優しかった気持ち

人がつくったものが好きです。AKB48劇場公演。

外山大輔「ミネルヴァよ、風を起こせ」女性限定公演 【20170325 18:00-】

昨年8月の8女限公演ぶりに当選しました、女限荒らしの優気です(ヽ´ω`)女限実施はしばらくぶりじゃないですかね?外山大輔さんプロデュース「ミネルヴァよ、風を起こせ」公演は始まってまだ一月もなくて、まだオンデマで2/28の初日公演を観られるというくらい新しい公演です。
ビンゴ抽選はだいぶ干されましたが、中央ブロックの立ち後方の下手端に入ることができました。手すりがついてて、柱より下手側もステージ上手側も対角線になって見晴らしがよかったです!だいぶ狭かったけどwwなお楽曲名に註をつけているのはCD購入視野のための勝手な覚書ですのでご容赦w(ヽ´ω`)

小嶋菜月佐々木優佳里・谷口めぐ・中西智代梨
阿部マリア市川愛美武藤十夢茂木忍
後藤萌咲福岡聖菜
大森美優岡田奈々川本紗矢込山榛香村山彩希・千葉恵里
【バックダンサー出演】佐藤美波・鈴木くるみ・道枝咲・武藤小麟

外山大輔さんとは48に楽曲提供してくださる音楽プロデューサーです。755での秋元Pの投稿がきっかけで今回の特別公演実施に至ったらしい。そんな彼のプロデュース公演はovertureからアレンジがされていて、風の吹く音が終わるといつものovertureにギターのアレンジが加わり裏旋律が入っていてとてもかっこいい。

暗がりに浮かぶ白いジャケットの後ろ姿Yes!!!重力シンパシー!!!彩希ちゃんは下手側だったはずだどこどこ!?と探すと一番下手側にいた!!!柱の影からひょっこり彩希ちゃんだけが綺麗によく見えました。曲に関わらずですがMIXの「よっしゃいくぞー」「もういっちょいくぞー」を彩希ちゃんは踊りながらファンと一緒になって言ってるんですね。以前メンバーが「お客さんがいるのといないのとでは全然違う」「客席もステージの一部」と発言していたことがあったと思うのですが、こういうコールももうステージで披露する楽曲の一部になっているんだなーとしみじみ。あー楽しい!あー!!彩希ちゃんいい笑顔だ!!!目の端にしわが寄るようなくしゃっとした笑顔。本当に楽しそうでした。私も楽しかった(まだ1曲目である。

ゼロサム太陽では彩希ちゃんが柱の影に隠れがちになってしまったので、いろんなメンバー観るかーとステージ中央に目をやったところ、イントロ4音目のドーンで指差しを決めた岡田奈々さんがカッチリと場を引き締めるようなポーズでかっこいいの次元ではなくかっこよかったです(?)サビでは茂木さんがちょうど目の前の位置に。がっつり踊るタイプとはちょっと違うんだけど動きに品が出ますよね茂木さんって。落ちサビでは奥のほうのポジながらもゼロサム彩希(※0ズレ)になりました…
そしてこれもこの曲に限らずの話題なんですけど、彩希ちゃんこの公演ほんっと終始ニコニコしてるんですよ。まさかゼロサム太陽でもあんなに笑顔で歌ってるとは思いませんでした。ただし違和感のない笑顔ね。切ない楽曲を笑顔で歌唱することについてはずいぶん前にDiVAのCryの時にも同じことを考えて、Cryは「失恋ソングだからこそ前向きに」ということだったな…と思い出して、すっきり観れました。キメてる笑顔というか。こういう表現もあるんだなー。

私たちのReasonえらい!えらいぞ外山!!ここでも村山ニコニコ彩希ちゃん復活で、歌詞と振付もあいまって本当にかわいいんですね。私のブログにこんな小並感を求められてないであろうことは察するのですが、本当にかわいいんです…。サビで胸に手を当てて歌ってるのなんかほんとにもう愛おしくて俺の胸も苦しいよゆいりちゃん…。こんな広い宇宙の片隅出会うなんて奇跡よーで、客席のほうに向かって腕を広げてるのが印象的でした。彩希ちゃんの動きは歌詞に添っていて好きだなぁ。

