものがヒット→1974年のミュージカル映画(上記リンク)となる。
「メイム」も1930年代の話。株で富を得たお金持ちのメイムも、世界恐慌に翻弄されることになる。ニューヨークの彼女の豪邸にはクリムトの作品を模した肖像画が飾られている(完全にエミーリエ・フレーゲのパロディで、他にも屏風状の作品が出てくる)。
ちなみに東京ディズニーランドのパレード ディズニー・クリスマス・ストーリーのメインテーマにも使われているWe Need a Little Christmasは、ミュージカルのヒット以降にクリスマスソングの定番になったそうです。

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ミュージカル『ピーターパン』公式ツイッター @peterpanjapan より

*4:f:id:yuuki0507com:20210426004240j:plain
わんわん大サーカス公式ツイッター @wanwancircus より。右がメープル氏、左がダブルキャストの家康氏

僕の夏が始まる公演【20210417 13:30-】

昨年2020年12月、北山さきりんごソーシャルディスタンス公演。コロナで当初予定から一月延期されて半年ぶりに入った劇場。overtureで暗がりに立つ推しを見た時、「もうこれが最後かもしれない」と思った。

そして4月。村山生誕など囁かれる中で迷いもあったけど、「入りたい時に入りたい公演に入るのが一番良い」という思いで行ってきた。準優勝、下手立ち後方の備忘録。

 

鈴木くるみ・大盛真歩・北澤早紀・齋藤陽菜・田北香世子・多田京加・村山彩希・山内瑞葵
前説ちゃん:古川夏凪

 

M00. overture
M01. 3つの涙
M02. Seventeen
M03. ボーイフレンドの作り方
 自己紹介MC
M04. さっきまではアイスティー(村山、齋藤、鈴木)
M05. Oh! Baby!(大盛、北澤、山内、多田)
 MC(鈴木、古川、田北)
M06. 最後にアイスミルクを飲んだのはいつだろう?(村山、齋藤、大盛、多田)
M07. ウインクの銃弾(北澤、田北、山内)
 MC
M08. 胡桃とダイアローグ
M09. やさしさに甘えられない
M10. 恋人いない選手権
 MC
M11. キンモクセイ
M12. ポニーテールとシュシュ

M13. タンポポの決心(#ファイト1曲AKB 2008-2009年) 

先日入ったのと同じ公演なんだけど、メンバーが違うだけでこうも変わるか。早紀ちゃんがいるからか彩希ちゃんのイキイキさが凄い。overtureから何かが違った。

チームB:4人、チーム4:3人、チームA:くるみの8人公演。バランスが最強。一人一人の粒が立っていて、みんなが味を出していて存在感が8人分ちゃんとあった。

 

センターに推しと推しが並んでるのすごい幸せだね。瑞葵ちゃん髪伸びたなあ。Seventeenは真ん中にいる村山さんを追うか下手の山内さんを追うかで目が足りなかった。彩希ちゃんのターンはいつ見ても綺麗ね。そして楽しそうに笑うのよ。ボーイフレンドの作り方、♪まだまだ先はなーがー「「ながーーーーーーい!」」のさきりんご、なんかそりゃもう満面の笑みでね。おじさんも楽しいよ。

ユニットなんですけどもアイスティー

今までだったら左右で若手を支えるようなポジションを選んでいただろう彩希ちゃんが、後輩メンバー2人を引っさげてひらひらの衣装でセンターで踊ってる。頼もしいというか「ゆいりが前に出ますよ!」感があってよかった。真ん中で堂々とユニットをひっぱってることが嬉しかった。良い。

そんでだな、
Oh! Baby! メンが強えのよ
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早紀ちゃん・瑞葵ちゃん・まほぴょん・多田先輩……。先にも書いた通り今日の出演メンバー自体個性がそもそも強いのですが…ネオンイエローのニットキャップ被ったかわいいキムチ炒飯に、日本酒添えてチョコレートとたこ焼きのっけちゃった感じだろ。どこ食べてもおいしいやつやないか(迫力により語彙死亡)。

瑞葵ちゃんの軽快なダンスがまた一つ見られておじさんは嬉しかった。スタイルがいい上に手足が長くて、見せ方が綺麗なんだよ。そんな瑞葵ちゃんをずっと眺めていたいところ、横でギラギラに輝くのは彩希ちゃんと対をなす劇場の二本柱・北澤早紀。こんな贅沢が許されるんか…僕はラッキーマンだねほんと。

 

そして、推しメンが冷たい飲み物担当してる本公演最大の気づきはアイスミルクは休憩曲じゃないということ。この仕上げ方はさすが村山さんだった。

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こういう静かな曲って歌がメインで振りつけってほんのおまけ程度って印象あったけど、歌はもちろんのこと一つ一つの身振り手振りが本当に綺麗で丁寧で。アイスティーもそうだったけど振りがきちんと歌の要素を表現してる(言葉固くてすまん)。それで白い衣装が似合うのよ、腕や足の美しさが引き立ったりしてね。最後の一瞬まで綺麗だった。いいもの観た。職人。

なお、ウインクの銃弾につきましては下記の通りですのでご確認くださいますよう何卒よろしくお願い申し上げます。
 山内「♪優しくされりゃ誰でも寝るよー♪」
 私(ミズキチャン.....)

