優しかった気持ち

人がつくったものが好きです。AKB48劇場公演。

1stアルバム「STAR-T!」収録曲レビューを書いてみた

昨日のフラゲから一夜が経ちまして、ついに本日11月15日発売でございます。まだまだ回数リピートはできていませんが、今のところの「STAR-T!」全曲レビュー・感想を残してみたいなと思います。

1. まさか(2012.12) Youtube(MV short ver.)

ソロデビューシングル。JRAのガチ馬などというキャンペーンでレース予想を的中して万馬券当ててポイント溜まって1位になり、その記念として与えられた権利がソロデビューでした。この年の11月25日の府中競馬場のイベントで初お披露目、歌詞にも「芝生」と出てきます。
このレビューはアルバム収録順に書いていきますが、1〜7曲目までのシングルはすべてリリース順に入っています。その始まりがこのまさか。振り返ると唯一AKB在籍中にリリースしたシングルですね。ソロライブやイベント出演の時も歌われることが多いナンバーですが、音源を改めて聴くと「AKBのチユウちゃん」ですね。"チユチユ"と声が跳ねるような歌い方をしてます。初々しいなぁ

2. キャンディー(2012.12)

AKB48チームB5th公演で河西さんと亜美菜、有華ちゃんで歌っていた3人ユニットを、まさかのC/Wとしてソロカバ―しています。他2人も河西さん同様だいぶ個性の強い歌い方をするので、ソロでのレコーディング当時はその癖にひっぱられたと言っていましたし、3人で分担してパートを歌っていたのを全員分歌うことになるのでライブでは意外にも苦戦していました。ユニット曲としてのキャンディーと味の違いを聞いてみてください。最近のステージではお菓子やサインボールをファンサで投げる時に歌う定番曲になっていますw

3. 私のヒカリ(2012.12)

まさかのC/W、河西さんの初作詞。お手紙のような歌詞で、新雪のように白くて初々しい。ここに足跡を刻んでいくのだなぁ…始まりだなぁと何度聞いても感じます。初めての作詞だからちょっと幼いところがあるけれどそれもまたアイドル時代の思い出といったところでしょうか。大切なライブで歌ってくれる機会の多いあたたかい歌です。

4. Mine(2013.5) Youtube(MV short ver.)

やっぱり私、シングルではMineが1番好き…大好き。ドラマ「めしばな刑事タチバナ」で毎週河西さんを観られたしEDがMineで毎週流れていて、真利子監督のMVもとても見応えがあってワクワクした思い出が多いです。そして曲調は明るいんだけど、歌詞がどこか切ない。河西さんが卒業した5月の肌寒さとか日差しのあたたかさを妙に思い出します…。C/Wの「Enjoy your life!」はAKB 2期生と歌った河西さんの卒業ソングです。そんなAKBからソロのシンガーへ変わる時期のシングルです。

5. キエタイクライ(2014.1) Youtube(MV short ver.)

キマグレン楽曲提供ということで秋元康Pワールドから逸脱したポップチューンになり、MVは三宅唱監督のハワイ撮影と話題性抜群の3rdシングルでした。年末の歌番組で披露する機会も多くて、まさかの次に知名度が高いのはキエタイクライじゃないですかね。AKB48の番組「あんた、誰?」では、なんと村山彩希ちゃんが披露してくれたことがありました。現役メンバーにも人気のナンバー^^嬉しかったなぁ
彩希ちゃんが歌ってくれたことで、河西さんの歌のテクニックが優れていることを改めて知ることができました。歌うとおりに記述すると、サビの伸ばす部分「キエタァーイクラアーイ」は普通に伸ばすだけでは音源のようにならないんですね。ビブラートをゆるくかけているのか、あるいは粘度のある河西さんの声質が絡んでいるのかもしれない。とにかく、河西智美が凡なシンガーではなさそうだという気配がいよいよ出てきたのでした。2013年12月の赤レンガ倉庫でやったLIVEで初披露、初MVお披露目をしたキエタイクライ……あの湿度の高い雨の夜、伝説が走り出した気がしたよ…!