さて。ラベンダーフィールドおおおおおうおおおおおおおおおいつもチームA公演では彩希ちゃんは専ら上手側にいるんですけど、ミネルヴァ公演では下手側なのねーと予習時に思っていたらまたもゼロサム彩希になりまして大変よく見えました(^ω^)Bメロ前半を歌い終わるとサビになるまでステージの真ん中で彩希ちゃん、なぁちゃんが並んだまま静止するんですが、斜め下に目線を伏せて横向きになってる彩希ちゃんの後頭部あたりを本当にきらきらした瞳で見つめていて、もっと振りが自由な楽曲だったらそのまま抱きついて絡みにいってたんじゃないかなってくらいなぁちゃんは幸せそうな目をしていました。振付も好きなんですよね、ラベンダーフィールド。狭いながら一緒に振りコピできてよかったですw

自己紹介MCのお題は「気分転換にすること」。なぁちゃんは「お風呂に2時間くらい入りながら彩希ちゃんと電話すること」だそうで彩希ちゃん曰く「いつも声が響いてる」など…全裸で好きな人の声聞いてるとかなぁちゃんは変態なのかなと思ったというのが変態が抱いた正直な感想でございます。2列目で6人の並びになるので下手側の彩希ちゃんだけ柱に隠れて見事になにも見えませんでしたが(笑)
彩希ちゃんは「最寄駅の一駅手前で下りて歩いて帰ること。そしたら気分転換になると思います」。これは…まりんちゃんもやってたなぁ…。私も以前はよくやっていたんだけど、そんなことも最近はしてなかったなってぼんやり思った(足音〜Be strong〜。


ユニット1曲目はコップの中の木漏れ日*1彩希ちゃんセンター!丈の短いファーのジャケットでとってもおしゃれなお姉さんになっているのだけどキレキレのダンスとのギャップが凄い。そして歌い出した時の優しい歌声がまたギャップがあって一周まわって繋がる感じ。ユニットでここまで目立つセンターで彩希ちゃんの歌声が聴けるって私は初めての経験だったので新鮮で、ひとりで歌いあげるサビも立派で頼もしくて、嬉しかったです。そしてサビでこけるハプニングがあったようで、オンデマコメントなどで反省してるようだったんですけど、ずっと彩希ちゃんを観ていたはずなのにそれがハプニングではなく振付の一部に見えたくらいで、持ち返し方すらリズムに乗っていたということになるのでは…推し補正かもしれないけど、彩希ちゃんだなぁ。

オフショアガール*2は愛美さん!実はこっそり握手に一度ながら行ったことがある、注目のいちごちゃんでございます。ダンスがきれきれなだけでなく歌も歌える。トークもそれなりにまとめられる。しかしこのタイミングでソロを貰うとは立派なものだよな。外山さんの眼すばらしい。そのバックダンサーにはみんな大好き16期生が出てきました。誰とは言わんけど佐藤美波ちゃんと鈴木くるみちゃんはすぐにわかりました。そしてすごく踊れる人いるなぁと思ってよく見たら小麟ちゃんでした。背筋がしゃんとしてるというか一挙一動に風格があるなぁ。
あとこの後アンコールで集合写真の撮影があり、十夢ちゃんと小麟ちゃんが並ぶ場面がありました。その時初めて似てる!と思いましたwそれに前に出過ぎちゃいけないとわかってて出演メンバーに話しかけられても控えめにいようとしているのがよくわかって、しっかりした子なんだなと感心しました。そしてその感心もつかの間(?)、写真撮影に入るととったピースのポーズが目立ち過ぎたらしく、隣に立ってた十夢姉さんの逆鱗にふれ思いっきりぶたれていて、ただの姉妹喧嘩で笑いました。

夢でKiss me!はちよりさんのやりきり具合がさすがですわ…と感心していると天使のような親衛隊ちゃんが登場。いつも最後ちよりに投げキッスをされてメロメロになって倒れるのですが、この回ではその投げキッスが聞かずにスルーというおもしろい演出でした。前々から考えていたネタらしいのですが今回の女限の機会にちよりに内緒でやったそうです。こういう変化を試せるのが、同じ公演を続ける劇場ならではの楽しみですよね。貴重な回を観ることができました、そして真顔の彩希ちゃんもこみちゃんも、投げキッスを客席にポイしたなぁちゃんのもじもじした顔もすごくかわいかったですw

