リーフレット見る限り、あまり期待してなかったんだけど、本当にごめんなさい。想像以上に満足でした。
結局なんだかんだで図録も買っちゃいました。
ちなみに明日までの公開ですが、今日図録を買いに行った午後3時くらいは20分待ちとかで相当人いました。
ルイ・ガレ《漁師の家族》
出たー!ベルギー王立で見た《芸術と自由》の人だー!!と一人で喜んでましたw
弊衣破帽の表現に長けているあのルイ・ガレです。
眠ってる赤ちゃんと、苦労してそうな奥さんと、
「おれについてこいよ」と家族を守るかのような腕のまわし方をして海を見つめる逞しい漁師。
キャンバス小さかったし、展示的にも引き立て役って感じで流されるポジションだったけど、
でもおいらには魅力的に見えたなぁ。
ルイ・ガレ。他にはどんな絵を描いた人なんだろうな。見てみたい。
ルノワール《扇子を持つ女》1880年。
制作年からみても彼のスランプの序章でしょうか。
《ムーラン・ド・ラ・ギャレット》の踊るカップルの男性の腕が幻覚のようで掴める感じがしないと、西洋近代美術史の先生はおっしゃってたけど、
まさにそんな感じで、ぼんやりとしてるんですよね存在が。
色も全体的に淡いクリーム系だし…
顔から下の身体や座ってるソファー?の陰影がはっきりせず、平面的に見えて、気持ち悪かった。
なんだか締まり切ってないって印象を受けましたね…。
《理想的風景》
この画家の理想的風景。そこに描かれているのは、「破壊と死でおわる『時間の法則』」。
永遠はないってこと?確かに、それが理想なのかもしれないけど…
うーん…考えさせられる…。
廃墟趣味
ロベール含め、廃墟のある絵が4・5枚連続で展示されてて、もう悶え死ぬかと想ったw
なんでこんなに廃墟って惹きつけられるんだろう。犯しちゃいけないあの神聖な空気って何なんだろう。
いいよなー…。