シーレとレスビアン主題と「女性化」

と銘打って研究計画書を書いたのだが、「レスビアン」の意味も「女性化」の意味も、自分が解釈していたのと少しずつ焦点がずれているのではということに気付いた。ジェンダーの考え方って人それぞれ違うが、多方面で活躍なさっている砂川先生に教わった知識が自分の基盤にある。発表は時間の制約があるから省かざるをえないけど、そこを1から説明したい気もある。
けれど、美術史を研究している以上、論の中心にはシーレの作品がなければいけない。「性」と密接に語られる画家だから、同性愛主題とジェンダーの捉え方はしっかりやりたいのだけれど、どうしてもジェンダー論寄りになってしまいそうで不安だ。実際、卒論を夏休み中に半分書いて提出することになっていたのだが、1万字書いた時点で、同性愛・レスビアンの歴史と逸話、クールベロートレックなど他の同主題を扱った画家の取材で終わってしまったという。シーレという画家というよりは、むしろ主題にフォーカスした中でシーレの特異性に言及する形になった。そういうわけで、修論ではエゴン・シーレの同主題にスポットを当てたい、のだが…。ヴァイニンガーやエビングから「女性性」、「女性化」をあらってる段階で\(^O^)/←。作品を出してから、当時の女性観をまとめる、って順番でもいいかな…。