優しかった気持ち

人がつくったものが好きです。AKB48劇場公演。

ゴンドラリフト

睡眠科にかよい、薬で睡眠時間を調整しながら生活するようになってから
朝から半日以上起きていると、24時間が3日分くらいの長さに感じるようになりましたw
記憶力弱めという性もあり、1日のある瞬間からふとスイッチが切り替わったようにそれまでにあった出来事を忘れますw
けどまぁ頭は忘れても、体力なき身体がそのリスクを覚えているので夜更かしをしようとしても(ちゃんと)寝てしまうのですが。


どうしてこんな話を冒頭に持ってきたかというと、
それで“今日ブログに書こう”って決めていたことを、お風呂の中でやっと思い出したからです(真顔。



実をいうと、バラード等、スローテンポの曲ってあまりたくさん聴けないんです。
リピートするのは、アップテンポだったり明るくノリのある曲ばかりで。
「好き」な曲と、「何度も聴きたい」曲って違いませんか?
…僕だけかなw大好きなポルノグラフィティの曲とか特にそれが多いんだよなー。
(“おや?”と思ったみなさん。そうです。そのとおり。羊 飼 い の 旅 は 奇 跡 な ん で す 。本当にありがとうございました)



そんな僕の頭のなかに、脈を打つように昏々とここ最近ずっと流れていたのが「ゴンドラリフト」。
シーズンが過ぎてからハマるのが優気クオリティーです。
風は吹いているリリース直後に1度観ただけだったMVを久しぶりに観たら、なんか涙が…。
映像があたたかいですね。



どこかで「ゴンドラリフトのMVで、メンバーは妖精の役」だというような意見を目にしたことがある。
セットや後景をみても、日本ではないフランスとかイギリスとかを意識してるんでないかな思う。
それだけ、童話っぽいといいますか、いつもは目に見えていない世界。



砂時計とかランタンとか、観ていておもしろいですよねー。
ほとんどのパートが2人以上で歌われているのに、歌いだしだけ梅ちゃんひとりという珍しい演出。



しかもこのMVのタイトル画面は、砂がすべて下に落ちた砂時計。
そこに砂を補充するように梅ちゃんのカットが何度が入り、2番サビあたりでその時計がカウントを始めるとメンバーたちが用意した電球やランタンが一気に明るく輝き始める。
この曲とこの映像世界とに、ふんわりした梅ちゃんの人柄とがうまくマッチしたんだろうなって思います。



「砂時計」や「蝋燭」は、人生の儚さの象徴。
ひとりひとりにしてみれば、そのいざこざや悲しいことは気持ちを支配する大きな問題だけど、
人生とか世界とかそういう広い視野に立つと、
どこかに終わりがあれば、どこかで始まりがある。ただそれだけのことで。
その無力さもまた儚いわけだけど、その性があるからこそ人が惹かれるわけで、
輝いたり消えたりする連鎖こそが綺麗なのかなって。


言いたいことのゴールがあるわけではないのですがつらつらと書いてみたww


頭のなかに流れる曲って不思議と、自分の心境とは正反対なんだよね。
なにがそんな悩ましいのかもわからないくらいに病んでた高校生活の一時、ハチャトゥリアン「ガイーヌ」の底抜けに明るい(アホっぽい←)農民たちの踊りの楽曲が、脳裏から離れなかったこととかあります。演奏会のために練習してた内の1曲ってこともあるのですがw
まぁそんな時もありますわな。


寝る前にもういっかいMV観ようとおもいます。