書きたいことまだたくさんあるけど頭痛いから取り急ぎ。っていうか論文をやれ(ヽ´ω`)
ウィズ東京公演千秋楽でした。
ますます板についてきたようで、アドリブのやりとりもかなりぶっとんでました。
ミスやトラブルがあってもそれを笑いに増幅変換できるだけの余裕がみえました。
Twitterでお世話になってる方々も会場に大集結しておりました!
ご挨拶しきれなかった方も多くいますが、皆様お疲れさまでした(*´ω`*)!
個人的本日のハイライトは
あっとろさんが貸してくださったMAX15倍になる双眼鏡で、開演前にステージの真下からセットを観察できたことです!!!!(本当にありがとうございました!)
以下に書きますが、至幸ですね。
うわすごかーたまらーんみたいな。的な。ニュアンスの。
そしてそんな不審人物に修学旅行のお土産を渡すために声をかけに来てくれたかほは勇者だと思いました…。
これであと、自分が行けるのは名古屋の大千秋楽だけ。しかも2階席(ヽ´ω`)
回を追うごとに席が遠くなってゆくシステム。
でも、遠巻きにみて初めてわかった些細なこと(全体の動きとかセット)がとても多かったです。
たとえばドロシーの家のセットが真っ二つに割れた後、そのまま後ろ向きになって鏡台の左右部分になるのを知らなかった…(ヽ´ω`)
イブリーンのセット(玉座以外)
を、まじまじと観ることができたのも今日が初めてでした…(ヽ´ω`)おはずかしながら。
近すぎるといろいろ気づきませんね。
昨日のブログにコメントを頂いてハッとしたのですが、
台所の換気扇!
なんか気になってまじまじと見た覚えはあったけど、イブリーンのマークとは意識がリンクしてなかった……。
台所の換気扇→イブリーンセット中央上部の大きなファン、下部たちが作業してるバケツ?缶?のマーク。
イブリーンの玉座は心臓を模ってるわりに、パイプみたいなでこぼこした管がたくさん繋がってるなーとか
上部のセットは配管みたいだなーとかとても不思議な印象だったんだけど、
もしかして、ドロシーの家の台所(換気扇とか流し台)から繋がってるのかな?
という妄想。的な。みたいな。ニュアンスの。
中と外
そういえば、気になってた鏡台のブラシとか口紅とかブロック、下に散らかってる車輪のついたプラスチック製のおもちゃは、
「帰るの!家に」の曲中の背景映像に出てきてました。
ポピーの畑とエメラルドシティーのことはあまり解釈できてないけど、
ドロシーの内的世界からは離れたところに存在してるのかな?という感想をもちました。
どこがその境界?と問われると曖昧なのだけど。
ちょうど"暗い森"の前後からかな?"雨"っていう具体的な水のイメージが出てきたのも気になる。
嵐で荒れている部屋の外、あるいは流し台からながれてった排水溝の外。
キセキのつづき
夕べは有華ちゃんが舞台セットの写メを連投してくれるというキセキが起こったわけですが
なんと終わりを知らず。
増田セバスチャンさんのマネージャーさんが、
そして今日のお昼頃にセバさんご本人が、
更新したブログの記事のURLツイートを読んでくださったようで、RTしてくださいました…!
疑問に思ってたブリキ缶とフォークの場所を、リプライでこっそりと教えてくださいました。
今日確認しました(´ω`)!テレビがのっている棚は扉付き、3段なのだけど、2段目にブリキの缶がたくさん詰まってました!
そしてRTの後、セバさんはウィズの舞台美術についてツイートしてくださいました。
嬉しくて(´;ω;`)しかもとても興味深い!
こういう形で応えてくださったことが嬉しくて嬉しくて、茹でていたパスタを放置してふやけさせるほどパニックしました。ソースを絡めるとそれはもうライオンがいる毛糸の森の樹々のようでした(※ちゃんと食べました)。
同じ舞台をこんなに何度もくり返し観劇することが初めてなのですが、
演劇に付随する要素とはいえ、舞台美術ってこんなに内容と密接に関わっていて、
それもかなり素敵な楽しみになるんですね。
最高ですね!アートは!
最初と最後の家の変化。
ちょっとネタバレっぽいことになるので、一応ふせておきます。
マネージャーさんのツイートや、皆様からのリプライ・コメントをヒントにドロシーの家を観察してみた(ありがとうございました!)
一瞬しか使用されないセットに
こんなにメッセージが詰まってるなんてね。
部屋の変化
・お花(というかガラスに生けられた長い茎のさきの球体)
→カラフルになってました。
・正面壁の額物、モノクロ写真
→カラー写真になってました。
・テーブルクロス
→黒のギンガムチェックから、赤のギンガムチェックになってました。
・台所の壁にかかってるフライ返しやおたま等の調理器具
→カラフルになってました。
19列目からだとこれが精一杯でしたん(ヽ´ω`)
まだあるかな?あったら教えてください(´ω`)!
溢れてたんだな、愛が。
HOMEの歌詞が、オーディション時と違ったのがずっと気になっていました。
最後、「この世界には溢れていた あなたにも私にも 愛が」が
「この世界には溢れていた 私にもすべてにも 愛が」に変わるというのは、
印象的な歌詞だしとても大きな変化だなと思っていました。
ドロシーの内的世界が"オズの国"だったのだとしたら、
灰色や茶色の日用品が所狭しと並んでる地味なアパルトマンの"家"は、現実世界。
リボンを付けた頭は、カラフルな楽しい空想がいっぱい。
友達もいなくて内向的なドロシーはきっと閉じこもりたがる。利己的でこそない優しい性格だけど、気弱で、自分が素敵だと感じているモノを自分の中だけにしまいこんでしまうタイプなんだろう(中野ブロンディーズの時の瑞希と似ている)。
でも、まがりくねった旅の終わりをみて、得たモノに気づいた時、再びホームに戻ってきた時。
頭の回転が鈍くてうまくできなくて叱られて……そういう現実にも、たくさんの素晴らしさとか愛しさがあったことを痛感する。
エムおばさんが素敵な歌を歌って抱きしめてくれても、実際に自分で動いて経験してみないと実感できなかったこと。
ドロシーの中の世界にも、彼女の外を取り巻くすべてにも、愛が溢れてた。
最後、家のいろいろなものがカラフルになったのは、そういうことだと思いました。
本当は世界自体はなにも変わっていない。
自分を変えることができたから、ドロシーの世界の見え方が変わった。
でも厳密にいえばドロシーはおばさん、おじさん、トトとの再会に歓喜してその違いに直接は気づいてない。
もしかしたら、オズの国の冒険を目撃した観客だからこそ、舞台のカラフルな変化を捉えられたのかもしれない。