京葉線の大混乱により、帰宅後。
とくダネを見ることができたわけですが、こんなニュースをやっていました。
フランスの美術専門家が２６日、レオナルド・ダ・ヴィンチの名画「モナ・リザ」のモデルとなった女性は、次男を出産したばかりだったと発表した。
カナダの科学者チームが特殊な赤外線と３Ｄ技術を利用し、これまで解析できなかった絵の具の層を解析し、発見した。
French Museum's Center for Research and Restorationのブルーノ・モッティン氏によると、細かい調査の結果、モナ・リザのドレスが薄い透明のガーゼ布によって覆われていることが判明したもよう。
とくダネ内では、こういう解析結果が出たから、モナ・リザ（仏名ならジョコンダ）であると確定できた。というような報道の仕方をしていました。
でもこのニュース記事読んだだけだと、今回上記が初めてすべて明らかになったようにとれるじゃないですか。
おいらが中２（２００１年か）のとき、週刊美術館でダヴィンチの号を購入したけど、
そこに載ってたジョコンダの解説にはすでに「出産」の文字があった。
ダヴィンチコードブームに肖って、各放送局挙って特別番組を組んだじゃないですか。
そこでも多く取り上げられたように、《モナ・リザ》のモデルには諸説あったわけです。
ジョコンダ夫人説以外にも、交流のあった王妃のスケッチが元だとか、自分自身の肖像がだとかだからモデルはいないんじゃないかとか。
だから違うとおもうんですよ。
「発見」じゃなくて、発見による「断定」だとおもうんですよ。
