田口チームK「逆上がり」公演 下口ひなな生誕祭【20220822 18:30-】

初めての逆上がりーーー!!!うおおおおお!!!

全盛期に完全に見逃してしまったチームK 5th「逆上がり」公演。みんな大好き”旧K”*1が熱かった、ヲタクも強い思い入れを持つこの公演を、ずっと劇場で観たかったという悲願が叶いました。

8人公演ではありますが瑞葵ちゃんもキャプテン田口もいて、さらにこの日は令和の劇場公演を支えるひななの生誕祭。そして何よりも

セリ復活!!!

セリがなきゃ逆上がりじゃねえ!!という過激派ヲタクなので(厄介)この時を待っていた。そして投げたらセリ復活一発目の逆上がりに入れました。上手ブロックの柱側の角立ち最でした。

 

奥原妃奈子・小林蘭・下口ひなな・田口愛佳・茂木忍・山内瑞葵・山邊歩夢・湯本亜美

 

寸劇は一発ギャグの無茶ぶり。からの汚れちまった悲しみに…は本当にシュール。これが田口K。非常にロック。からの。しっとり曲の感想は下にまとめて。

さて、この時を待っていました逆上がり。瑞葵ちゃんのこの制服衣装を肉眼に焼き付けられる日をずっと待っていました(表現キモイ)。この日の主役のひななさんですが2曲目に移った瞬間にめっちゃでかいジャンプ決めててクッソ元気だったwwこの元気さがチームKのらしさというか、無意識にこのチームに求めてしまう要素だなと。楽しみにしてたからオンデマで覚えた振りコピをサビで。でも2番は全然違うんですね。あー楽しかった。

 

そんな楽しい逆上がりからのシリアスな転換。否定のレクイエムイントロのダンスをしてはけていく姿を見て、ああ瑞葵ちゃんはKの子になったんだな…もうチーム4じゃないんだなと、うれしいような寂しいような、切なさを覚えた。Kの子でした。

その汗は嘘をつかないはレッツゴーの曲ですね。まなずきがいて懐かしい。いや、むしろ今日はまなずきしかいないのか…(安田さん…)って感じですが、サビで運動差ながらにエイエイと四肢を動かすのは何だか当時の初々しい姿が重なりましたね。

 

エンドロールは劇場で観て良さがわかりました。あのこじんまりした空間、ダンスホール的な雰囲気が大事なんだと。そして湯本だわ。みんなダンスかっこいいんだけど、湯本だけ仕上がってオーラが違った。正直今までの劇場公演であまりこうだなという印象を彼女に持った記憶がないんですが、バキバキのダンスを見せる楽曲は本当にうまい。芯の通り方が違う。ダンスの芯。基礎の芯が固い。衣装の上着をちらつかせながら魅せるのもうまい。ありがとう湯本。

わがままな流れ星は蘭ちゃんとアユーで雰囲気が全然違うなあと。パフォーマンスにハキハキした印象があったあゆちゃんも、Kにくるとまた違って見えるのが不思議だ(周りがガツガツKすぎてるのだろうか←)。

愛の色で瑞葵ちゃん登場。これまでのバキバキダンスのKからの、繊細な衣装をひらつかせながら魅せるKにうまく切り替えられてる。

ここからが本当に観たかった劇場のセリ演出。愛の色ラストサビでセリが上がる。運よくよく見える上手側セリ、舞う瑞葵ちゃん。

レッツゴー研究生公演でもユニットでやった愛の色。その後のMCであやみんが呟いたことがあったのです。「愛の色の最後ってどうしてセリが上がるんだろうね」と。その場ではそれで話が終わってしまった(わかる子がいなかった)けど、その答えが5年越しに再現される時がきました。

愛の色アウトロ、上がったセリでひらひらと倒れていく瑞葵ちゃん。そして暗転。下がるセリの上で腕を泳がせると、抱きしめられたらの三人が中央セリから登場。

これです!!これ!!!劇場演出の真髄!!!

