優しかった気持ち

人がつくったものが好きです。AKB48劇場公演。

備忘録:AKB48 春コンサート2023~好きだ!と叫ぼう~【20230429 18:00- @ぴあアリーナMM】&チーム体制休止の件(2023年9月記)

備忘録とポエムです(2023/9/10公開)。

 

 

2023春コン@ぴあアリーナ

2列目という素晴らしい席を引かせていただきながらA7ブロックの上手最果てという、去年の武道館の悲劇再来。と思いきや、今回は袖のメンバー立ち位置が固定じゃないっぽくて、曲によっていろんなメンバーがきてくれたし、推しメンも結構きてくれて嬉しかった。大箱ライブでまともにレスをもらったのは初めてじゃなかろうか。

 

M01. 大声ダイヤモンド
M02. 重力シンパシー(Aメンメイン)
M03. フライングゲット(Kメンメイン、瑞葵センター)
M04. ポニーテールとシュシュ(Bメンメイン)
M05. 法定速度と優越感(4メンメイン)
M06. 君のことが好きだから
M07. 久しぶりのリップグロス
MC
M08. 夜風の仕業(柏木)
M09. 口移しのチョコレート(大森、佐々木、中西)
M10. 孤独なランナー(13期 岩立、北澤、篠崎、村山、茂木)
M11. 青くさいロック(15期)
M12. 蜂の巣ダンス(チーム8初期)
M13. 夢へのルート(チーム8二期以降 / フラッグBD 17期)
M14. Reborn(ドラフト1期・ドラフト2期・馬)
M15. 抱きつこうか?(16期)
M16. 大騒ぎ天国(ドラフト3期)
M17. Wonderful Love(17期)
 - VTR(18期)
M18. 言い訳Maybe(18期お披露目)
M19. あの夏の防波堤(17期・18期)
MC(18期自己紹介、17期・ゆいずきふたりはプリキュア
M20. LOVE修行(練り歩き)
M21. ハートの脱出ゲーム(練り歩き)
M22. ロックだよ、人生は…(練り歩き)
 - VTR(2023年に誕生したユニット2組の紹介)
M23. 寝たふり(お料理選抜デザート部)
M24. Wonderland(AKB48 SURREAL)
 - VTR(OUT of 48 審査パフォーマンスとかの映像)
M25. Your super girls(AKB候補25人+一般候補23人)
 - MC(一般候補23人自己紹介、永野・柏木)
M26. 元カレです
M27. 摩天楼の距離
M28. 回遊魚のキャパシティ
M29. ファーストラビット(撮可タイム)
M30. Everyday、カチューシャ(撮可タイム)
M31. サステナブル(撮可タイム)
M32. 根も葉もRumor(彩希センター)

EN01. どうしても君が好きだ
EN02. DaReDa
EN03. 10年桜
 - MC&VTR(2023年秋より16人公演復活、チーム体制休止(正規&研究生体制へ)、現行チームのコンサート実施発表(2023年8月))
EN04. オネストマン

 

このブログを書くためにVRスクエアの会員登録をし続けている(観てるとは言ってない)ので、丁寧に書こうと思えばいくらでもできるんですがまあいつものように、覚えておきたいことを感想として書き留めていきたいと思います。

まずこの日の2023年春コンは、AKB48のコンサートに携わるのが初めてのスタッフ陣だったそうです。私はそれなりに楽しめましたと思いますが、疑問に思う部分もあったし、メンバーからの裏エピソードを聞くとなんだかなあと感じることもあった。

 

オープニング全体曲

オープニングは全員で披露しながら、ステージでメインでパフォーマンスしているのはチームごとというのはうまい組み方だなぁと。選曲ははてなだったけど、法定速度はなる4コールで盛り上がってたのでいいとしましょう。あとフラゲの瑞葵ちゃん美しかったのはきちんと見えたからよし。

 

ユニット

柏木さんの夜風の仕業を生でかつ劇場公演と同じフルサイズ拝聴するのはこの時が初めてだったかもしれん。謎のベッド横になる演出などあったが最初から最後まで素晴らしい歌唱だった。ビジュアルも完璧。ありがとうございました。

