優しかった気持ち

人がつくったものが好きです。AKB48劇場公演。

総括

5月3日、秋葉原の劇場では河西さんの卒業公演がありました。
案の定チケットセンターには干され、極貧につき使い古しのゲームを売って財布の中身をちょっとでも潤せたらいいなというあってもなくてもいい予定も一応あらかじめ作っておいたんだけど、Mineの宣伝トラックも走ってると聞いたし、まあとにかく、秋葉原へ行きました。


ファンのひとりひとりが、一人の推しメンと出会ったこと、好きな人を想っていたその時の自分を確かなものにしたいと思う。
何の変哲もない日々じゃない特別な日々になんらかの彩りをもたせたくて、CDを買ったり、握手にいったり、ファンと友達になったり遊んでみたり、ライブにいったり、チケットがとれなくてもどこかへ何かをしに行ったりする。
毎年大みそかや1月1日に人々がそれぞれの時間的慣習に従って初詣に出かけるようなもので(俺は行ったことないけど)、河西さんファンの自分にとって、2013年5月3日の秋葉原にいるということに価値があったのだと思う。
毎年お参りに行ったって病気する年は病気するし死ぬ時は死ぬわけだし、結局はその時間をどう過ごすことができたかという自分の過去と気持ちの整理のためのヲタ活として“巡礼”があるから。


明日はMineのフラゲ日でありますが、この時期はちょうど自分がAKB48劇場に初めて足を運んだ記念すべき季節で、明日5月7日がまさにその日であります。メンタルがたがたで劇場に行っては、K3rdのCDで君ペガを反芻して号泣したのはいい思い出です。
あんたはその頃からこんな調子だったのかと呆れられそうなものですが、左様でございます。重たい小生でございます。
河西智美というアイドルに、自らの個人的な陰りやら悟りやらを背負ってもらってるところがある。宗教的な対象としての「アイドル」、狂おしい感じの「好き」というのはこのことでしょうか。
先ほどのbayfm on8では野呂さんから「ソロシンガー河西智美」と紹介されていましたが、素敵な歌を届けてください願わくば増田さんと歌ってください南極氷上ライブでも行きますから


いろいろなことがありましたけど、どうあがいても嫌いになどなれそうにないので、美しいものは美しいと素直に好きでいようと思います。
河西さん、卒業おめでとうございました。




増田の辞退宣言後、何人のメンバーがそれに続くように自らの未来を見つめ直し、行動したことか。佐藤、仲谷、河西、板野、秋元、松原……。
そして劇場公演のアンダー制も復活するようです。
第二次組閣がなかったら、このような各メンバーの結末もまた違った極地にたどり着いていたのかもしれない。
ああ我らがチームB……勇敢な少女たち。ロビ観楽しかったな。
余談ですが、河西さんの最終公演、ゆいはんとまりんちゃんに出てほしかったな…中塚・横山・河西の純クレが好きなのです。


自分が愛着のある姿からかけ離れた形態で展開している現在のAKB48ですが、
何だかんだいって48グループのMVは本当におもしろいもので、中村太洸さん、蜷川実花さんが監督されたMVについてはブログ記事複数、待機しております。好きみたいです。
そしてニナミカと聞いてしまったからには「さよならクロール」でさえチェックしないわけにいかない衝動にかられております。
僕のハートが引っ越しできるのはいつになることか。


個別握手会の会場の雰囲気も好きでした。いろんな方と知り合って、生写真もたくさん頂きました。他推しの方々が増田さんの生写真を譲ってくださったり、逆に増田界隈の方々からは河西さんをたくさん、生写真どころかクリアファイルや推し免許証まで頂戴しました。面倒見がよく親切に人生相談に乗ってくださった方もおりました。今まで本当にありがとうございました。


メンバーが卒業すると聞いて憂鬱になるのは、メンバーの行く末が不安になるという理由と同じくらいの割合で、彼女たちを通じて知り合った人々との交友が途絶えてしまうのではないかという明るみに出てこない不安があると思います。
もう会ってお話する機会もなくなってしまうんですから。ちょうどいつも通っていた学校を卒業するような感じに。
ヲタ卒するしないという話ではなく、メンバーだけでなくヲタもある意味“卒業”を強いられているのかもしれません。


今後、自分が48と名のつくイベントをチェックして会場に足を運ぶことはほぼないと思いますが、
劇場の空気を感じたいが故、ギャラリーの展覧会に託けて公演チェックして秋葉原に行くかもしれないし、
現場の空気を吸いたいが故、幕張メッセくらいにはお散歩に託けて立ち寄るかもしれません。
ちょっと近況を挟むと、インターンシップが決まったのでまだしばらく禿げるほどの極貧が続く見通しなのですが
増田さんの舞台のチケットはとっておりますし、
河西さんのシングルCD関連のイベントは血眼で待機しております。
本当にしんだほうがいい廃人ですね。自嘲はやめようって決めたんですがいや、廃人ですね。しょうがない。
斯く斯く然々、皆さま、またお会いする機会がございましたらぜひ仲良くしてあげてください。


そして更新ほとんどしないくせブログはやめられない性分ですので、これからもどうぞ読んでやってくださいませ。
よろしくお願いします。




(ヽ´ω`)