6. Touch Me!(2014.1)

キエタイクライMVの撮影でハワイ滞在中、2013年秋頃に作詞した1曲。キエタイクライのC/Wで同時期に3曲をC/Wとして書いてるのだけど、Touch Me!が1番お気に入りみたいでLIVEでもよく歌うし、アルバムにも納めるw本当に好きだねぇ(´ω`)
河西さん本人が「わがままな女の子を理解するための曲」なんて紹介を言っていたことがありますが、2番Aメロの歌詞は特に彼女がそのころMCで話していたことともリンクしていて、「幸せはきっと人それぞれ違うけれど 私は刺激的な毎日を生きていたい そしてあなたが優しく笑ってくれれば私は満足なの」という一節はお気に入りです。ライブではとても笑顔で歌うナンバー、ぜひ歌詞にも注目して聴いてみてください。

7. 今さらさら(2014.9) Youtube(MV short ver.)

4枚目のシングルです。ちょっとふざけたタイトルだなぁと思って聴いてると甘い声に捕まります(´ω`)音を詰めて歌ったり、Cメロでは詞をまるで叫ぶような感じに伸ばしたりと、ソロ活動の中で磨いてきた小業が効いてる1曲です。河西智美の歌が着実に進化して、チユウちゃんを脱出したシングルだと思います。


事情を添えると、2017年から所属するレーベル会社がクラウンレコードからキングレコードに変わりました。AKB48と同じお膝元にやってきたわけですね。今回のアルバムは既存曲と書き下ろしがちょうど半々でなかばベスト盤のようになりましたが、これまでのシングル曲を自社の円盤でリリースしたいという意図があるんじゃないかなと思います。河西さんのトークによると「AKBの頃から見てくださったスタッフさん」との制作だったということで、より多彩でふり幅の大きい仕上がりになっているなぁと思います。

8. 助手席RAIN(新曲) →試聴動画 1:00〜

作曲・アレンジが井上ヨシマサさんです。SHOWROOMのヨシマサルームに河西さんが出演してスタジオで歌ったことがあるタイトルです。イントロは一瞬南国リゾート風なwサウンドがだいぶ強くて、エフェクトもかかってるのでしょうかね。河西さんの曲がタイトルの通り、車の曇ったガラス窓をきゅっきゅと指でこすった奥に聞こえてくる感じがします。暗い曲ではないんだけどトーン低めで落ち着いてて、サビやフレーズの合間で光がさすようにファルセットの高音が訪れるのが心地いいです。

9. 最後のナミダ(新曲) →試聴動画 1:53〜

河西さん作詞!アルバムのための自身書き下ろしはこの1曲ですが、「失恋の切ないバラード」のテーマ縛りを与えられたうえで作詞したそうです。ラジオでは「一生懸命頑張りました(/∀\*)」と小学生の感想でw、そのかたことな言い方から結構苦戦したのではないかなと察しますwフレーズ末尾でかけてくるビブラートと弱弱しい歌い方が切ない…。Cメロで心の内をぶちまけるように声を解放させるところは野太くて、HYのIzuさんヴォーカルを彷彿します。ヴォーカルとは声の演者ですね。

10A. No Return(新曲 type A収録) →試聴動画 2:33〜

今回のアルバムはタイプAとBの2種類がありますが、片方のタイプにしか収録されていない楽曲が1曲ずつあります。タイプA収録が「No Return」。スローナンバーで他の曲と比べると急に大人っぽい。力強いサビ前中、喉の開き方がちがうなぁと思います。喉だけじゃなくて鼻の奥のほうまで鳴らして洋楽みたいに歌ってる感じがします(伝われ。フェイクもセクシーで、新しい河西さんを垣間見られる1曲。