12期&智代梨が出てきて、これは期ごとに1楽曲来るんだね?と察するユニットパート。

今がサブステだから13期はおそらくメインステージから出てくるだろう。RESETかな?高いステージもあるしTDC13期公演がフラッシュバックする。そんな想像を裏切って流れたイントロは孤独なランナー。私爆上がり。あなたたちほんと王道突いてこなくて最高だな!!!(凄い褒めてる) 抱きつこうか?の久しぶりの16期コールはこの日一番と言ってもいいくらい大きかったですね。

 

練り歩き

と楽しい部分もあるものの、チーム4に縁のある楽曲、練り歩きに組み込まれまくってるのはなんでなのか?ライブで普通に盛り上がる曲だと思うんだけどセンス大丈夫か?と思ったのも本心。

ハートの脱出ゲームでは、彩希ちゃんが柵の向こうを通過するのを後ろからあやなんがひょこひょこ追いかけてるのが可愛かったです。最前列のエイターの皆さんにより完全に透けた私ですが、最後に「AKB!」を「チーム4」でやってしまったあやなんに突っ込む彩希ちゃんが大画面に映し出されるのを見てこれがヲタクの幸せだと感じました。ロックだよ、人生は…のイントロがかかった瞬間隣のお兄さんがうおおおって沸いてたので多分仲間(誰推しかわからんかった)。以上2曲が練り歩き。なんだか勿体無い。

撮可タイムは振り返ると3曲もあってちょっとよくわからなかったですね。

 

根も葉もRumor

本編ラストはセンター彩希ちゃんの根も葉もRumor。かっこよくて大好きな曲なのでそれはもう楽しませていただいたのだが、本編最後ということもあり披露後に彩希ちゃんから「ありがとうございました!」の号令。とても気持ちよかった。

岡田さんの卒業が決まって以降根も葉もはもうやらないでほしい等々の過激な意見も散見されたので、まず根も葉もRumorを遠慮せず披露してくれたこと(遠慮する必要がそもそもないんだが)、このダンスがかっこいい楽曲のセンターポジションに彩希ちゃんがいること、AKBの大箱ライブの締めのありがとうございましたを彩希ちゃんが言ったこと、全てが嬉しかったです。頭を下げた後、はけ側に客席に手を振る景色に、ああこの景色をずっと見てみたかったかもしれないって思いました。そして相変わらず捌けるのが早いのが村山さん。そういうところも好きです。

 

 

 

チーム体制休止の件(2023年9月 記)

さて、せっかく楽しくてホクホクした気持ちだったところに「16人公演復活」と「チーム体制休止」という急にとんでもない大きなお知らせ。これは今かなりでかい分岐に立っているのでは?と冷静になり頭痛に陥る帰り道。開いたTLは十人十色のツイート(基本的にはネガティブな意見)。メンバーまで反対意思を表明していたり。…ふむ。

 

以下ポエム。

 

1期が始めたチームA、それに半ばライバルみたいな温度感で始まった2期のチームK、そこに少し時間が空いて2007年に加入した3期によるチームB。チームBはA・Kから発足が空いたことから1,2期生を特に先輩視していて、そこから「妹的存在のチーム」と。

ここまでで劇場入口ネオンに掲げられている「48 GIRLS」は達成されたのだが、それ以降も全盛期のAKBはオーディションを繰り返し、メンバーが増えて当時の若手メンバーでチーム4が新生されたのは2011年。発表は「見逃した君たちへ」僕の太陽公演のTDCホール。そしてトヨタスポンサードという異例の形で発足したチーム8は、2014年からの9年の歴史に2023年4月30日に幕を下ろした。

A,K,B,4。チームという形だけを受け継いで活動してたとも取れる。発足時のキャラクター付け「妹っぽいB」?「フレッシュな4」?そして後々に当時(おそらく2009-2010頃まで)を見て「体育会系」なんて言われるようになったK。

