優しかった気持ち

人がつくったものが好きです。AKB48劇場公演。

シアターの女神公演

リプライを河西さんが深夜にそっといいねしてくれたのをエンジンにLIVEの感想書いたんだけど、途切れ途切れにしか書けないから今日もレポ終りそうにないポンコツです(正直年度末でつらい)。なので、チームB5th「シアターの女神」公演についてふと考えたことがあったので書きたいと思います。

2010年春から2012年秋まで行われていたチームB(キャプテン柏木さん)の5th公演は、推しの河西さん増田さんが揃って在籍してたチーム・公演だったので穴があくほどロビ観しました。リバイバルオンデマンドで観たいというよりは、もう一度でいいから秋葉原のドンキ8Fのロビーにあるスクリーンで定点映像を眺めたいです。開演時間にエスカレーターを上がっていったらロマンスかくれんぼが聞こえてこないかなーなんて想いを馳せたりします。
そんな思い出の多い、思い入れの強い公演なのですが、自分でも驚くことにiTunesの毎日聴いてるプレイリストにはこのセットリストの楽曲をまったく入れていません。実を言えば当時からそうで、お隣のチームA目撃者、チームK RESETのほうがメッセージ性が強くてお気に入りの歌がBよりもよっぽど多かったんです。
AKB48はかっこいい曲からアイドルソングの王道までいろいろ歌っていますけど、特にチームBは歌詞の物語、ポイントになる風景が専らかわいい方向へ傾倒している。メッセージのある楽曲でも歌だけだとヘビロテしない。だからこそサヨナラのカナシバリやTwo years laterみたいな切ない楽曲が素晴らしいアクセントになるのだけど、Bは"妹"的なチームという衣装を着せられていたのだなということがよくわかります。

いまいちってことでは勿論ありません。歌という音楽だけではその楽曲の表現が完成しないということ。16曲の音楽にダンスと演出が付いて、ひとつながりのステージの景色として観た時にやっと「シアターの女神」公演が成り立つ。そう捉えると、この公演を"劇場"という場所でやることにものすごい意味があるように思えました。iPodやオンデマンドだけではもうひとつ物足りないという取っ掛かりが残ることによって、"劇場に行きたい"という憧れに似た気持ちがより強くなる。シアターの女神公演に仕掛けられた1つの要素なのかなとふと考えました。