優しかった気持ち

人がつくったものが好きです。AKB48劇場公演。

峯岸チーム4「アイドルの夜明け」公演 小林茉里奈卒業公演【20150805 18:15〜】

まさか、なんですが、1巡でした。
もちろん、そもそも最後の公演当たってくれてありがとうだったのですけど、入場抽選のBINGO発表するタイミングでスタッフさんに物凄い念を送って、入場ボードの50番台がめくれるイメトレを物凄くしてはいた()んですけど、まさか通じるとは…。私が座ることのできたそこは、まりんちゃんを初めて劇場で観た横A公演と同じ、上手寄りの最前(あの時より中央寄り)でした。黄色にライトアップされた幕を前に震えました。シアターの女神様、本当にありがとう。

影アナはまりんちゃん!ゆかるんがこの日のハピネス動画にこの模様を載せてくれてます、ありがたや。実は鼻声とか言ってますが、注意事項を読み上げる真剣な声も、「皆さんの大好きな小林茉里奈でーす!」っていつも聞く声も好きだー!!

3連MIXを全部「まりな」に差し替えてのovertureは、今年2月の生誕祭でやった時にメンバーも凄く驚いてくれたんです。またできたらいいなーと思ってたら、流石、しっかりそんな話になっていました。そしてその時を彩るペンライトは一面の青。私にとってのまりんちゃんはB5thから始まっているので、妙な帰郷感もあり。大人びた色でとてもとても綺麗でした。ペンライトの光り方の形状も相まって、青い炎みたいでしたね。

岩立沙穂大森美優岡田彩花岡田奈々、加藤玲菜、北澤早紀小林茉里奈込山榛香佐々木優佳里佐藤妃星篠崎彩奈西野未姫峯岸みなみ向井地美音村山彩希茂木忍

アイドルの夜明けで明るくなった瞬間、まりんちゃんもう涙目というかむしろ楽屋で泣いてた?っていうような目をしていた(後ほどMCでわかりますが円陣の時にまりんちゃんから1人1人にお手紙を渡したそうです)けど、曲が始まるとだんだん明るくなっていつもの笑顔を見せてくれました。れなっちとの目配せは御愛嬌。茂木さんがチラチラ横みる視線とか相変わらず。「息が切れても弱音吐くなよ」のところ、まりんちゃんは伏し目がちで歌詞を噛みしめるように口ずさんでいて、いつもの細い目で優しい笑顔をしてたのが印象的でした。玲奈ちゃんがまわすバトン。こみはるスマイル最強説。まだギリ泣いてない未姫ちゃん。ハッキハキのなぁちゃんとトロンボーン。かわいい彩希ちゃん。優しいさっきー。ゆかるんの綺麗な歩き方。ポニーテールでグロッゲンを叩くあやなん。サックス吹いてる峯岸さんの落ちつきと貫禄。かわいい彩希ちゃん。時おり顔が固まるまりんちゃん、緊張してたのか泣くのをガマンしてたのか。気が付いてチラチラと視線をこちらに投げてくれるので、せめて笑っていようと客席で声出さないで口ずさんでました。楽器で手がふさがっているからか、振りこそ付いてないけど身体動かしたくなる曲ですね。パワーが湧いてくる気がするのはそのせいかもしれません。

みなさんもご一緒にでイントロのメロディーが流れて明るくなり、一同異変に気がつく……急いで早脱ぎして出てきたのでしょう。暗くてよく見えなかったのでしょう。スカートだけドル明けの黄色チェックのままだよまりんちゃん!!ww笑ったw本人もやっちまった!って顔して笑ってたw失笑してまりんちゃんのダンスが失速気味になると、周りのメンバーが促してくれて簡単に外せたみたいで、誰か隣のメンバーが代わりに脱いだスカートを袖に持っていってくれました。ありがとう。
合いの手とかコールが凄く楽しかった…。私の記憶が正しければ、この曲のいつぞやのタイミングで目の前にやってきた未姫ちゃんがウインク付きの爆レスをくれました。かわいい。振りコピしててよかった。楽しまないとですよね西野さん。未姫ちゃんなぁちゃんは本当に元気ですね。まりんちゃんを見たいのにお隣の未姫ちゃんのダンスが凄まじくてチラチラ見ることが他の曲でもたびたびありましたw間奏の長台詞はまりんちゃん!グッズを持って絡んでくるメンバーが多い中、安心安定のしゃべり。タイミングも完璧。普段の公演ではそういえばあまり担当することがなかったけど、いざやるとなったら流石です。