そして口移しのチョコレートおおおおおおおおおおおドル明けフラッシュバック不可避おじさん。そしてセンターのゆかるんの絶対領域から目が離せなかったよ!!!!!!ピンクのガーターあかん!!!あかんて佐々木さん!!!!(落ち付いてください。そしてドル明け時に彩希ちゃんが着ていたイエローチェックの制服スカートは茂木さん!!!やぁ茂木さん!!!(?)彩希ちゃんが着ていると攻めてくるやんちゃなJK感ありましたけど、茂木さんが着るとブレザーがぴったりで逆にすげぇエッチでした。むふん(?)そして阿部さん!!!!!!私オンデマやロビ観も含めて阿部さんのユニット曲いくつも観てきましたけどこんなにぴったりな楽曲を初めて見ました…彼女のおっとりした、気品のある動きがこの曲にぴったり。それもゆかるんと茂木さんというフェロモンとお胸選抜の二人にスレンダーな阿部さんが入ることで非常にバランスが良い!!!最高だな!!!!おい外山おまえ最高だよ!!!!(上からな言い方ですみません興奮しています

おしべとめしべと夜の蝶々って河西さんの絡みもあって散々披露されているのを観てきましたけど、いつも映像だったので、もしかしたら劇場のステージでおしめしを生で観るのは初めてだったかもしれません。ステージがでこぼこ形を変えて面白いですね。最後は一線を越えてパネルの向こうに消えていくという…K4th,5thのセリの使い方はおもしろいんですよ本当。メンバーやセットリストは変わってもこういうところに技が残るんですね。
なっつんの台詞ってちょっとわざとらしく聞こえるけど棒には聞こえないんですよね私wフェロモンむんむんのお姉さんに絡めとられるのはえりぃ。おしめしではまだまだ固いというか性が目覚めてない感じがありヒヤヒヤしましたがwこの後後半曲で思ったのは、本当に上達しましたね。私実は中学生以下のメンバーって観方がわからなくて、むしろ彼女たちの中の無知や不安のようなものを感じてしまってまともに見ることができないタイプなんですが、この日の恵里はダンスに迷いや不安がなくなった感じがするし、表情も固いとはいえ無じゃなくなった。そして綺麗になった。

そして記憶のジレンマは聖ちゃんがすばらしかった。ポテンシャルもやる気もある。歌も想像してたよりしっかりしていて、一生懸命な姿勢がよくよく伝わってきます。その隣には同じくこれからのステージを担う萌咲とめぐちゃん、それを先導する十夢ちゃん。ジレンマは何度もいろんなメンバーで披露されたステージを観ましたが、最高のバランスの4人でした。外山さんの人選すばらしいですよ、本当に。

ユニット明けMCでは彩希ちゃんの口から「このMCメンバーで彼氏彼女にするなら…」とここでのお題が発表された瞬間から、目に見えて会場がざわつき始めたのは気のせいではなかったと思う…。愛美ちゃんが「見た目といい中身といい絶対に奈々さん」というとなぁちゃんの横に立っていたこみちゃんが「ダメ!それ私ずっと言ってたー」となぁちゃんと腕を組むなどwそんなモテモテ岡田さんは即答で彩希ちゃんを指名し、みんなにそりゃこの二人いたらゆうなぁが勝ちますわと言われたところで「違うんだってば!」「私がしたいとかそういうの無しで、なぁちゃんは彼氏にしたら良いと思うタイプ」となぁちゃんの良いところをプレゼンする彩希ちゃんに、「客観的とかじゃなくて大事なのは自分の気持ち!」と指差しを決める岡田奈々さん…一体何を見せられたんだ俺たちは…()

後半戦は不器用太陽からスタート。SKEのシングルの不器用太陽は、実は河西さんもソロLIVEで歌う機会があったのですが私はその時には行くことができずなかなか巡り合わせのこなかった楽曲ですが、ついにこの公演で出会いました。サビの後半でいきなりテンポ変わるの!?と驚きましたが、あれはテンポが変わったんじゃなくて途中で8ビートで刻みが細かくなるから緩急がついて聞こえるってことなんですよよね?多分。ダンスに定評のあるSKEだからこそこういう複雑な楽曲でもクリアできるんでしょうね。そんな違いを見つけたぞ、おもしろい。歌詞の世界の切なさというか、気持ちを抑えきれない故に不安定になる感じとかと繋がってて、いいですね。

