没後120年 ゴッホ展 こうして私はゴッホになった【国立新美術館】

昨日20日、展覧会最終日、がんばって朝一で行ってきた!
ちょうど10時に会場入ったけどもう既に開いていたらしくかなりの人が。
ゴッホの最初期の油彩やペン画、前の時代のクラシカルな絵画などがならぶ直線上の展示室を左折すると映像コーナー。6分30秒ほど。すごい人。
しかしその先にはなんとガラ空きのパリ時代以降の作品展示室。
これは…!?
と思い、先に人が閑散としているパリから最後アルル時代の展示までだーっと観てしまった。
なんと有意義な!!まわり方次第だ^ω^あの最初の展示スペースにいた人たちが中間・後半の展示室になだれ込んできたと思うと……
日本人が狂ったように好くゴッホの、展覧会最終日なのにものすっごい充実。本当に朝一ってすばらしい!


前半期の暗い色調の作品が多くきていて、とても貴重な機会だった。
カラフルな後半期もまとまりのある作品群で見ごたえばっちり。
ただ《馬鈴薯を食べる人々》や《ガッシェ医師の肖像》は油彩がほしかったあの流れ。
ゴーギャンの椅子》を見られるとは知らずに感動!
高校生のものすごく病んでいた受験期に、アルバート・J. ルービンの『ゴッホ この世の旅人』を読んだなぁ。
ゴッホゴーギャンに対して恋心にも似た友情をもとめたとか何とか。玉ねぎの芽、ろうそくの描写がそれを象徴するとか何とか。
それを読んで、自分の関心(同性間の「友情」と「恋愛」の関係)が明確になったこともあったし、
当時友人との関係にこのゴッホと同じように悩んでいた自分にはかなり共鳴した論説だった。
そこの白黒のちっさい図版にこの《ゴーギャンの椅子》も出てたはず。
タッチも確かにゴーギャンみたいに淡白な絵具遣いの表面だった。影響を受けたのか、彼の様式を吸収しようとしたのか…
まさかここで観られるとは。感動。