春一番が吹く頃の歌詞は、本当にこの1年ずっと噛みしめ続けた気持ちでありますが…。「4月になれば都会へ行っちゃうし」では、周りのメンバー達に?!ってくらいの勢いでものすごい抱きつかれて埋もれてましたw抱きついてるというよりは争奪戦的なタックルといっても過言では…愛されてるねー。
2番Bメロできぃちゃんと2人で歌うパートでは、まりなコール。まりんちゃん早速かなり泣きそうになってて、歌詞に合わせて表情も戻っていくんですが、たまにふっと涙目になって、また笑顔になって…をくり返してるのがジンときました。

拳の正義は、茂木さんと西野さんのにらみ合いいいですね。つなぎが重たそうな感じには華奢なあやなんちゃんの聖御肩。2番あたりから目の前にまりんちゃんが。前かがみになった時にさらしの真ん中のところとか見てないですよ。見てませんからね。アスファルトに倒された時のまりんちゃんしばらく目を閉じて、ちょっとしたら開いてなんかちょっと弱々しくて、何考えてるのかなーと思いながら見てたけど、最後は演じる目になって、腕ついて起き上がってゆきました。綺麗だった。

ユニット。残念少女は、あやなんちゃんの誰も寄せ付けない感じ、且つ、行っちゃいけないところに行っちゃいそうな感じ。良いですね。2度目だけど、華奢だねー…想像以上に華奢でした。それなのにおっぱい選抜だなんて…。こみちゃんの二面的な孤独感も、みーおんの触ったら怪我しますよ的な眼差しも、みんなそれぞれの豊かな残念少女でした。
口移しのチョコレートの彩希ちゃんって本当になんというか、ブレザー衣装でダンスのできるヤンチャな感じ。あの鏡に寄りかかる瞬間、本当にどうしましょうね。あのちょっと挑発的に見える感じがたまらないですよね。さっほーは本当に脚が綺麗だから、サビのステップ踏む時とか爪先から着実に踏んでるイメージがあり、何故かいつも言葉的に“ギャロップ…!”って思ってしまうんですがやっぱり綺麗なギャロップでした(?)なぁちゃんは最後の「困った顔もすてきよ」で最前の方に爆レス差し上げてる時の表情がものすごく策士でした。でもセクシー100%というよりは、あの八重歯の見える微笑みで甘く誘うような感じで、"内緒だよ!"ってタイトルを付けたいはにかみだった。セクシーな衣装とのギャップもあって本当にかわいかったです。そして終演後に卒業企画委員の各位より「口移しわきすぎでしょやばかったですよ相当ニヤニヤしてましたよ」とツッコミを頂きましたww私なんか見てないでかわいい彩希ちゃん見てくださいよ!w\(^O^)/鏡晒しおそろしいですね!
片思いの対角線はれなっち本当に綺麗でした…。テレビでの露出が多いこともあるからか“見られる存在”として確立されているというか、輪郭がかっちりとロックしていました。さっきーはまりんちゃんもいじるアゴのせいか、三角形のイメージが付いてしまっているのですがw手足の動作のキレが鋭い印象でした。愛しきナターシャの茂木ちゃん好きだわー…こんな表情してて欲しいなってところでこんな表情で魅せてくれますね。

天国野郎。はい!ウェイトレスかメイドかわからない水色のやつ!(´;ω;`)あなたはこれを選ぶと思っていたよ…初日メンバーに選んでもらった日に着たもんね。生誕もこれだったよね。天国野郎なのに、ここでも\まりなー!/ってコールされた直後泣くんじゃないかって顔して。セリフはまりんちゃん!そうです、私まりなりすぎてるよまりんちゃん☆←天国野郎。
まりんちゃんは対角線とか口移しをやりたいと言っていて、彼女の表現力が発揮される魅せ曲でこそありませんが、私は好きでしたよ。

女子高生はやめられないで着てくる制服衣装、好きだなー。私ブレザー好きなのかもしれない。タイもかわいい。間近で見るとぬいぐるみって結構大きいんですね。この曲の未姫ちゃんも本当に元気ですね、チヤホヤのところ。あと、大サビのセンターがなぁちゃん未姫ちゃんのあご姉妹の2人でした。「守られてるし」で背中あわせになった時に頭をコツンってぶつけてる奈々さんの口が微妙に開いててセクシーでしてああああああああってなりました。好きです。じゃんけん勝利の小林茉里奈さんはまりなってる帝国の「M」ポーズ!