夏の前*3好きだなぁ。初日の配信みてからいちばん最初に心掴まれたのこの楽曲でした。HKTの曲なんですね。幼いメンバーが多い印象のあった博多さんもそれなりにお姉さんになってきていると思うんだけど、それでもそれなりに若いチームじゃないとこなせない楽曲って確かにあって、その初々しいサウンドというのがこの夏の前には詰まっているような感じがしました。透明な空が広がるような感じのサウンドというか、季節の匂いが漂ってくる感じ。

Make noise*4サビの途中で立ち位置が変わるという(最後列だけ?)不思議な楽曲でしたが、そのおかげでサビの後半は彩希ちゃんが見えましたw柱で見えないことが多かったから全体をみたけど、間奏のダンスがライティングと会いまってすげぇことになっていたんだけど、センターめぐちゃんのダンス神がかってるのすごいね…0ポジションを張る姿が立派になられた。めぐちゃんの左右を固める茂木市川も最高でした。愛美さんは筋肉を感じさせるダンスをしてくれるのが、良い意味で48らしくなくて好きなんだよなぁ。

そんな激しい後半を乗り越えたMCのお題は「自分が思う女子力」について。一番に手を上げた彩希ちゃんは、まだ落ち着かない息で一言、「私、手洗いうがい」。好きだ……それ女子力じゃねえけど好きだ…そうだよね基礎大事だよね…(ここで基礎がキスに聞こえてわずかに興奮した私)…思わず拍手でした。そしてなっつんが「見えないところにこだわってる(下着を指すジェスチャー)」と言った直後に彩希ちゃんが「確かに!」と言ったのを聞き逃すことができませんでした(ここで誰もがそういえばこのブログ主は変態だったなと思い出す。

本編ラストは君のために僕は…。村山センター。先日ミネルヴァ公演の衣装についての記事を書きましたが、この衣装は二の腕まで綺麗に腕が出る衣装なので、腕の筋肉が実によく引きたつのでございます。指を指して腕をまっすぐ伸ばしたり、力こぶをつくるようにして腕を曲げたり…要所要所のポーズで彩希ちゃんの美しい腕の筋肉が、それまでの愛おしい彩希ちゃんの合間にチラッチラッと覗いてそのギャップがたまらなくかっこよくて逞しい…孤独な戦士。まさに戦いを司るミネルヴァ。夢の鐘なんかを彷彿させるストーリーの楽曲って意外とないんですよね。大好きなナンバーを観ることができて最高のステージでした。

アンコールは10年桜からスタート。13期公演が懐かしいね。それまで続いていたクールな楽曲から一変して心の底からの楽しそうな笑顔。あー好き。たまらん好き。この曲に限らず(今日この断りよく使ってるなw)なんだけど、唐突にぷくっと右の頬をふくらませて困ったような顔をするのがかわいいんです…。あの不意打ちは一体何なんでしょうか、可愛いですね本当に…(小並
10年桜のアウトロから途切れることなく導入されるイントロは大人列車*5。このメドレーみたいな仕様いいね、上がったテンションをそのまま引き継いで感じ。そして卒業を歌った10年桜から続けてきくと、歌詞が後日談のような内容で切ない。外山さんやりやがる…(褒めてます。彩希ちゃんはまだ大人列車に乗らないでね彩希ちゃん…。最後の後奏をくり返すところで、気合い入れるみたいに彩希ちゃんが唇食いしばって笑ったのが可愛かったんです。結構なダンス量ですもんね。

からの急なしっとり混ざり合うもの*6ああああああああああああああああこの公演で初めて聞くはずなのにイントロがなぜか既に懐かしくてギュッと胸を締めつけられるような切なさがあって(くそっ外山くそっ(※褒めてます )しかもそんな楽曲でゆうなぁが同じパート歌っててしかも下手側にいたからずっとよく見えたという。サビ終わりのなぁちゃんの表情。彩希ちゃんの手の先を追う眼も優しくて、この歌詞の物語の切なさが非常に良い仕事をしている…。君メロC/Wということだったけどシングルは推しに関わるタイプしかチェックしないから、すっかり逃していた。先日は「さくらんぼと孤独」についてアルバム曲のことを書いたけど、こうやって素晴らしい楽曲をたくさん通り過ぎてしまっていたんだなぁというのがこの公演を通じて痛感したことです。外山公演ありがとう。