10B. Disorder(新曲 type B収録) →試聴動画 3:30〜

こちらがタイプBのみ収録。ガッツリしたロックナンバー…!イントロが軽快なピアノからバキバキに鳴るハードなギターっていうのが痺れますね。ロックはロックだけど導入や裏旋律にピアノが入ってくるのが気高くて、河西さんらしいロック。
サビに向かってどんどん高くなっていくから、Aメロはだいぶ音が低いですね。男性ヴォーカルだとMr.ChildrenSignをライブでカバーして歌ったことのある河西さん、低音は発声がぎりぎりという印象があったけれどその披露からは早いものでもう2年近く経ってるんだよね…河西さんの歌でこのくらいの低音域で聞くことってあまりないけど、Disorderではもうだいぶ綺麗でナチュラルな低音が出ています。いい声だなぁ。バキバキのギターの中に甘い声っていいですね。黒と赤って感じ。映えますね。
しかも1人称が「僕」…サマブル厨にはたまらないやつです(=「僕のSummertime bules」はMineのC/Wなのですがすばらしいんです本当にすばらしい歌なんです…

11. STAR-T!(新曲、アルバム表題曲) Youtube(MV)

表題曲だけど収録の並び順だとこの位置、最後から2番目にきます。ポジティブなエンディングで締めたかったんだろうな。
作曲・アレンジはHatoとなっているんですが原知也さんのことで、ラブライブ!などアニメ・アイドルに楽曲提供されているそうです。ラジオでOAされた後、Twitterで「STAR-T!がアニメのオープニングっぽいからONE PIECEのOP映像に音楽をはめたらだいぶしっくりきた」なんて動画が出回りましたけどそれも納得できます。
MVが歌詞の世界観をうまくドラマにしています。公式で1曲分まるまるMVが公開されているのでぜひ観てください^^疾走感と声のパワーがあって、きっと元気になれます!

12. ぎゅっと!(新曲) →試聴動画 4:06〜

STAR-T!同様明るくて、アイドルっぽさのあるナンバー。オチサビ前なんてケチャしたくなるwとも〜み団さんのレポによると「(ファンへの気持ちを歌詞をしたためた)「私のヒカリ」の進化版になるように作詞をお願いした」*1ということで、アルバムのラストナンバーにぴったりですね。歌詞が凝っててタイトルも音楽もかわいらしくて、これ好きだなぁ。
ふつうに聞いてると恋愛ソングなんだけど、サビで繰り返し出てくる歌詞「今 ありがとう 贈るよ 君に」の倒置法がいい。手を繋いで一歩前を進んでる彼女が振り返って("君に"言ってるんだよ!)と微笑んでくる感じ。そして照れ隠しのごとく明るくおちゃらけたメロディが完走してアルバムが閉じるという…いいね。好きです。


開封からまだ24時間ほどの第一印象としてはこのような感じでございます(´ω`)もっと聴きこんだりライブで聴いたりしたらどんどん変わるんだろうなぁ。そしてこの歌たちを握りしめて河西さんはもっともっと遠くまで進化していくことでしょう。
アルバムをまだ手に入れていないという方、「STAR-T!」はiTunesレコチョク、music.jpなどなど音楽配信サイトでも購入&試聴ができるので、「河西智美」で検索して部分でいいのでちょっと聴いてみてください!きっと今までのイメージと違った"とも〜みちゃん"に出会えると思います。


そしてそんな明日11月16日は河西智美さんの26歳のバースデーです!三日間連続のラストになるトーク&握手+特典お渡し会が新宿のタワレコであります(/∀\*)ぜひ!祝いにいこうぜ!

◎2017年11月16日(木)タワーレコード新宿店7Fイベントスペース
時間:21:00〜(←開始が遅いから、残業終わりでも間に合うよ!!!)
内容:トーク&握手会+イベント限定特典お渡し会
詳細:https://www.kingrecords.co.jp/cs/pages/kasai-shinjuku.aspx

河西智美1stアルバム「STAR-T!」は
【2017.11.15】本日リリース!



【追記 2017.11.19】「STAR-T!」初収録の「助手席RAIN」「最後のナミダ」「No Return」「Disorder」「ぎゅっと!」を少しずつ試聴できる動画が、キングレコード公式Youtubeで公開されています。動画内の秒数は↑のレビューのタイトル横に入れたので参考にして聴いてみてください!