楽しいじゃんけんから暗転して表情が切り替わる瞬間。本当にパチンとスイッチを切り替えるようにまったく違う表情に変わるので、次がこの曲とわかっていてもドキッとします。好きと言えばよかったは、私が大好きだったB5thで言うサヨナラのカナシバリみたいに、明るいナンバーが続くBのセットリストでは雰囲気の変わる見せ場です。ちょっとこの曲だけはサイリウムもコールもまともにできませんでした。本当にかっこいいんです、まりんちゃん。

真剣な顔をしてると思うと、ふと弱々しい寂しげな表情を浮かべたりします。そして、まりんちゃんの手って本当に素晴らしい演技をするのですが、追いかけたいけど追いつくのを躊躇うような繊細さが、指先の曲がり方にすら出ている。手振りや腕のまわし様は、その振りはらう力強さが良い。魔法魔術的な雰囲気を醸しているのも大好きなポイントですw
2番サビで沙穂ちゃんと背中合わせて、顔を見合わせて、寂しいの隠すために笑うんですね。歌詞にピッタリだけど、でもバレバレだよ。
大サビ前の間奏で4人×4パートに分かれてダンスするところ大好きヲタクなんですが、横目に入った子がすげぇ脚上げたなーと思って見たら、きぃちゃんでした。この子って本当にふとした時に物凄いキレを見せてくる子ですね。ゆかるんも力強いし、こみちゃんは後ろから前に向き直るときの細かいステップがとても綺麗で目を引きます。私はここで腕を広げる瞬間のまりんちゃん*1が大好きすぎるのです。かっこいい。あの茉里奈には抱かれたい。こんなことしか言えなくてごめんなさい。だけどかっこいい。劇場公演大好きなのは、こういう姿を見られるからです。いつものセトリ、いつもの曲で、いつも向き合っていなければ、こういう表現にはなっていかないからです。

そばかすのキスはアイコンタクトたくさんの1曲ですね。公演が始まった当初に聞いた時、まりんちゃんが歌詞が好きだと言っていたナンバーです。水平線が砂に埋もれるところとか。サビで差し伸べるまりんちゃんの手の美しさについて。そして、2番Aメロ後半の振り。まりんちゃんの手ぶりと身のこなしが勇ましいから好き。波打ち際で水をすくって掌からこぼれる思いを投げつけあうのは彩希ちゃんですが、この日は上手に移動しながら彩花ちゃんとあっち向いてホイしてましたw大サビでいつも絡んでる沙穂ちゃんが号泣しててその後まりんちゃんもまた本格的にウルウルしてたから、視線をくれて目があったタイミングで“笑って”とジェスチャーを送ったら、いつもの目を細めた笑顔で笑い返してくれました。本当に頑張り屋さんです。
というか、微妙に真正面からズレてる席なのに、まりんちゃんは居るのがわかるとまめに視線をくれます。前もそうでした。うっかり自分の正面にいるメンバーをまじまじ見てると、隣のまりんちゃんからの視線に気づいて逆にこちらがドキッとすることもありましたwまりんちゃんはファン想いの優しい子です。どうしたら人が喜んでくれるかをよくわかっています。

