有華の意思を理解できない人々がこの世の中にいるという事実よりも、
大阪公演を楽しんできた直後に有華推しがこういう記事を書かざるを得ない現実のほうが、個人的には悲しかったりする。
うーーん。
48グループっていうアイドル集団を見る目からすれば、とんだアウトローかもしれないけれど
芸能界っていう場所をみてみれば、これも当然の決断かなと。
「AKBを馬鹿にしている」とかいう非難をする人の立場を考えると、ファンなのかアンチなのかもわからないけど、
増田有華っていうアイドルを追ってる人間だったら、
増田がどれくらいこのオーディションに賭けてるか、重みはわかっているはず。
それに、こういうこという奴にかぎって他に盲目的に推してるメンバーがちゃんといて、本当は増田のことなんかどうでもいいんじゃないのかな。ちょっと悔しいから叩いてみた、くらいの気持ちなんじゃないの？
まとめサイトって本当にどうしようもない情報を拾ってくるけど、
そもそものソースになっている巨大掲示板が、どれだけ一部の限られた人間しか書き込みをしていなくて（書き込む人の数＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜閲覧者数）
いかに偏った見解かっていうのを、見る側は把握しておくべき。
とにかくweb界で有名な"情報"板なだけに、有名というだけで大衆からの"信頼性"まで高くなっていると感じるけど
そんなもんなの？
どこのどんな人が述べているのかもわからない、匿名に肖って言いたい放題のご意見を、よく参照しようと思えるよな。
その自ら無償のストレスに突っ込んでいける勇気って、すごいと思うんだけど。
まあそんなメディアリテラシーの問題はさておき。
メンバーやスタッフ、もちろん本人も、じゃんけん大会やドーム公演にAKB48のメンバーとして参加できないのは悔しいだろうし寂しいだろう。
けど、逆にそれだけ有華が本気なんだっていう（アイドルとしてではなくアーティストのたまごとしての）プロ意識も認めているはず。
「ならさっさと卒業しろ」とか実際、思われているんだろうけど、
有華がこのウィズのオーディションを物にした瞬間から、AKB48って団体をこうやって少しずつ離れていくんだなという覚悟は、自分なりにした。
増田推しとして、AKBのファンとして。
なんだかそのことがつっかえて、モヤモヤして、嬉しかったけど素直に喜ぶことができなかったのは、そういうアイドルヲタな自分が居るからかなとも思う。
「8月から稽古が始まる」ということなだけで、その予定がどうなるかはまだわからない。数日前に本人にお仕事が知らされるようなところだし。
もしかしたらスケジュールの都合がついて、ちょうど公演のステージに立てるかもしれない。
けど、あれもこれもと慌しい気持ちでステージになって怪我でもしたら、喉を壊したらどうなる？
っていう大きすぎる不安（裏表で希望）と、有華はこれから4ヶ月、ひとりで戦わなければいけなくて。
となりで応援することはできるけど、誰も有華の変わりに背負うことはできない重圧。
周りからくる期待と、自分から湧き上がってくる期待と。
有華のファンは彼女の性格をよく知っているけど、そうじゃない人には、有華の核心的な部分っていうのはそのキャラクターに紛れて見えないのかもしれないな。すごく明るくて、ぐいぐい押してきて、太陽みたいなポジションだから。
ちょっと損な性格であることは確かなんだけど。
でも、公演の出演辞退にしろ、いつかくる卒業にしろ、
有華がそう決めたんだったら、その選択と覚悟に一緒に寄り添ってあげるのがファンだと思う。
彼女との距離はそれぞれあって、身内やメンバーやスタッフみたいに近くで応援してる人もいれば、熱心なファンとかなかなか現場いけないファンとか、有華しか見えない増田推しも、ゆったんもちょっと気になるって人も、いろいろ居るけど、
どんなかたちであれ、有華に寄り添ってあげるって決めた以上は、
周りの目を気にして、かなしい顔ばかりしてられないでしょう。
そういう否定的な意見を逆手にとって、頑張ろうって原動力に変えられる人もいるんだろうけど、
自分は逆に、見ないようにしてしまう。精神が参ると日常生活に支障をきたすから。
体力や知力が存在するなら、精神力というものにも個人差があると思うのですが。
これは逃げかな？
現実逃避か、正当な自己防衛か。どちらでしょうか。
秋元先生や戸賀崎さんからそれなりの情報は耳にしているかもしれないけど
でもきっと有華はいま、気持ちが折れないように、前しか見てないと思う。
