優しかった気持ち

人がつくったものが好きです。AKB48劇場公演。

愛Wiki(Coda)

卒業
http://d.hatena.ne.jp/hatchman/20110109

はっちまんさんは本当にすばらしい文章を書かれる。
考えを心情を、こちらに語りかけるリズムがあって、すらすらとその言葉が読んでいて頭に入ってくる。
内容も明解で、それであって示す意味は深い。


2000年冬、中学1年の優気はモーニング娘。に魅了され、翌夏からは紺野あさ美を推すこととなった。
インターネットの個人サイトの掲示板やチャットでは、紺とかハロショとかそんな話題ばかり。
ヲタヲタしいテンションも怖くて全然ついていけなかった。
自由な時間もなかったし、お金なんかCD買うのでギリギリだった。
高1で初めて中野のハロ紺にいったことをきっかけに、いくらか活動の幅が広がったけど
それでもチケットとりまくって連日参戦する勇気もなく、年に指の数参戦したら多いほう。
テレビやラジオ、グッズはほぼチェックしてたけど、最前線のヲタとは一線を介したところにいた。


そんな時に知ったはっちまんさんのブログ。当時はCGIBOYだったか。
毎日のように更新されるその内容は、日常であったり私信であったり、高橋愛や娘。・ハロプロを考察する、とても密度の濃いもの。
それまで、ひたすらグッズを買い集めひたすら好きを推し通すことがヲタだと、勘違いしていたことに気づかされた。
もちろん、参戦されたツアー数、紺に行かれた回数だって優気とは比べものにならないはずだし、社会人と学生では財力が違う。
だけどそういうことではなく、ああやって情報を集めて考えて、こうなるんじゃないかなんていう展望をみることによって「モーニング娘。」を応援する姿というものに、非常に惹かれた。
これなら立場的に制約のある自分にもできることだし、かっこいいと感じた。
好き好きいって大騒ぎしてるヲタなんかよりも、よっぽど愛ちゃんを愛してるヲタだと思った。
同じような姿勢で、紺野あさ美を愛したいと思った。


中2の冬からウェブ上で日記をつけ始めて、それ以降たえずどこかしらを借りてブログを続けているけど
文体、内容、興味をもったものの捉え方。意見の持ち方。
今の優気の姿勢に通じるいろんなことが、この頃から変わり始めていた。



自分にはヲタの知り合いは殆どいないが、
ここまで高橋愛を愛しておられる方って他にそういないだろう。
じゃなければ2chにその名が挙がることはないし。
今回の件でも、やはりそこには、はっちまんさんらしい想いが綴られていた。
秋の卒業まで、卒業してからもずっと、彼が愛ちゃんを愛していかれるかぎり、愛読させていただきたいと思う。