MCは、前半MCはニュース的出来事をキャスター風に伝えるのがお題でしたが、仕切りのみぃちゃんにあててほしくて、背伸び気味に手を上げる篠崎あやなんちゃんのシャツの裾が上がってウエストの御素肌がこんにちはするのを目撃してしまったのですが(この瞬間それまでのMCで話された内容をすべて忘れる)以前に短足カモフラージュについて告白した時言ってたことなのでここにも書きますが、その裾が上がった瞬間にスカートをしっかり折って短く履いてるのが見えてかなり愛おしかったです。←この気持ちわかりますかえりころねぇわかるでしょえりころ
後半MCはまりんちゃんに質問したいことということでしたが、茂木さんがまりんちゃん好きすぎてどうしようね。もぎまり結婚すればいいのにね。まりなってるNEWSについての的確なツッコミもいいぞ彩希ちゃん!未姫ちゃんがアナウンサーをやったら…を再現してみるまりんちゃんも、これは後ほどのMCですが「マイエンジェルじゃなくなった♡」とまりんちゃんの対応を再現する未姫ちゃんもおもしろかったですw微笑ましいですね。さっきーの恋愛解禁のフリには、まりんちゃん照れて具体的に言わなかったけどな!ちなみに、かつて言ってたまりんちゃんのタイプは【黒髪短髪、黒ぶちメガネ】なんだぜ!ハハハッ!!←横A女限のMCで言ってて、ロビ観しながら沸いてたらぱらさんに「ちげーよ!」ってどつかれてロッカー激突したのちょー懐かしいな。楽しかったなロビ観。
まりんちゃんって何気に歳が10歳近く離れているから、綺麗だし美人だし大好きだけど、妹みたい存在感なんだよな。いい人みつけるんだよ、まりんちゃん。

そして早いもので、タンポポの決心。まりんちゃんは下手側にいってしまうので、いろんなメンバーをまんべんなく見た気がする。でも気づくとまりんちゃん見てたような…。以前、れなっちぐぐたすのコメント欄でタンポポの決心の2番Aメロが好きと書いてたことがあるまりんちゃんですが、私もここの歌詞好きです。「ほんの少しだけの不運を嘆いてた 休みがちな僕が恥ずかしく思う」。まりんちゃんでもそんなことを思うのかな…などと考えながら聞いてた。最下手の最前にいるまりんちゃんはここは歌わないので、自分のパートを待って暗転の中で下を向いていました。過去の雨の日も今日のためにある。大サビのまりなコールが始まると、まりんちゃんはずっと早紀ちゃんのほう向いてた。早紀ちゃんは泣いてたけど、まりんちゃんはずっと笑ってるみたいだった。黄色の照明とサイリウムとで劇場中がタンポポ畑になっていて、それは4のチームカラーで、本当にこの曲がピッタリだなと思いました。全ツ愛知では寡黙な月の黄色、劇場ではタンポポの黄色。本当にあたたかくて綺麗な光です。

アンコールの\まりな!/コールは、私の脆弱な喉と通らない声では貢献できなかったけど、BBAなのでゲホゲホしながら夢中で叫び続けてたらあっという間に幕が開きましたw4 Starsは結構短い曲だからあっという間にアンコールが終わっていく。ピンクの衣装、汗ばむ首筋に髪の先が細く貼りついて、綺麗なんですよね。腹筋のたて割れの筋とか見てないですよ。見てませんからね。「誰かがどこかで」の時の片方のかかとが浮いて膝をゆるく曲げた小林さんの立ち姿、好きです。かっこいいです。ポニシュの河西さんの立ち姿を思い出しました。
横須賀カーブのイントロで指さしした時、誰かと目線を交わして笑みを浮かべてしました。みーおんかと思ったら違うみたいだったから、れなっちかな?白いグローブをした御掌が愛しいですね…。「テイルランプを」のパッパって広げる掌とかね。東の空白み始めたときの腰の落とし方とかね。ひとつひとつの振りが丁寧。綺麗な鎖骨とかレッドゾーン振り切った時に微妙にのぞく谷間とかもう見ることもないんですね…。

