優しかった気持ち

人がつくったものが好きです。AKB48劇場公演。

倉野尾チーム4「サムネイル」女性限定公演【20230227 18:30-】

2月はいろんなことがあった。まずこの日は、2/14からの声出し解禁後に初めて入る劇場公演でした。そして、

3年1ヶ月ぶりの女性限定公演!!!!

運営さんありがとう!!!待ってたぜー!女限厄介ヲタクなので歴史を目撃してやんよという気持ち。腕が鳴るよ(?)

 

ただし、24日予定だった僕太生誕を急遽中止(延期)にしてから療養に入った彩希ちゃんに代わりはーちゃんの出演が決まって、彩希ポジにアンダーが生まれたサムネイル公演でもある。

岡田梨奈・行天優莉奈倉野尾成美・黒須遥香佐藤妃星・多田京加・谷口めぐ・長友彩海
村山彩希が休演となり、代わりに黒須遥香が出演いたします。

 

単刀直入にこの日の感想を一言で述べると、悔しかった。倉野尾キャプテンがあまりに輝いてて。

 

Get you ! の歌い出しで察する、キャプテン倉野尾なるなる氏の彩希ポジスライド。
そして唇にBe My Babyのオープニングで察する、職人おかりな氏のなるポジスライド。

倉野尾4公演はあまり追えてないからスライドの感じとか全然把握できてなかったんだけど、まさか次の日に十夢の卒業コンサートを控えてるキャプテンがまさか新ポジで入ってくるなんて思わなかったんだよ。

キャプテンになるのが決まって彩希と同じチームだってなった後のYouTube配信で、自分も公演が大好きなだから「シアターのなるみー」になれるよう頑張ると、シアターの女神と呼ばれる彩希ちゃん(前4キャプテンでもある)に対して意気込んでいただけあるというか。このかた相当な負けず嫌いだと、この日のポジションを見てその考えが確固たるものになった。

いつも彩希ちゃんがいるところになるちゃんがいる。青くさいロックがほんと好きなんだけど、なるちゃんのダンスは元気が出ていいわね。LOVE TRIPもさ、左右を行天とおかりなが固めてるのがよかった。

 

ユニット、すべては途中経過のあやみんが大好きなんですよ。お花たくさんの衣装が似合うし、真っ白で本当に彼女は発光していると言っても過言ではない。バケットでも発光してたしこの日の女限で一番大きかった客席からのコールは間違いなくあやみんだった。その度にあやみんは笑顔になってレスをしてた。

そんな健気な振る舞いが功を奏したのか、先日発表された61stシングルのC/W曲ではなーみん・愛佳に並ぶトリプルセンターの一人として選ばれた。去年の舞台「レイザーマーガレット」やテレビ番組で個としての活動にも力を入れてた。これからもっと会場のあやみんコールがでかくなるでしょう。今回の倉野尾4になって最初に一番嬉しかったのはあやみんが4に来てくれたことだったから、私もささやかながら応援しています(´ω`)

 

すべては途中経過は多田先輩の笑顔も大きくていいし、対して誰が私を泣かせた?だったか中盤曲での感情的な表情もいいなと思った。

それでですね、過ちにやられた。

おめぐとおかりなペアでは初めての披露だったみたいですが、二人の歌い方のアプローチが全然違っていて面白い。身振り手振りで表情をつけて歌うおめぐと、手をおなかにずっと添えたまままっすぐの視線で歌うおかりな。淡々としていて表情も変えず、それでいて歌声も安定しているので昭和歌謡の歌姫のような貫禄さえ感じた。調べたら彼女、過ちは両ポジできるんですね。

おかりなさんは「AKB48の歌」のチーム4のドラマ「ヘビーローテーション」で演じた擦れた役(嫌なやつだけど過去があるだけでとても繊細)がすごくよくて急に好きになったんだけど、公演職人だった…。ポジションをいくつも積極的に覚えて劇場公演に出るメンバーに悪い子はいない。好きや。

そしてこの公演、MCがコンパクトというかテンポよく楽曲に進んでいってくれるのでいいなと思った。

 

アンコールの君はメロディーはちょっかい出しまくりのキャプテンが結構見どころと思ってるんだけど、なるちゃんが絡みにきておかりなさん「え?」ってなってる感じなのが面白かったw あとは歌い出しで行天にちょっかい出してるのも楽しそうだったな。

そんな公演が翼はいらないで終わっていく。高橋朱里チーム4の特別披露でいっつも見てた。彩希ちゃんはまだ2列目のセンターとかそのくらいのころ。

 

 

倉野尾なるちゃんと、彩希ちゃんのこと

なるちゃんのコイントス。歌い方の癖とか、表情のつけ方は彩希ちゃんのVTRを見て学んだのかなという印象。本田仁美氏のモノマネで高クオリティの歌ってみた動画出しちゃうくらいだから、人を見て習得するテクニックが長けてるのだと思う。彩希ちゃんの面影がチラつくといいますか。小柄なのにダンスはダイナミックだし、ひび割れた鏡繊細で綺麗なんだけどカッコよくて、よかったんだよなあ…。

 

1ファン個人の感想だけど今、同じ選抜メンバーという立場でここまで劇場公演に関してバチバチできるライバル的な存在として、倉野尾キャプテンが彩希ちゃんに一番近いところにいると思う。

劇場公演を愛してくれるメンバー、公演大好きを公言するメンバーはたくさんいるんだけどみんな何かが足りないと思ってた。彩希ちゃんと何人ものメンバーが何度となく一緒に公演に出演しているけど、アンダー出まくった経験があって1000回出演まで極めた彩希ちゃんと張り合える人はいないと感じていた。

でも今は、なるちゃんがいる。彩希ちゃんがずっと所属しているチーム4のキャプテンとしてやってきた人。多分、この人相当強いライバルだぞ。頑固だし負けん気強いし。チーム8の子達はデフォルトでその傾向が強いと感じていたが、なるちゃんは自身の性格もあってなおのこと強いと思う。

村山ポジションでバキバキに歌って踊るなるちゃんがあまりにも輝いてて、悔しくもあったけど嬉しくもある。ああ、彩希ちゃんのライバルがいる!って。

 

私が倉野尾4サムネイル公演に入るのは今回が2回目でした。昨年12月に初めて入った時(ブログ未出)は入場順がすごい遅くて立ち見最後列でよく見えなかったから、彩希ちゃんのいる公演に入ってもっとちゃんと観たいって思ってた。

でも「当たり前」じゃなかった。

彩希ちゃんが劇場公演でパフォーマンスするのは当たり前じゃなくて、健康をふくめた彼女の努力の上にある大切な「成果」なんだと。そのことの尊さに私が気づくのが遅すぎた。仕事の忙しさや私生活にかこつけてチケセンを投げることすら出来てなかった。

それを図らずもなるちゃんが輝いてる推しメン不在の公演で感じてしまった。そんな自分が本当に、悔しい。

 

体を動かすのが大好きなのに踊れない、公演に出られない彩希ちゃん本人が一番もどかしくて苦しいのは重々承知だけど、本当に本当にしっかり治癒して元気になってほしい。もしも本当にシアターの女神様がいるなら、劇場を愛する彼女にどうか…。

神様、彼女に、ご加護を。