「最後の曲になってしまいました」とMC仕切りのメンバーが言うと、ファンと一緒に(むしろファンよりも先に)彩希ちゃんも「えええーーー」って言ってたのが本当にかわいかったです。MIXの掛け声といいお決まりの展開といい、劇場公演の流れすべてが好きなんだなぁ。

ラストナンバー風は吹いているは、彩希ちゃんは柱の外側の下手がスタート。よく見えるよく見える。シリアスな曲、きれきれのダンス。田原公演でもお馴染みのナンバーでしたが、ミネルヴァ公演ではフルサイズです。しなやかでなめらかに動く彩希ちゃんのダンスをたくさん楽しめます。最高ですね。1番2番を乗り越えると、この曲を引き締める間奏のダンスにたどりついた時の感動もひとしおです。
落ちサビでペアになるところ、「それでも未来へ風は吹いている すべて失って途方に暮れても」で前に膝立ちしてるえりぃの細い腕を掴んでひっぱりあげる彩希ちゃんを見たら、この歌の歌詞のすべてが今までとまったく違う聞こえに変わって、不覚にも涙が出ました。
大切なメンバーの卒業をたくさん控えていて、この日の公演では頑張って笑顔を作って楽しもうとしていた部分もあるかもしれない。この時の私には、メンバーがどんどん居なくなって空白の出来ていくAKBという大地を前に、若い芽を掴んで死なせない彩希ちゃんの姿に見えたんです。とてもたくましくて、その目はシアターの女神を目指すにふわさしい力があった。東日本大震災の復興支援ソングなんだけど音楽ってこんなに広がるモノなんだなと、そのイメージが一瞬で結びついて流れ込んできたことにとても驚きました。

AKBの1ファンとしてそれを言いきることはしたくないと思うのですが、今非常に危うい環境になりつつあるAKB48でも希望の風が消えたわけじゃない、それこそ風を起こしてこの場所を元気に輝かせてほしい。それは彩希ちゃんへだけではなく、ステージに立つAKBのメンバーみんなにそう思いましたし、その風の最初の一吹きがこの公演にはたくさん詰まっていると感じました。メンバー一人一人が今やれることをやって進んでいけば、AKBはまだまだやれます。そんなメッセージに帰結する「ミネルヴァよ、風を起こせ」公演でした。


いやしかし…外山さん最高。脱帽です。楽曲、順番、衣装、タイトルなどあなたが選ぶすべてがつぼすぎてダメだ。外山さんの好みだけで繋いだセットリストでは必ずしもないと思うけど、ゼロサム太陽といいその他諸々といい好みの傾向は見えてきますね。C/Wが多いというのもポイントだとは思うんだけど、公演曲だとこの曲は前半、この曲は締めに…など使いどころが決まってきがちなものですが、C/W楽曲やシングルだと良い意味で前後の楽曲との関係を意識させないサウンドが続く。そしてそこに思いがけない物語性やかけあわせが起こったりする。切ない楽曲はもう胸がしめつけられるような甘酸っぱい世界観だし、一方で勇敢な歌詞ではダンスナンバーぶっこんでクールに決めてきたり…と思いきや、私たちのReasonや大人列車みたいなかわいらしい楽曲をぶちこんできたりして、緩急のバランスがとても絶妙。音楽プロデューサーがセットリストを組むとこんなにライブとして楽しめるんですね。今まで観た公演とは違う楽しみ方ができましたし、いろんな楽曲を知ることができました。
この間の日曜日で4回目を数えるほどしかまだ実施されていませんが、これからどんどん回数が増えたらいいなーと思います!本当に本当に素敵な特別公演でした。楽しいステージをありがとう!そして素敵な笑顔をありがとう、彩希ちゃん(*´ω`*)

*1:SKE48メンからの派生ユニットラブ・クレッシェンドのシングル楽曲

*2:乃木坂46 15th「裸足」C/Wの白石麻衣さんソロ曲

*3:チームKIV楽曲 HKT48 4th「控えめ I LOVE YOU!」タイプB収録C/W

*4:HKT48楽曲、AKB48 43rd「君はメロディー」タイプC収録C/W

*5:HKT48楽曲、AKB48 39th「Green Flash」タイプH収録C/W

*6:乃木坂AKB楽曲、AKB48 43rd「君はメロディー」タイプE収録C/W