アリガトウは、みゆぽんに泣きつかれ、さっきーも遠くで泣いていて、みーおんに抱きつかれてるのをあやなんに得意げな笑みを浮かべてみせて相当幸せそうでした。2番下手側では、なぁちゃんに抱きつかれるなど、行く先々で抱きつかれていました。ドル明け公演でメンバーがローテーションでこなす台詞部分(影ナレ、ご一緒に、天国野郎)は、この日ここまで全てまりんちゃんが担当でしたが、最後のメンバー点呼はキャプテンのみぃちゃん。やっぱり名前を呼ばれて、送りだして欲しいものね。
ここで私事をひとつ。アリガトウの1番サビに入るタイミングでまりんちゃんが視線をくれたので、アリガトウを言いたくて、ものすごい反射的に胸に手を当ててお辞儀をしてしまいましたwそしたらまりんちゃんもありがとうを返してくれたんです。
私はいつもオンデマの生配信は定点カメラで視聴しています。ロビー通いから疎遠になってもこれだけは辞められませんでした。4の公演を見ながら、横Aで初めてまりんちゃんを観たあの場所に戻れたら幸せだなってずっと想いを馳せ(ながらチケセンを干され続け)ていました。
4公演の初日、仕事の現場直行のために通ったお散歩日和の日比谷公園で、アリガトウの歌詞のひとつひとつを噛みしめながら聴いていて、今この瞬間を忘れないだろうなと直感的に思ったのを、なぜかよく覚えています。18歳の生誕祭を終えたばかりだったあの頃は、まりんちゃんの卒業なんて想像もしなかったけど、劇場でチーム4のアイドルの夜明け公演を観る時にはアリガトウで絶対にまりんちゃんにお礼をしよう!ってずっと思っていました。メンバーからファンに当てられた歌詞のすべてをそっくりそのままお返ししたい、まりんちゃんに宛てたいお手紙みたいな歌だからです。実際に座れた席は(贅沢な悩みで)いわゆる0ズレで目線を頂くのは難しい位置でしたが、ファンを見つけた場所に視線をくれるまりんちゃんのおかげで奇跡が重なって、サビの直前、ものすごく目があってしっかりニッコリと返してくれました。

夢に描いたアリガトウをまりんちゃんに本当にすることができました。ありがとう、まりんちゃん。完全な自己満足だけどヲタクってそういう生き物だから許しておくれ。本当にすてきな歌ですね。この場所で輝いた小林茉里奈という人を、このステージは忘れませんよ。

公演本編が終わり、まりんちゃんとのエピソードのMCで繋いで、卒業ステージへ。8人ずつ交代で入れ替えでのMCでしたが、まりんちゃんを含めて後半に登場したメンバーの衣装が……上マリ(´;ω;`)その布地は上マリですね…なんなの…そしてパンツ衣装の茂木さんの似合い方が異常。
まったく意識しなかったですが、3月のSSA握手会の日に開催されてた衣装ミュージアムで、1番目を引いた衣装が上からマリコの麻里子衣装と、触ってOKな布地の展示でした。パッチワークのプリント柄生地のの上にさらにシースルーの生地で二重にプリントされてて、カラフルでかっこいいんですよ。帽子も、飾りのところも、重厚で。それが今目の前に。なにこれ。眼福。
曲のスタンバイでポジションについて、横にスタンバってるみぃちゃんと小声で打ち合わせ。なんて言えばいいかを確認してるようでしたが、まりんちゃんの人生を変えてくれた曲として、本人の口から出たタイトルは「上からマリコ 小林茉里奈卒業バージョン」。それすなわち「上からマリナ」です。歌詞中にはもちろん出てくるわけだけど、自分でタイトルをそう言わないところがまりんちゃんだな…。
波紋みたいに呼応するダンスの真ん中に立っているまりんちゃん。いつも見ていた麻里子様の大きな背中は今日はどこにもありません。茉里奈がセンター。自分の前に誰もいない、0ポジションで観た景色はどんなだったですかね。

まりなってる推しなら誰もが一度は思い描いた上からマリナ。まりんちゃん本人もきっとそうです。本当に嬉しかったし、まりんちゃんもさぞ幸せだろうと思って見ると、緊張してる。ちょっと笑ってしまうくらいには緊張してた。手で扇子みたいにパタパタする振りとか、腕突き出して指をちょちょってしたり、あごをちょっと上げてツンと見せるところとか、女王の気品ありました。

