優しかった気持ち

人がつくったものが好きです。AKB48劇場公演。

映画「ガールズドライブ」先行プレミア上映舞台あいさつ【20231102 15:45-@TOHOシネマ錦糸町】と今日という日のポエム

映画「ガールズドライブ」&舞台挨拶を観に行ってまいりました。先月に静岡で開催されたのに続き、東京での先行上映とキャストご挨拶です。

 

監督が「映画は上映開始の3日間が勝負」と仰っていたことから何か感想を残したいと思ったのですが、ネタバレをあまり気にしない故うっかり書いてしまう可能性がありハッシュタグツイート(X)は怖いなと思ってブログに書いてURLリンク貼ることにしました。

目次は以下の通りです。

ネタバレ注意で書いていこうと思いますが、うっかりネタバレやらかす可能性もあるのでこれから初見するのを楽しみにしてる!っていう方は閲覧ご注意ください。目次を出しておきますのでご確認の上でお願いします。

映画「ガールズドライブ」先行プレミア上映舞台あいさつ【20231102 15:45-@TOHOシネマ錦糸町
当記事の目次

 

公式の完全教本で得た知識

『映画 ガールズドライブ完全教本』(東京ニュース通信社)はビジュアル本かと思ったんですが、その実はビジュアルブック&キャラ設定の解説のほか、AKB出演メンバーそれぞれ個人のインタビュー&みんなでの対談が載っている充実の内容だったので、割としっかり読んでいきました。私はAmazon限定表紙のものを買いました。

作中で明言されるわけではない設定もこの本で網羅できたところあります。「どうして?」と思うことがあれば、この完全教本に説明されてるかもしれません。

あとはこの教本に限らずですが、公式SNSが発信してる写真とか、映画のエンドクレジットのオフショット写真を見ると「こんなカットなかったよな」ってものも多くあるので、実際に映画中で使われている以外にもいろいろと撮影されていたんだろうなと、やや短めの上映時間から思った。もし没になった未公開シーンとかあるならいつか見てみたい。

 

 

出演者&監督による舞台あいさつ(20231102@TOHOシネマ錦糸町)備忘録

舞台あいさつ@錦糸町の登壇キャスト

小栗有以、山内瑞葵、倉野尾成美、山﨑空、久保姫菜乃(AKB48)/水野勝、近藤雄介若林拓也鈴木Q太郎ハイキングウォーキング
監督:宮岡太郎
司会:(ごめんなさいお名前を忘れてしまったけど撮影中になるちゃんにかき氷を買いに行ってくれた制作スタッフさん)

 

プレミア上映も舞台挨拶も行くの初めてだったんですけど、上映後に挨拶があるんですね。先にやると思ってたけど、映画の内容の話とか制作側はしたいだろうし考えてみればそりゃそうか。

 

舞台あいさつ備忘録

  • ゆいゆい:最初はあまり接点のないメンツだったので不安だったが撮影を通じて絆が深まった。(※決して不仲だったわけではない)
  • ゆいゆい:小春を演じるにあたり、何か一つを夢中になって推す経験をしたことがなかったのでメンバーを参考にした。その名も大盛真歩ちゃん。
  • ずき:猛暑の中で台風が近かったりもしたけど、天気の様子を見ながらみんなで乗り越えた。みんなの中で一番日焼けした。
  • なる:撮影中すごく暑くて「暑い!」っていうのがもう声に出てしまうくらい。ただそれを聞いていたのか気を利かせたスタッフさん(今日の司会者)がかき氷を買ってきてくださったけど、撮影が押してしまったので真ん中にちょっと氷が残ってるくらいまで溶けたかき氷をみんなで食べた思い出。
  • そらら:いつもニコニコしてる自分とはギャップがある役だった。普段は本も読んだりしない。
  • (ブログ主の感想)水野勝さん、前にFFさんが推してたグループのイエロー担当の方だ!!!!(グループ名は出してなかったので私もあえてググらない)
  • 男性キャストさん(お名前失念すみません):僕らは基本2日のとても短い中での撮影。今年の夏は夏らしいお出かけをしなかったけどこの映画撮影で海に行けた。AKBメンバーの皆さんは本当に過酷なスケジュールの中で撮影されていた(賛辞)。
  • 水野さん:控室が海の家の2階だった。俺たち3人と久保ちゃんが一緒になってしまってちょっと申し訳なかった。話してみると、久保ちゃんが小栗さんときちんと話したことがないということを知った。背中を押した結果、その後の撮影で待機が車内になった時に、久保ちゃんが勇気を出してゆいゆいの隣の席に座り話をしていた。僕が背中を押した。(ゆいゆい:「知らなかった。そうだったんですね!」、司会者:「水野さんは以前グループで活動していたこともあってそういう気遣いもできるんですね」、水野さん「なので後輩を気にかけてあげてください!!」)
  • 監督:撮影が夏で期間もとても短い中、AKBメンバーの皆さんの「集中」をとても感じた。しかも台本のセリフはしっかり頭に入っているし、撮影中にここをこうしてほしいと伝えた時の「修正力」も素晴らしかった。
  • Q太郎:司会から「鈴木さんについてはどうでしたか?」の話になってから舞台あいさつに途中入場。なるずきの間に入ってなるからマイクを取る。「(今日は)SNSでチェックしてやるって聞いたからきました」とコメント。撮影では監督から「そんなに意識して演技しなくて大丈夫です。普通に演じた方が気持ち悪いので(いい意味で)」とアドバイスを受けた。

…のような具合で登壇キャストの皆さんが和気藹々とトークした後で、取材用のフォトセッション、映像撮影があり終了しました。卑弥呼様ー!もやってました。

 