興奮で鳥肌が立った。これがずっと観たかったんだ…。よく見たら愛の色でセリが上がってるうちにステージ奥の黒いパネルから入ってきてセッティングしてるんだってことがわかるんだけど、そちらに気をひかせないほど惹きつけてくる楽曲とパフォだと思うんです。だからまるで魔法のように登場したような錯覚、神秘的な感覚になる。

抱きしめられたらって1番のセリの形、ソファーみたいになってるんですよ。両脇に肘掛けがあって。考えられてるよなあと、映像で感心していたものを肉眼でまじまじ観てしまいました。この曲でもエンドロールから相変わらず、羽織ものの肌けさせ方がお上手な湯本氏。清純を保つ田口・小林。私は佐藤夏希が歌う2番サビの歌詞が大好きなんですが、蘭ちゃんの歌唱でその歌詞の切なさがジーンと染みてきてちょっと泣いた。蘭ちゃんはお歌もうまいのね。この曲でありがちなエッチな方向に振り切れたりしなかったのは、田口・小林がティーンエイジャーだからだろうか。安心して見ていられる3人。令和でもこの曲を愛してくれてありがとう。

ところで、この抱きしめられたらのオチサビ(明日香歌唱)でアシンメトリーにセリを上げるのを考案したのは誰?天才なの? 何か意味のある形なのかはわからないけど、イントロで三人一緒に登場した妖精たちがそれぞれベッドの上で舞っているかのような…ね。プラトニックな、日本特有の美のようなものを感じた。Here in world famous Akihabara. These angels have come down to purform for you!!の魂を感じた。劇場公演という芸術。

 

「愛の色→抱きしめられたらをAKB48劇場の演出で観る」という、人生で成し遂げたいことを一つ成し遂げてひと段落つきたいところなんですが、ユニットパートはラスト、興奮冷めやらないまま虫バラへ。ええ瑞葵ちゃん出てくるじゃんもう休まる暇がねえ

逆上がり公演最強すぎんか?こりゃヲタクアガるわ。情緒が大変。

瑞葵ちゃんソロの虫のバラード。初日は初々しい感じがあったのが回を重ねるごとに逞しくなっていき、スタンドマイクをぶっ倒し、もがき苦しむ表情を見せるようになりました。歌詞を歌っているのですが、歌いながら全身で演じているようなパフォーマンス。決して力任せではない、表情がある歌唱。彼女がこれまで演劇やミュージカルの舞台で培ってきた全てが詰まっていたと思います。2番で上手の方へ歩いてきてくれるのですが、2Bメロで「何が真実?」と歌いだした途端に顔をゆがめて、声を震わせる歌い方をするもので、びくっと驚くほどの豊かな表現でした。そこからマイク倒したり、ステージに倒れこんだりするから、瑞葵ちゃんなりに歌詞に向き合ってたくさん研究して彼女の虫バラになっていったのだなと。

これまで虫バラは本当にいろんなメンバーが劇場のみならずいろんなコンサートで歌ってきたけど、同じ虫バラをできる人は二人といないだろうな。瑞葵ちゃんの虫バラ、好きです。この日とても素敵なものを観させていただきました。

 

MCを挟みまして、はいきましたフリマネおばさんのお時間です!(存在しない日本語)。フリしてマネしてがいつからか大好きになった私です。タイトル詐欺も甚だしい、切ない恋愛楽曲。いい表情をしますね瑞葵ちゃん。後半戦ってほんとこういう陰りのある曲平気でぶっこんでくるから大好き。「今日までの二人」で作るハンドサイン、人差し指と小指で、単純なピースじゃないのが深い。二人の距離を感じざるを得ないのが切ない。マジでK5thの演出家なんなの?天才なの?