私の大好きな手。まりんちゃんのパフォーマンス大好きだけど、彼女の手は本当にいい表現をするのです。上マリなら間奏で腕くるくるする前に、ひじ先をパッて投げるようにして上げた時の手!あの手すばらしかった!キャプ画では伝わらないので、ぜひ皆様、オンデマンドをご覧ください…!マリコ様のポジションしかやらない振付がいくつかあるけど、それをやるまりんちゃんが最後の最後で見られて本当に幸せでした。何に感謝したらいいのかわからないくらいには幸せでした。本当にありがとう。

その後には10期メンバーが出てきて、ビデオレターでゆりあの感動的なメッセージの後に市川レモン氏がぶっ込まれたり、あんにんからのお手紙を衣装のおなかに仕込んできたなぁなちゃんが代読してくれたり、あんにんの言葉は相変わらずまりんちゃんを包み込むように優しくてとても素敵なお手紙で、ゆりあが突然出てきたり、未姫ちゃんのおうちでみんなが作ってくれたチーム4からのアルバムを贈呈されたり。10期ひとりひとりからの時の、なぁなちゃんの「寂しいね」と、れなっちの涙には目頭が熱くなりました。まりんちゃんがなぁなに語った大きな夢って何だろう?叶えたときに教えておくれ。

AKB48小林茉里奈さんが最後に選んだのは永遠より続くように
NMBに移籍した美織ちゃん不在の中、昨年12月の9周年記念公演でレモンを被って10期で披露したナンバー。あんにんセンターの曲だし何かと10期と縁を感じます。私もその公演をきっかけに聴くようになったのですが、隠れすぎた名曲ですよね。めちゃイケがらみの企画曲ですが、秋元Pは使わないような言葉の泥臭さがあるというか、毎日を生きる実直さを掘り下げた歌詞が沁みます。
ありふれた毎日が宝物なんですよ。当たり前こそ普通こそ幸せだって、AKBという特別な経験をできたからこそ思えました。」。まりんちゃんもこの歌のメッセージが大好きなのが、彼女の言葉の選び方で伝わってきます。

サビの前半は走ったりポーズしたり、めまぐるしいながら楽しい毎日を駆け抜けてる感があって笑顔がかわいらしいんだけど、後半の「流れ星に願いを込めるよ」の手ぶりはなんだかキュッと雰囲気が変わって、すべての瞬間が綺麗でした。「流れ星に願いを」で指先を追い続けるまりんちゃんのまっすぐな視線は彼女そのもののようだったし、流れ星を追う顔の動きとともに揺れるポニーテールは髪先まで一緒になって星を追いかけて躍動していたし、「込めるよ」でこめかみのあたりを指でトントンてする時は、顔の角度のせいかやけに色っぽく見えたりもしました。今日のこの時間が永遠より続くように、選んでくれたのかなーなんて思ったりもします。

一度手紙に書いたことがあったのは「AKBにいてよかったと思う気持ちで卒業をしてほしい」ということでした。卒業を決意してから悩んでるのが目に見えて本当につらそうなメンバーが過去に何人もいたけど、まりんちゃんのそんな姿は見たくない、と伝えたことがありました。そこは彼女の性格や考え方、育った環境のおかげであまり心配をしたところではなかったけど、でもやはりいつ何が起きてもおかしくないから…。まりんちゃんはどんなつらい時でも乗り越えて笑顔を見せてくれる子だから、そして何より人の気持ちを考えられる賢い子だから、最後まで明るく前向きに終わらせようとしてくれたのかなーって思います。感謝。

卒業の言葉があって、最後のあいさつが終わって、客席はお見送りの準備。ステージ上にはメンバーがずっと残ってます。まりんちゃんが貰ったけど持ち切れなくなってた4メンからの手作りアルバムをさっほーが持ってたんですが、ぺらぺらとめくって周りのメンバーと見てましたwしばらくして、まりんちゃんが笑いながら「ねぇなんでー!」ってすごい大きい声出すから何事と思ったら茂木さんが泣き始めてたりしてて。好きだなーこの子たち…。
なんてほのぼのしてると、お見送りの順番がすぐにきました。お見送りは生誕の時にやったことがあったので、その日の主役が最後に立つ仕様も知ってたのですが、列の中ほどでありがとうした沙穂ちゃんが「まりんちゃんは最後に待ってるからね」とわざわざ声をかけてくれました。お見送り待機列の折り返しがよくわからなくて戸惑ってた私に気づいたのかもしれません。優しい子ですね。まりんちゃんにもしっかりご挨拶できました。


