クローズアップ現代 建築が人をつなぐ

妹島和世さんと西沢立衛さん、SANAAの特集。お二人にインタビュー形式。
「公園のような建築」。公園の概念も建築の概念もおもいっきり覆された。
人間関係のプロトタイプを建築がつくって示してしまうっていうのは、かなり斬新な視点だったけど
家族のあり方とか、友人、見ず知らずの人や隣人との関係のもち方の体現として「空間」があるなら、今はずいぶんと孤立化しているなと思う。
日本の伝統としては、間と間をふすまや衝立が仕切っている“曖昧”主義だった。それが、部屋と部屋が仕切られ、防音設備まで完備されてる。
ひとりひとり個人の空間として、ひとりの時間を楽しむ、有意義に過ごす必要はあるけど
生きている以上“社会”と関わる必要がある。けど今の世の中は、ひとりで生きるのに居心地が良すぎる。
良い意味でも悪い意味でも、公共の場をすごす時間は必要。公共の場を経験することで、社会で自分がしていいこと、すべきこと、してはいけないことを学べるんだと思う。
それが図書館であったり、コミュニティー施設だったり、美術館・博物館であったり、そして公園だったりする。その機能が細かく分かれてる必要もないけれど、このような施設が活性化していくことは大切。
行きたくなるような建築、体感してみたくなる建築を、ぜひ模索してほしい。