 

MC含めて全体的にテンポよく進んでいって楽しかった。いいね、いいね。気持ちよく笑って、曲に戻っていけた。

サイリウムの振り方練習も、前説で夏凪ちゃんがさらっと教えてくれただけ。ユニット間MCもちゃんとMCしてた。くるみとなづなんが田北氏のいいところを言うだけのMC。かよよんは出過ぎず引っ込みすぎず、後輩にいじってもらってるのいいよ。肝が据わってるくるみも、そこに乗っかるいい子のなづなも良い。

企画してやってみてやっぱりこうしようって変えて、良い公演にしようとちょっとずつ改善してるのすごい嬉しかった。これこそ劇場。

 

で、 多田さんが偉い。

多田先輩のMCは偉い。毎回おもしろかった。ユニット明けMCで「恐竜」の話するなんて思いもしなくてすげー楽しかったよ。でも誰かマンモスは言ってほしかったよ。私はトリケラトプスプテラノドンとサーベルタイガーが好きだよ(小並)。多田さんがいると彩希ちゃんも安心してボケに振り切れられて、本当に楽しそうでね。本当に多田先輩が4の後輩に入ってきてよかったよ。これからも頼むよ。

はーたんやまほぴょんが平然とボケテーマに乗っていくスタイルもいいよ。ふつう恐竜の日に偶然恐竜のTシャツをレッスン着にする人いないよ。地層にロマン感じる人もそういないよ。それをさっきーや田北氏が拾っていけるんだからBは安泰だな。

 恐竜MCでキツネにつままれたようなまま終わってしまった村山氏、「後半戦はこの曲からです、どうぞ」でポーズ決めた瞬間に表情がスイッチするんですよね。みんなすごいよね。私まだ”おいしいうどん”若干引きずってたよ。 

 

胡桃とダイアローグ。二人のテンポ感というか間の取り方って微妙に違うのかもなっておもった。どっちも好きだけど。彩希ちゃんはすごい取るね。サビでぴょんぴょん左右に跳ねるのが大好き。ドゥッドゥの手つきがちょっとエッチなのも好き

やさしさに甘えられないのオチサビで一列になって拳を振り上げる感じに転石を思い出した。なんというかやっぱり、後半戦に持ってくる曲ではないな。前半かアンコールあたりじゃないかな。フルセトリでできるようになる日を待ち侘びる。

恋人いない選手権はねえ…………がんばれ。(詳細割愛)チャーミングだな。笑っちゃった。好きだよ。また今日僕夏出るみたいだけどここしばらくモバメとか全然だったから手つなと合わせてたくさん練習していたんだろう…久しぶりの公演楽しんでがんばれ。

村山さんは相変わらず終始楽しそうに待ってるよね。髪振り乱してポーズ決めててかっこいいですね。こういう終わり方の曲ちょっと珍しい気がするけどスカッとした音いいよね。

 ラストのキンモクセイは歌い出し瑞葵ちゃん。彩希ちゃんに早紀ちゃんもいるから余計にTDCが懐かしく思い出されたよ…今日のメンバーいいなぁと改めて。歌に良し悪しはあるにしてもみんなが自信をもってパフォーマンスしてるから良い。ポニシュサイリウムは半月やってみただけあってファンももう一緒にできるようになりましたね。そうそう、これ。メンバーが歌いながらやってくれたらそれを真似するから、それで大丈夫よ。こないだ入った時よりもずっと楽しめました。

 

#ファイト1曲AKB 企画は、草原の奇跡→僕の太陽ときてこの日は第三弾。なんとタンポポの決心。俺たちの…タンポポ…!!!今日の公演で一番楽しみにしていたと言っても過言ではない。だかしかし、推しが見えねえ(柱)瑞葵ちゃんは見えたけど村山さんは一番下手側、完全に柱に隠れててもう柱になってました。シアターの女神なだけに。

今日の公演で良いところにくるとパッと目を引いたのが多田さんだった。多田の笑顔はいいな。ユニットでも全体曲でも、気づくと良いところにいるんだよ。タンポポでも思いがけずじっと観てしまった。多田さんの笑顔がいると安心するよ。看護師を目指してただけあってしっかりしてるしハキハキしてて健康。陰りがなくていい。

 

始まる前は「タンポポの瑞葵ちゃんを見たらまりんちゃんを思い出すかな?」なんて楽しみにしてたんだけど、そんなことは全然なかった。デビューしたての最初の頃こそお耳が大きくて顔立ちが似ててまりんちゃんみたいだなと思って、それで好きになったけど、今はもうぜんぜん違う。瑞葵ちゃんは瑞葵ちゃんだった。f:id:yuuki0507com:20210422000341j:image

瑞葵ちゃんが歌う、振りをする一つ一つが、推しフィルターばりばりで観てる私の思い出をまるで手にとってくれているようで…。あの頃と同じイエローのライトをバックに歌ってるのは、込み上げてくるものがありました目がキラッキラしててね。

センブロに見惚れていると、オチサビにきてなんと柱の下手側の影にちょろっと村山さんが覗いているのが見えた…!!!見える…見えるぞおおお!!!!!そこからはもう釘付け。一番下手側に立っているから斜めを向いて立ってる。サビの振り、拳でトントンとやるアクセントが強くてね。歌詞を刻み込むようにやるんですよ。

ああ、おお…(語彙)


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彩希ちゃんが好きだ

 

懐かしくもあるけど、きちんと23歳今の彼女だった(それはそう)。生きてるといろんなことがありますね。私の推したち公演出まくってるから、このままじゃすべてのAKB楽曲に思い出ができそうだよ。

 

彩希ちゃんと瑞葵ちゃんが揃う公演に入れてよかったです。これぞ劇場公演!と思った2時間でした。