言葉

横A公演での18歳の生誕祭では「後輩たちを引っ張って、4にいってまりんちゃんしっかりしたよねって言ってもらえるような存在になりたい」と言っていました。あれから1年半。あっという間でしたが、まりんちゃんは本当に本当に大人になられました。チーム4で先輩メンバーになるプレッシャーはもちろんあって、苦しいこともあったはずだし、メンバーの話では(MCではこみちゃんが話していたけど)「先輩らしいことできてるかわからない」という想いも強かったみたいだけど、見えないところでメンバーの1人1人を見ていて、過去には厳しく接した時期もあれば、元気がなくて声をかけて支えてあげたりして、「自分が泣いてたらみんなが不安になっちゃう」といって(りおりん談)自分を奮い立たせて……それらをぜんぶ背負うことができたのも、初日メンバーに選んでもらえたこの峯岸チーム4だからこそっていう、プラスの力があったはずです。
7月11日の公演で卒業発表をしてからのメンバー達のぐぐたすなどでの言葉や、この卒業公演のMCで語ってくれたエピソードは、どれもそんなまりんちゃんの姿を垣間見られるものばかりでした。研究生やチームAの頃に先輩や年上メンバーに甘えていた時には想像ができなかったような話がたくさんありました。昇格がなかなかできなくて、これまでに辛かったり悔しかったりをたくさん経験したまりんちゃんだからこそ、寄り添ってあげられることが多かったのだと思います。そしてそんな行いが、まりんちゃんを一層大人にしていたんですね。

最後の卒業メッセージを終えて、みぃちゃんが公演を締めようとした時、最後に言い残したことを思い出したのでいいですか?とまりんちゃん。何を言い出すのかと思ったら、「握手会で『まりんちゃんが卒業するなら一緒に卒業かな』と言ってくれるファンの方が結構いて、それはとても嬉しいけど、AKB48には特にこのチーム4には、私以外にも若くて素敵な子がたくさんいるから、目立つところにいなくても私を見つけてくださったように、私が卒業してもAKBを好きでいてほしいし、応援してほしいです。よろしくお願いします。
こんなことを言えちゃう人なんです。妹だから甘えたがりだとか後輩をまとめられないってまりんちゃんは言うけど、妹っていうのはいつだって相手のことをよく見ているんですよね。しかしなんだって、こんな時まで人の気持ちを見透かすのでしょうね。これが最後の最後というところで、メンバーだけでなくファンの気持ちまで考えるなんて…。
まりんちゃんがAKBに入ってもう5年が経つけど、それでもまだ19歳。もっともっとAKBで活躍してほしかったなって思うけど、まりんちゃんが愛したこのチーム4で終われたことが私も嬉しいです。今は心からそう想えます。「AKB48としての自分は順風満帆でなかった」とまりんちゃんは言いますが、それでもまりんちゃんが一生懸命に帆を張って自分が目指すところに向かってまっすぐ進み続けながら立てた波は、間違いなく周りの人たちに影響していました。みんなちゃんと見てるんだよ。見えないはずないんだよ。ステージの上でこんなにキラキラして一生懸命な子、見つけられないはずがないよ。だから「こんな私…」なんて言うな!自信持て!あなたはもっと輝ける!

もうダメだ書けない(泣
このキモヲタブログ落ちついて読みかえしてから、小林茉里奈さんに捧ぐ最後のブログまた書きますね…(まだ書くのwっていわないでね!(ヽ´ω`)w)。興味本位で文字数みてみたら、このブログ1万字越えてるんですよw握手会でのことなんかも一緒に書きたかったけど、さすがちょっとここで一区切りします。

まりなりすぎて病んでる人認知されてた私でしたが、この卒業公演ですてきなまりんちゃんを沢山見られて、たくさん笑えて、本当に本当に楽しかったから、もうまりなりすぎて病むことはないよ!思い出すのは元気になれる明るい歌とステージと、まりんちゃんの笑顔だ!まりんちゃんが大好きなメンバーの笑顔だ!
劇場のステージに立ち続けてくれて、ありがとう。まりんちゃん!お疲れ様。