続く海を渡れ!ではフラッグを持って登場。曲だけ聞いてると静かな感じがしますが、街角のパーティと併せて本当に盛り上がりますね。瑞葵ちゃんも楽しそうだし、ひななの盛り上がり方がすごくていちいち目を引く。なんと言えばいいのか「笑顔が大きい」んですよね、ひなな。お顔あんなに小さいのに。街角のパーティは楽しすぎて水しぶきが見えましたもん。いい歌。令和に響くいい歌。もっと知られてほしい曲がたくさんのK5th。

 

さて、1曲目の掌でしっとりで始まった本公演、本編ラストをしっとりと締めるファンレター

自分の中で、あるいは仲間内で閉じていたものが、劇場に立つことで外の世界とつながってファンからの言葉が届く、世界観が広がっていく感じ。Kらしい広がり方。一方で、掌のしとしととした穏やさから、時にステージ手前までかけてくるような衝動的な振り。世界が広がったことで喜怒哀楽さまざまな感情を手にしたかのよう。

いいなあ。劇場公演の味わい深さってこういう流れにあるのよね。

メンバーだけじゃない、小さな劇場の、客席のコミュニティーがあってこそ成り立つやりとり。秋元康が当時のKメンバーたちと誰だけ関わりどれだけ思い入れがあったか、AKB48の劇場公演への情熱が伝わってきます。

 

アンコールに入って、不義理が思いのほかよかった。「あの、人を探してる曲ね」ってことしか取っ掛かりがない曲でしたが、音源や映像で触れてる時には感じなかった魅力がステージにはありました。ダンスが意外と繊細で、その振りのひとつひとつを、丁寧に魅せる瑞葵ちゃんのパフォーマンスで観られたことでとても引き込まれました。

ハンパなイケメンまでくると既に逆上がり公演本当にありがとうございましたって気持ちになっちゃってるんだけど、そういえばこんな名曲ありましたねって感じでした。はい。歌いだしの「連れていかれたクラブは…」をイケボで歌唱する茂木さんがあまりにイケメンで笑ってしまいました。在籍10年、60thシングルで初選抜を果たした茂木さん輝いてました。YouTubeからその才能を開花させ始めて、ひとから見られてる意識がより一層高まったんだろうと感じた。しょうもない曲ですが、不義理とのギャップで笑顔で楽しそうにしている瑞葵ちゃんがよかったです。はい。

ラストのTo be continued...はメンバーの顔を見ながら聞く曲なのだなと劇場で観て思いました。歌詞のひとつひとつが沁みてきます。先に挙げた掌、ファンレターのしっとり2曲と同じく、でも明るい終わり方に「Kらしさ」がある。一日を振り返る、夕日に伸びた長い影を感じる曲。2番Aメロ歌う愛佳に、その言葉をそっくりそのまま届けたかった。焦らずゆっくりね。

 

そして最後に披露されたのは、元カレです収録の田口チームK楽曲Loss of time。いっきに令和。開演前の場内BGMがこの曲だったので、あまり聞いたことなかった私でもなんとなく体になじんだ状態で楽しむことができました。

 

そして私が楽しませていただいたのは、ひななさんの生誕祭。唯一のドラフト1期生現役メンバー。同期がいない不安の中、同じチームKでずっと活動してきた15期生の湯本さんと良い仲を築いているよう。湯本さん、私はあまり彼女を存じないのですが、被災地支援で訪れた東北の方々とも良好な関係を築いて、個人的に現地に行ったりもしていると聞く、大変アツい人です。

ひななも亜美さんも、チームKをよろしく頼みます。

そして蘭ちゃんの言う通り、「太陽だって泣いていい」のです。空の上でも太陽さんが泣けるように、疲れた時には彼女をかばう厚い雲になってあげてください。

あとこれは写真撮影の時ですけど、ひななの希望で8人一列で撮影っていうのは珍しくて興味深かったし、ひなな「アットホームな職場です」→茂木「やめなさい」でくっそ笑いました。楽しかったです。

 

何度か組閣をくりかえしてもチームKに”残る”人たち。ある程度固定されてきてて「おや?」と思ったこともありましたが、チームKに"必要な"人たちだったのですね。彼女たちが骨格になって、新しくKに来たメンバーたちを支えてKの色が出るのでしょう。

田口チームK逆上がり公演、絶対に絶対にまた入ります。本当に楽しい最高の公演、最高の奴らです。あえて奴らって言わせて。ありがとうございました!

 

 

 

 

*1:私はみんなが旧K旧K言ってるの好きじゃないですけど^q^←