そしてチーム4が人気チームとしての地位を確立してからずっと思っていたこと。4にはオリジナル公演がない。だから新公演を始めます!となった場合の演目選びがかなり不自由する。他チームと被ってはいけないけどA,K,Bが何を選ぶかにも左右されただろう。ここ数年を振り返るとAKBのどこにも属さないひまわり組、SKE、アルバム楽曲公演というイレギュラーな公演が続いていた。私の推しはずっとチーム4だから、もっといろんな演目を見たいと思ってもアンダー制度も廃止されたままで自分のチーム公演と特別公演(僕の太陽とか)にしか出られない。なんとまあ、だるい呪縛。と思っていた。

 

そんなのにとらわれる必要はないんですよ、当初コンセプトは当初のものなんだから2023年の今それは呪縛といっても過言ではないものになってしまってるんじゃないだろうか。

2009年初めての組閣の実施の際にも、チームKのチーム的な依存が指摘されたこともあった。そのチームであることにアイデンティティを求めるメンバー、それに安心しきって向上の姿勢が認められないメンバーがいるというのも正直思っていた。村内で静かにスキャンダルで叩かれてるメンバーもいた。そういうメンバーに限って、ステージに立っていても輝いてなくてただただ"だれて"しまってるのも正直な感想だった。

そのチームでいることのアイデンティティは今、もはや過去の栄光や憧れに基づいたものになってしまってるんじゃないだろうか。レーベルがキングレコードからユニバーサルに変わるという大きな変化を経て、それを実行するならタイミングとして今しかなかったのかもしれない。言い方を選ばずにいうと「向上心を忘れてぬくぬくしてるメンバー」を冷徹に切っていく作業は、大所帯のグループでは必要なのだろう。昔から一斉卒業というタイミングは節々であったし、それがいいことか悪いことかはわからないが、そうして代謝を繰り返してきたグループであることは確かなので、手放しで批難することは私にはできない。

 

でも一方で、倉野尾4はもっと見ていたかったし、逆上がりもまた入りたかった。もっと観たかった。気になるあのメンバーのパフォーマンスを、この先の成長をもっと見てみたかった。もちろんそういう思いもある。だからそういう点で「どうしてこの子も"切ってしまう"の?」という苦い思いはある。

いい部分も悪い部分も思い浮かぶ。でもスクラップアンドビルドの気持ちで考えると、古い体制をぶち壊して挑戦しようとしているAKBは、AKBらしいと思ったりもする。

 

2023年8月の現チームラストコンサート後も、劇場公演のみならず動画配信などでも卒業発表は続く。20人以上。

ただしここで誤解してはいけないのは、メンバーの内訳としては8メンバーが多いということ。チーム8と現兼任チームでの活動が終わるタイミングで「卒業」を選択する8メンバーが多い模様。だから「みんなAKBをやめていく」という印象の半分は、チーム8休止の影響が大きいということ。この内訳は忘れずに留めておきたい。

2023年内に卒業発表したAKBメンバー(2023.9.10時点。下記ページ参照)
https://akb48-blog.net/graduate-2023/

向井地A【2人】(中西・道枝)
田口K    【5人】(市川・小林・山邊・湯本・茂木)
浅井B    【3人】石綿・北澤・永野)
倉野尾4【4人】(大森・岡田梨・佐藤妃・多田)
チーム8【15人】(本田・髙橋彩香・奥原・上見・吉田・坂口・高岡・吉川・歌田・川原・左伴・清水・藤園・平野・濵)

 

寂しいことではあるが、悲しいことではないと信じたいと私は思っている。

運営からメンバーたちへの「圧力」があるのでは?という憶測も飛び交ってる。そうかもしれない。けどわかってる確かなことは「あのメンバーは卒業する」ことと「AKB48のチーム体制が停止されて変わっていく」ことだけ。それ以上でも以下でもない。チーム8活動停止が決まってからこうなる未来は予想できてた(予想を超える人数ではあるかもだが)。

我らが推しメンの同期である13期からも、外仕事の舞台で大活躍している早紀ちゃんが先日9月5日に卒業していき、地道に人気を出して選抜入りした茂木さんは卒業発表して控えている。

各チームの千穐楽公演は10月に決まっている。その後の10月22日には武道館で新体制コンサートが行われる。

 

さて、どうなるでしょうか。見てみないとわからないから、私はこれからも推しと劇場公演を軸にしてAKB48をみていきたいと思います。