映画「ガールズドライブ」の感想箇条書き(ネタバレしないように善処はしてる)

  • 上映時間75分くらい
  • 小春(ゆいゆい)が不憫で仕方がない。けどもしラジオDJが現実にいたら大なり小なり炎上案件だったと思うから安心してほしい
  • 由佳と演じるずっきーのギャップ凄まじくてぜひ打っていただきたかったし、映画観たずきちゃん推しきっとそう思う。蹴られたいに引き続き打たれたい。
  • 歩美役のそららの演技が想像より自然で素敵だった。セリフで多くを語らない役の分、教本で得た知識で背景が読めた。プールでそれはもう泳ぎたかっただろうなと思うとほっこり。
  • 「れなぱ(なるちゃん)と学ぶ青少年のSNSとネットリテラシー講座」といっても過言ではない表メッセージ。そんな玲奈の考え方が、旅を通じて変わっていくのが好き。
  • イエローの車に乗って ワクワクする分 近くなる
  • COZIがキモい(褒めてる)
  • 作中一番の笑いを掻っ攫っていく由佳ちゃんとみんなが大好き
  • 高校生の少女4人と静岡〜東京による美しすぎる環境映像
  • 歩美めっちゃ大事な役。ありがとう好き
  • 小春が陸上部っていう設定の理由が最後にスッと理解できて好きだった
  • まさかのエンディング。設定がどれもいわゆる"伏線回収"されていて、4人が一緒に旅をすることに運命を感じられて良き。
  • 瑞葵ちゃんの演技がとにかく秀逸。傷ついた時の気まずそうな、でも泣いちゃダメって堪える感じ、(イーリスの時によくみた)小馬鹿にして鼻で笑うようなキレそうな表情とか、とても繊細。とても。黒髪おろしウェーブ感謝。ビジュアル最高。人類最強。人類の1軍。そんな完璧な彼女(由佳とも瑞葵ちゃんとも言える)もすべての女の子と同じ悩みを持ってて、同じように愛情を求めてるということ。キャラの性格自体は真逆だけど抱えていることは共通していることだろう。沁みる。
  • 完全教本インタビューでみんなが印象に残ったというシーンが「ああ、ここのことか」っていうタイミングでくる。予告編からは想像させない工夫が見えて不意をつかれた。よき。
  • そういえば公式Twitter(X)がオフショットとして投稿していた美しい瑞葵ちゃんの写真(傘さしてる)はシチュエーションなかったな。あれ本当にオフショットなのか、カットになったシーンか。いずれにしてもいい表情してる。

 

2023年11月2日の感想と締め

今日はそんなこんなで映画「ガールズドライブ」を楽しませていただいたわけですが、錦糸町から3駅先の秋葉原AKB48劇場公演は僕の太陽公演があり、終演直前のMCで篠崎彩奈さんの卒業発表がありました。

 

先日の個別握手会では村山さん、篠崎さん、山内さんにつづく新しい山こと山﨑空さんに初めましてで行ってみたり*1、星空かわいいし研究生始めるか?って思ったり色々あったんですが、それって「今の推しが卒業していなくなった時の保険をかけてる状態」みたいで複雑な気持ちになりました。13期の彩希ちゃんとあやなんは好きになって推して、もう四捨五入すると5より10の方が近いくらいの年数になっております故そんなことも考えてしまいます。人生の半分以上グループのアイドルさんを推してるとこうなります。*2

 

「ガールズドライブ」に出てくる高校3年生の小春は、中高の青春時代の全てを陸上部の厳しい練習、周囲からの期待のプレッシャーの中、応援していた男性アイドルグループに元気をもらって頑張って部活に励むことができていた。それを解散という形で失ったことにショックを受け、それを相談したラジオのパーソナリティにオーバーキルされる。でもそれは映画の中に出てくる表現でいえば、小春の人生の全てなんですよね。18歳にとってはそれこそ失い難い大きな存在だったことでしょう。

そんな物語を観た後のあやなんの卒業発表だったので、アイドルヲタクとして生きている私は「まあ汚れた大人になってしまった…」という感想を抱くことになった11月2日の夜でした。映画の4人の高校生のように純粋に傷つくことは大人になった私にはもうできないかもしれないけど、無防備な好奇心とまっすぐで透明な愛情がどこかにかけらでもまだ残っているなら大切にしたいと思う。

 

 

今日のところはこんなところでしょうか。あとは内容とか展開にもっと踏み込まないと書けない感想が多いので、これはきっと映画公開後に別の記事で書くことになりそうです。

舞台あいさつで話を聞いて見落としたことなどもあったので、また映画館で楽しみたいと思います。11月10日(金)公開です。皆さん楽しみましょう。

製作陣の皆様、キャストの皆様、素敵な作品をありがとうございます!

 

 

公式サイトURL

www.girls-drive.com

 

 

※サムネ用に横長にしたかったのですが自分で持ってるもので急ぎ撮ったらこんな寄ってしまうへたくそ主で申し訳ありません;;;

*1:たまたま今回初めてそららの券をとったけど、4年ぶりの握手会復活のタイミングだったのは偶然で幸運でした。

*2:「推しは変えるのではなく増やすもの」って本当で、自分が歳をとったのもあると思うんだけどAKBってみんな魅力的でかわいいの。だから新しく入ってきたメンバーさんでいいなと思った方々のことも公演追ったり握手いったりするけど、「私の推しになる人」って軸は自分の中にきちんとあるから、その軸にマッチする子はいないかな?っていう気持ちなんですよね。決して闇雲に増やそうとしているわけではない、私の場合……と、汚れた自分から目を背けようとしてるような気分にもなる。こんなこと書いてたらキリがないのでこの辺りにしておこう。ついでに註釈表示にしておく。